学校ブログ

第1回恵山中学校ECS会議(学校運営協議会)を行いました。

 先週25日(木)に今年度第1回目のECS(恵山中学校コミュニティ・スクール)会議を開催しました。函館市では平成28年度から市立学校にコミュニティ・スクール(学校運営協議会)を設置しています。(函館市立学校の学校運営協議会に関する規則はこちら→函館市立学校の学校運営協議会に関する規則.pdf) この規則の第2条にある「保護者,地域住⺠等の学校運営への参画,支援および協⼒を促進することにより,学校と保護者,地域住⺠等との間の信頼関係を深め,学校運営の改善や児童生徒の健全育成に取り組むものとする。」という目的に沿って本校でも設置し、委員の皆様に学校運営についてのご意見をいただく場としています。

 年度の1回目は「学校長の学校運営基本方針の承認」を中心に進めることとしており、25日の会議でご承認をいただきました。また、今年度のECSの組織と運営についてもご確認いただきました。(実施要項、委員名、グランドデザインについてはこちら→ECS実施要項、委員、グランドデザイン.pdf

 意見交換の中では、地元の切実な声として、生徒数減少への心配と中学校卒業後の高校への通学が不便(バス便数、バス代やバス時刻等)なことについてのご意見をいただきました。本校だけでは難しい問題でもあるため、関係機関へ地元の声としてあげていきたいと思います。

 また、恵山教育事務所の木戸所長から「恵山文化祭(11月2日予定)」と「認知症サポーターズ養成講座」への協力依頼がありました。毎年学校としても参加・受け入れしている行事ですので、今年も協力していきたいと考えております。

※会議の写真を撮り忘れました。写真なしの文面だけの紹介となり、申し訳ありません。

生徒総会へ向けての取り組み(パート2)

 先週26日(金)に、生徒総会(5月1日)に向けて各委員会が行われ、活動内容や学級審議で上がってきた質問や意見について話し合いました。委員長と副委員長が前に立って話し合いを進行したり、各学年で話し合ったりしながら、活発に活動していました。恵山中生徒会会則の第2条に「本会は学校生活において生徒が自治活動や学校行事に意欲的に参加し、よりよい学校生活を築くことを目的とする。そのために必要な事柄は、生徒自ら提起し、協議の上決定し、実行する。」と定められています。この目的の通り、本校生徒が生徒会活動を通して「自治」を実現できるよう、教職員も支援していきたいと思います。

4月26日 代議員会4月26日 学習委員会4月26日 保体委員会

 

 

 

 

 

 

4月26日 生徒会執行部 

生徒総会へ向けての取り組み

 5月1日(水)に行われる予定の生徒総会に向けて、昨日、各学級で議案書についての審議が行われました。下の写真はその様子です。(2年生のみ、話し合いが終わって学級目標をつくる作業の写真です。)生徒会活動は学習指導要領の中の特別活動の1つとして位置づけられており、「異年齢の生徒同士で協力し、学校生活の充実と向上を図るための諸問題の解決に向けて、計画を立て役割を分担し、協力して運営することに自主的、実践的に取り組むことを通して、(中略)資質・能力を育成することを目指す」ことを目標として行われます。恵山中では29人という生徒数のため、全員が生徒会の委員会に所属し、全校体制で取り組んでいます。昨日の学級での審議で出された質問は、5月1日の生徒総会で代表が質問し、執行部や各委員長が答弁します。9月までの前期の活動について、しっかり議論してほしいと思います。なお、参考資料として議案書のファイルを貼り付けましたので、ご覧ください。→R6 生徒総会 議案書.PDF

4月25日 学級審議(1年生)4月25日 学級審議(2年生)4月25日 学級審議(3年生) 

学校の環境整備について

 昨年の夏は「酷暑」で、本校でも登校時間を調整するなどの対応を行いました。今年の夏も長期予報では暑くなるという見解のようです。函館市教委では夏の暑さに備え、市内の各小中学校にエアコンを整備する事業を進めています。今年度は保健室にエアコン(一般的な天井近くに設置するもの)を、普通教室に2~3台のスポットエアコン(移動式で床に置くタイプ、または窓に設置するタイプ)を設置する工事を行います。6月末~7月初には設置する予定です。なお、来年度は一般的な天井近くに設置するエアコンを各教室に設置し、今年度設置するスポットエアコンを特別教室等へ移設する予定となっています。写真は職員室の天井付近に設置されたエアコン電源盤です。

4月25日 エアコン電源盤 

 

 

 

 

 

 

また、先日、玄関前の松の木にカラスが巣を作っていました。本校の職員が見つけ、完成前に用務員が撤去しました。完成して卵を産んだり卵がかえってしまうとカラスが付近を通行する人間を襲ったりするため、早めに撤去しました。今はカラスの巣作りの時期ですので、十分に気をつけたいと思います。

4月25日 カラスの巣4月25日 撤去した巣 

二者(保護者・教職員)懇談を実施中です。

 22日(月)から本日までの3日間、二者懇談が行われています。保護者の皆様にはご多用のところご来校いただき、ありがとうございます。コロナ禍以前は多くの小中学校で家庭訪問が行われていましたが、最近は保護者・教職員の双方に負担感が大きい家庭訪問を廃止し、一定の期間の中で保護者の都合の良い日時で学校に来ていただき、担任と情報交換を行う懇談会を実施する学校がほとんどです。本校では4月、9月、12月の3回実施する予定です。二者(保護者・教職員)懇談は家庭と学校の連携を深めるという目的のもと、生徒の学校での様子、家庭での様子や保護者の考え、要望などについて話し合います。二者懇談の時以外でも、ご不明・ご心配の点がございましたら、いつでも本校へご連絡・ご相談いただけると幸いです。

4月23日 二者懇談(1年生)4月22日 二者懇談(2年生)4月22日 二者懇談(3年生) 

昼休みと授業の様子です。

 下の各写真は19日(金)の昼休み(図書室、SB教室)と各学年の授業の様子です。

 図書室は学校司書の金谷さんが本校に勤務する水曜日と金曜日に開館しています。写真では南部谷先生が借りたい本を、金谷さんのアドバイスで委員の泉さんがバーコードを読み取って手続きしている様子です。またSB組では1年生の泉さんと吉崎さんが仲良くタブレットの操作をしていました。

 1・2年SAB組は佐藤先生の数学、1年A組は髙木先生の英語、2年A組は玉野先生の数学、3年生は坂井先生の体育の様子です。体育はこの時期に体力テストを行っており、この日の3年生はシャトルラン(20メートルの間を往復する持久走。何往復したらゴールというわけではなく、徐々に早くなる時間内に往復し続け、間に合わなくなったところまでの往復回数が記録となります。)にチャレンジしていました。

4月19日 昼休み図書室4月19日 昼休みSB組4月19日 1・2年SAB組数学

 

 

 

 

 

 

4月19日 1年A組英語4月19日 2年A組数学4月19日 3年体育 

15日(月)に授業参観・PTA総会・学級懇談会を行いました。

 15日(月)に今年度1回目の授業参観・学級懇談会およびPTA総会を行いました。時節柄、何かとご多用の中、本校へ足をお運びいただき、ありがとうございました。先週いっぱいは8日(月)の始業式・入学式を始めとした行事等が続き、慌ただしい1週間でしたが、2週目に入った今週は通常の授業がスタートしています。1年生も中学校の雰囲気になじんできて、良い表情で登校してくれています。

 15日(月)は週の初めでしたが、生徒は教室の後ろに保護者の皆さんがいる中でも、ほぼいつも通りの雰囲気で授業に臨んでいました。参観の授業は全クラス道徳の授業を公開しました。

4月15日 授業参観3年SA組4月15日 授業参観1,2年SAB組4月15日 授業参観1A組

 

 

 

 

 

 

4月15日 授業参観2A組4月15日 授業参観3A組

 

 

 

 

 

 

 授業参観後はPTA総会(写真はありません)が行われ、昨年度の活動および今年度の活動について審議と承認をいただきました。その後、引き続き各教室で学級懇談会(3年生は修学旅行説明会と懇談会)を行いました。

4月15日 学級懇談SA組4月15日 学級懇談SB組4月15日 学級懇談1A組

 

 

 

 

 

 

4月15日 学級懇談2A組4月15日 学級懇談3A組 

 

生徒会役員・委員の認証式と第1回専門委員会を行いました。

 昨日16日(水)に、前期生徒会の役員および委員の認証式を行い、その後、専門委員会が開かれました。昨年度までは、生徒会執行部の他に4つの委員会(代議員、学習、保体、放送)をおいていましたが、生徒数の減少に伴い、3月末の臨時生徒総会で規約を改正して放送委員会を廃止し、今年度から3つの委員会となりました。本校の委員会は代表制ではなく、全員がいずれかの委員会に所属して生徒会活動に携わります。昨日の委員会で前期の計画を審議し、学級の議案審議、第2回の専門委員会の答弁作成を経て、5月1日に生徒総会を行う予定です。

 認証式では生徒会執行部を校長から、専門委員を生徒会長の松本さんから、それぞれ認証書を手渡しました。校長からは前期スローガンの「自他尊重」と生徒会活動の関連について、「自=自分の役割を果たす」+「他=学校生活をよりよくするための活動」と、両方の尊重を大切にという話をしました。専門委員会では、さっそく活発でわきあいあいとした話し合いが行われていました。

4月16日 認証式①4月16日 認証式②4月16日 専門委員会(生徒会執行部)

 

 

 

 

 

 

4月16日 専門委員会(代議員会)4月16日 専門委員会(保体委員会)4月16日 専門委員会(学習委員会) 

4月11日(木)道徳授業の紹介

 昨日の授業参観では、全学級が道徳の授業を行いました。おそらく保護者の皆様は、中学生時代に現在の教科としての道徳の体験はされていないことと思います。現在の道徳の授業は「特別の教科 道徳」として2019年度から全面実施が始まりました。教科書が支給されての授業は今年で6年目を迎えます。道徳の授業では22の内容項目を1年間で学習します。→22の内容項目はこちら中学校道徳22の内容項目.jpg

 今年1回目の道徳授業は11日(木)に行いました。このHPでは毎回とはいきませんが道徳の授業について、(1)内容の概略、(2)教師の思い・身につけさせたいこと、(3)生徒の考え・感想について授業の写真とともに紹介しています。文章量が多めになりますが、ご覧いただけると幸いです。

1年A組、1・2年SB組道徳「サッカーの漫画を描きたい」
◯内容項目…A主として自分自身に関すること-4希望と勇気、克己と強い意志
◯内容の概略
 サッカー漫画「キャプテン翼」の作者、高橋陽一さんのお話。高校3年生で漫画家になろうと決心し、プロの漫画家のアシスタントとして採用された。その仕事を続けながら自分の漫画を描いては出版社に持ち込んだりコンテストに応募しても結果が出なかった。5本目の作品で初めて入選を手にしたが、当時は野球漫画全盛時代で、サッカー漫画はヒットしないといわれていた。デビュー間もない髙橋さんも連載打ち切りの危機が迫りつつあった。締切まで時間のない中、ほとんど書き終えていたキャプテン翼の第4話を描き直し、主人公の翼に「オーバーヘッドキック」の技を披露させたことで人気が徐々に上昇し、漫画家としての自信が生まれた。
 キャプテン翼を読んでプロのサッカー選手になる夢をもち実現した選手は日本国内や海外に大勢いる。サッカー漫画を描いてきた私(高橋さん)にとって、これ以上の喜びはない。私も大空翼とともに、これからも努力し続けていきたい。
◯武内教諭(1A担当)の思い、考えさせたいこと
・夢をもつことの大切さ
・目標に向かって希望をもって努力することの大切さ
◯立花教諭(1・2SB担当)の思い、考えさせたいこと
・目標があるから努力できるのだという意識のもと、自分の生活の中で小さな目標を立て、それを達成する経験を積み重ねる態度を身につけさせたい。一言にまとめると「夢や目標をもつことの大切さに気付いてほしい。」
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・努力するためになにかしらこれをやりたい!これが好き!努力は簡単じゃないと思う。わたしも出来てないから。
・努力するためには、あきらめない意識、夢をもつことが必要だと思った。もしも自分が高橋さんの同級生だったら、応援しながら自分は自分の目標を見て歩んでいくと思います。

4月11日 1A道徳①4月11日 1A道徳②

 

 

 

 

 

4月11日 12SB道徳①4月11日 12SB道徳② 

 

 

 

 

 

 

2年A組、3年SA組道徳「自分の弱さと戦え」
◯内容項目…D主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること-22よりよく生きる喜び
◯内容の概略
 車椅子テニスでパラリンピック金メダルを4個獲得し、2023年に世界ランキング1位のまま現役引退した国枝慎吾さんのお話。野球少年だった9歳の時に脊髄の腫瘍のため車椅子の生活となった。11歳で車椅子テニスを始め、パラリンピックに出場するまでになったが、メンタルの弱さが課題だった。そんなときに出会ったオーストラリア人メンタルトレーナーのアン・クインさんから「これからは自分が世界一になりたい、じゃなくて、世界一なんだと言い切る練習をしなさい。」と言われた。選手用レストランで「オレは最強だ!」と叫ぶことを命じられた。このことで何かが吹っ切れた気持ちになり、行動が変わり始めた。そしてジャパンオープン、全米オープンで優勝し、世界ランク1位になった。1位になっても自分自身はまだまだ未熟、もっと自分を鍛え、もっと強くなれると思った。負けが続いた時「自分が弱いんだ。自分の弱さと戦え。本当の対戦相手は自分だということを忘れるな。」と自分を叱っている。
◯髙橋教諭(2A担当)の思い、考えさせたいこと
・「弱さと戦う」がテーマであったが、「弱さ」が悪いものではなく、強さへの一歩として否定せず、向き合うことで自分の力になることを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・自分の弱さはたくさんあったけれど、弱さと向きあえるようになってきて、今回の道徳はしっかり考えられることができて良かった。
・自分で思っていてもなかなか動けないことが弱さだと思った。でもその弱さが今後強さに変わる一歩だと思った。

4月11日 2A道徳①4月11日 2A道徳②

 

 

 

 

 

 

3年A組、3年SA組道徳「風に立つライオン」
◯内容項目…D主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること-22よりよく生きる喜び
◯内容の概略
 教科書に掲載されているのは、シンガーソングライターさだまさしの作詞作曲による歌の歌詞。東京に恋人をおいてケニアのナイロビの診療所で患者に向き合う「僕」が、東京の恋人にあてた手紙という設定。「診療所に集まる人々は病気だけれど 少なくとも心は僕より健康なのですよ 僕はやはり来て良かったと思っています 辛くないといえば嘘になるけど しあわせです」そして「空を切り裂いて落下する滝のように 僕はよどみない生命を生きたい キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空 僕は風に向かって立つライオンでありたい」
 この詩の後に、主人公のモデルとなった医師の柴田紘一郎さんについて紹介されている。アフリカのケニアの病院で献身的に働いた柴田さんたちの医療支援活動は、現在のケニア医療の発展につながっており、この活動から、さだまさしが想像を膨らませて詩を書き上げた。
◯玉野教諭(3A担当)の思い、考えさせたいこと
・志のために、たくさんの困難を乗り越えて活動している人がいること、その大変さと大切さ
◯佐藤教諭(3SA担当)の思い、考えさせたいこと
・「僕」の生き方をまねするのではなく、よりよく生きようとする考えの根底には何があるのか、何が重要であるのかを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・今日やって思ったことは、わざわざ日本からケニアに行き人を助けるという行動にとても感心しました。
・柴田さんは日本に恋人を残してケニアに行きながらも、そのケニアでたくさんの人を元気にしたり、治したりしていてすごいと思いました。そして困難を乗り越えるために必要なことも学べました。

4月11日 3A道徳①4月11日 3A道徳②

 

 

 

 

 

4月11日 3SA道徳①4月11日 3SA道徳② 

 

 

 

 

 

 

 

対面式・部活動紹介を行いました。

 昨日10日(水)の5時間目に、生徒会主催による対面式と部活動紹介を実施しました。

 対面式では、最初に生徒会執行部の岩村さんの挨拶があったあと、1年生が一人ずつ自己紹介と中学校生活で頑張りたいことを述べてくれました。次に執行部の成田さんがタブレットのスライドを使って自作の解説入りの写真で学校生活の一日や各教科の紹介をしました。生徒会の各委員会活動は前年度後期の3人の委員長(大瀧さん、泉心優さん、泉結仁さん)から丁寧に説明がありました。部活動紹介は岩村さんの司会で二本柳さんと手代森さんが実演してくれました。最後に1年生の小田さんが代表して「新しい環境や勉強、部活動など様々な面で心配や不安がありましたが、説明でこれからの中学校生活が分かり、安心しました。3年間が充実したものになるよう毎日を大切していきます。(一部の抜粋)」と力強くお礼の言葉を述べました。

 校長からは全校生徒が集まった機会ということで、今年度前期のスローガン「自他尊重」を提示しました。昨年度は前期に「自己決定」、後期に「自己実現」と、主に自分自身の成長についてのスローガンを掲げましたが、今年度は周りについても視野を広げ、生徒全員が自分も周りも尊重していけるようになってほしいと話しました。

4月10日 対面式①4月10日 対面式②4月10日 対面式③

 

 

 

 

 

 

4月10日 部活動紹介①4月10日 部活動紹介②4月10日 新入生お礼の言葉

 

 

 

 

 

 

R6前期スローガン 自他尊重 

 

交通安全教室と自転車点検を行いました。

 本日4時間目に、函館市市民部交通安全課より津島さんを講師に迎え、交通安全教室を実施しました。主に自転車の乗り方や事故に遭わないためにどうするかという内容でお話しいただきました。自転車のブレーキのかけ方(左ブレーキ→右ブレーキの順)、クイズ形式で3秒間見た絵から赤いリンゴを探すことを通して「目的意識を持って見ることが大切」ということなど、生徒にもとてもわかりやすいお話でした。特に最後にまとめとして出されていた「自転車という車を運転することに自覚と責任を持つ」=自転車は加害者になるということを、自転車に乗っている全員にしっかりと意識してほしいと思いました。お話の後に3年生の泉さんが「今日のお話を聞いて、より安全に自転車に乗ろうと思いました。この知識をこの後に活かしていきたいと思います。」と感想を述べてくれました。

 関連して、本日から3日間で自転車通学をする生徒の自転車を点検しています。ハンドルは曲がっていないか、ブレーキは故障していないかなどの項目に沿って教職員が安全を確認しています。通学時に義務化しているヘルメットも点検を行います。

4月10日 交通安全教室①4月10日 交通安全教室②4月10日 交通安全教室③

 

 

 

 

 

4月10日 交通安全教室④4月10日 自転車点検①4月10日 自転車点検② 

入学式後片付け、身分証明書写真撮影、身体計測・視力・聴力検査、初めての学活などなど

 本日から通常の学校活動がスタートしました。とは言っても年度の初めということで、1時間目は2・3年生による入学式の後片付け、2時間目は身分証明書写真撮影、3時間目(1年生は1時間目も)は学活で学校生活についてのオリエンテーションや決まりの確認など、4時間目は2計測(身長・体重)・視力・聴力検査と続き、午前中は慌ただしく過ぎていきました。午後からようやく教科の授業がスタートしました。

 午前中はあちこち動き回ることが多かったですが、特に2・3年生の後片付けは(いつものことですが)良く働き、とてもスムーズに物が片付きました。先週5日の準備も同様でした。私は昨年からこのような様子を見ていますが、いつも感心しています。また、2計測・視力・聴力検査も整然と静かに進んでいました。落ち着いた良い雰囲気の1日でした。

4月9日 入学式後片付け4月9日 身分証明書写真撮影4月9日 1,3年SA組学活

 

 

 

 

 

 

4月9日 1年SB組学活4月9日 1年A組学活4月9日 視力検査 

 

着任式・始業式・入学式を行いました。

 本日(8日)、4月1日に着任した教職員を生徒へ紹介する着任式、令和6年度1学期の始業式、そして7名の新入生を迎える入学式を実施しました。

 今年度は他の学校からの転入と新採用で6名の教職員が着任し、生徒へお披露目しました。(詳細は明日アップ予定の「恵山中だより」をご覧ください。) 着任した6名の教職員から生徒へ自己紹介と一言を述べ、生徒からは代表の岩村さんが歓迎の言葉を話してくれました。

 始業式では校歌を歌った後に、生徒代表の成田さんから「2年生は1年生の手本として、3年生は進路に向かって頑張ってほしい。行事が以前のようにできるようになり、全校生徒を楽しませるよう、生徒会執行部として頑張りたい。」という力強いメッセージがありました。その後、担任発表などを含む職員紹介をしました。

 入学式では、ご多用のところ、函館市議会議員・工藤様、函館市恵山支所・清藤様をはじめとした来賓の皆様、そして保護者の皆様にお越しいただいて新入生の門出を御祝いしていただき、ありがとうございました。7名の新入生は堂々とした態度で立派に入学式に望んでくれました。新入生誓いの言葉では代表の田中さんが「一度しかない中学校生活を悔いのないものにするために、今、何をやるべきなのかを考え、中学生としての責任と自覚を持ち、勉強に部活動に全力で取り組んでいこうと思います。(一部の抜粋)」と、大変しっかりとした決意を述べてくれました。さっそく明日から学校生活がスタートします。1年生が、恵山中学校の大切な一員として順調な中学校生活を送ることができるよう、地域・保護者の皆様と本校教職員が連携して支援していきたいと思います。

4月8日 着任式 生徒歓迎の言葉4月8日 始業式生徒代表の言葉4月8日 始業式

 

 

 

 

 

 

4月8日 入学式 新入生誓いの言葉4月8日 入学式記念写真撮影4月8日 1年生学活 

修了式・離任式を行いました。

 先週3月22日(金)に令和5年度修了式と本校から転出・退任する教職員の離任式を行いました。

 修了式では学年代表の1年・岩村さん、2年・野呂さんに校長から修了証書を手渡し、その後、同じく学年代表の2人から「1年間を振り返って」という題で全員へお話がありました。1年・手代森さんは「思い出は体育祭や恵祭(文化祭)で他学年と交流(チームでの話し合いや作戦立て)が楽しかったこと、放送アナウンスがうまくいったことです。学習面では2年生になったら家庭学習に力を入れていきたい、部活動や委員会にもしっかり取り組みたい。」と話してくれました。また2年・二本栁(海響)さんは「走ること、動くことが好きなので、体育祭でもケガをしたメンバーの代わりにリレーを頑張ったこと、レクでやったドッヂボールが楽しかったこと、3年生では勉強と運動に力を入れ、まずは4月の実力テストに向けてがんばりたい。」と話してくれました。2人ともしっかりと来年度の目標を力強く話してくれたのが印象的でした。また、離任式では6名の教職員が転出・退任することになり、それぞれから生徒へ離任の挨拶がありました。生徒会長の松本さんから、お別れの挨拶を述べた後、6名の生徒からお礼の花束を贈呈しました。6名の教職員の皆さんには、大変お世話になりました。(転出・退任の教職員の詳細は、恵山中だより227号に掲載しています。)

3月22日 修了式①3月22日 修了式②3月22日 修了式③

 

 

 

 

 

 

3月22日 修了式④ 3月22日 離任式

2年S組で兜作りに取り組みました。

 先週は卒業式があったため、2年S組の兜作りについて紹介できていませんでした。ちょっと先取りですが、5月の端午の節句で飾る五月人形を模したペーパークラフトの兜(下の右端の写真)を、先週13日(水)に健虎さんと元気さんが作っていました。下の写真は担任が見本で作ったものですが、担任いわく「私よりも2人の方がとても丁寧で完成度が高い」のだそうです。集中して作っている姿に感心しました。

3月13日 2S兜作り①3月13日 2S兜作り②3月13日 2S兜作り③ 

 

第19回卒業証書授与式を挙行しました。

 本日15日(金)9:30より、卒業証書授与式を挙行しました。旧尻岸内中学校と旧東光中学校が、平成17年に統合して誕生した恵山中学校として19回目の卒業生10名が巣立ちました。ご多用の中、来賓として函館市議会より工藤議員、恵山支所より清藤支所長、PTAより岩村副会長など多数の皆様のご列席をいただきました。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。また、保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。保護者の皆様のご支援・ご協力があってこそ学校の教育活動が成り立っておりますことに、心よりお礼申し上げます。10名の卒業生は入場から退場まで、大変立派な姿で式に臨んでくれました。現生徒会長の松本さんの先輩への感謝が感じられる送辞、それに応えた前生徒会長の成田さんの、在校生、保護者、教員への心のこもった答辞、ともにしっかり会場の全員へ届くメッセージを話してくれました。在校生も卒業生の様子をしっかり見つめて、最後まで立派な態度で参加してくれました。本日の式に参加したすべての皆様に、校長より感謝申し上げます。

3月15日 卒業式①3月15日 卒業式②3月15日 卒業式③

 

 

 

 

 

 

3月15日 卒業式④3月15日 卒業式⑤3月15日 卒業式⑥

 

 

 

 

 

 

3月15日 卒業式⑦3月15日 卒業式⑧3月15日 卒業式⑨ 

 

明日の卒業式へ向けて

 明日15日(金)、第19回卒業証書授与式を挙行する予定です。卒業式に向けて3年生は1時間目に同窓会入会市を行い(下記の写真)、その後、これまでの感謝の気持ちを込めた校舎清掃をしてくれました。明日は3年生の「ハレ」の舞台です。立派な姿で卒業式に臨んでほしいと思います。

 1,2年生は4時間目に卒業式に向けての清掃、5時間目には2年生が会場となる体育館の準備、1年生が3年生の教室と廊下・階段の装飾を行ってくれました。先輩の門出を全校で祝うため、一生懸命働いてくれました。

3月14日 3年生同窓会入会式①3月14日 3年生同窓会入会式②3月14日 3年生校舎清掃①

 

 

 

 

 

 

3月14日 3年生校舎清掃②3月14日 3年生校舎清掃③3月14日 1,2年生校舎清掃①

 

 

 

 

 

 

3月14日 1,2年生校舎清掃②3月14日 卒業式準備①3月14日 卒業式準備② 

 

3回目の避難訓練を実施しました。

 昨日12日(火)に地震を想定した、今年度3回目の避難訓練を行いました。年度当初は予定していなかった3回目ですが、秋の避難訓練でいくつか課題点があったためと、冬の避難訓練の必要性を感じていたところ、折しも1月1日に能登半島地震が発生したため、実施する運びとなりました。今回は「実際に災害が起こった想定」にできるだけ近づけるため、生徒だけでなく教職員にも日時を知らせない「抜き打ち」の形で、昼休みに入って生徒と教職員が教室からいろいろな場所へ移動した中で行いました。非常ベルを鳴らして地震の揺れが収まったと想定して放送で校舎の外への避難を指示し、教職員が避難誘導と校内検索をしました。避難指示から全員の無事の確認まで1分30秒という早さでした。校長からは、「地震が起こった時に危険だというスイッチをいち早く入れて、どのルートが最短で外に出られるか、冷静に考えて行動すること」と「学校では指示があるが、家で地震など災害にあった時、どうすればよいか、中学生としてしっかり考えておくこと」と話しました。地震が多い日本に住んでいるという自覚を、これからもしっかり持ってほしいと思います。

3月12日 避難訓練①3月12日 避難訓練②3月12日 避難訓練③ 

1,3年生の保健講話(性教育)を行いました。

 先週3月8日(金)に1年生と3年生が別々の時間に性に関する講話を受講しました。函館中央病院の小林助産師さんに来ていただきました。毎年、市内の中学校で「函館・性と薬物を考える会」へ依頼し、各校に講師を派遣する形で行っています。

 1年生は「OPEN THE 思春期」と題して、二次性徴(思春期の女の子、男の子のからだの変化)、ボディケアやプライベートゾーン、LGBTQなどについてお話しいただきました。また3年生は「だいじなからだ だいじなこころ」と題して、妊娠・出産、避妊、性感染症、子宮頸がんを含むがんなどについて詳しく説明をいただきました。写真は1年生の様子です。

3月8日 保健講話①3月8日 保健講話②3月8日 保健講話③ 

2年生の保健講話(デートDV防止)を行いました。

 昨日3月7日(木)に、函館市子ども未来部の藤島さんをお招きして、2年生を対象としたデートDV防止教室を実施しました。DV(ドメスティック・バイオレンス)に「デート」がつくと「恋人同士でのDV」となること、暴力には直接身体的に傷つける体への暴力の外に心への暴力、経済的暴力、デジタル暴力、性的な暴力などがあること、対等な関係をつくるためのIメッセージなど、大変ていねいにわかりやすくお話しいただきました。そして下の写真にありますが、受講している2年生から男子4名が、実際の場面を再現する「ロールプレイ」をやってくれました。→1組目:A「今度の日曜、10時にいつものところで待ってるから。」、B「ごめん、その日、部活があるんだ。」、A「え~、部活なんか休めよ!」、B「でも大事な試合なんだよ。」、A「お前!オレと部活とどっちが大事なんだよ!」、B「でも~。」、A「うっせえな。じゃ、日曜、待ってるな。」といったセリフです。2組目はスマホのトラブル編で、勝手にパートナーのメアド削除やラインブロックするという内容です。4人とも恥ずかしがらずに大きな声で演じてくれて、本当に迫真の演技でした!  実際に事例として多いこのデートDVについて考える貴重な時間となりました。また、本日は午後から1年生と3年生を対象とした保健講話「性について」を実施します。

3月7日 2年生保健講話①3月7日 2年生保健講話②3月7日 2年生保健講話③

 

 

 

 

 

 

3月7日 2年生保健講話④3月7日 2年生保健講話⑤ 

卒業式練習が始まりました。

 昨日で公立高校入試を終えた3年生ですが、今日から卒業式へ向けての練習がスタートしました。今日は式次第についての説明→立ち位置確認→礼法→証書授与→式歌の順で練習が行われました。校長が見に行った時は入場の練習中でした。普段の生活では「周りのすべての人から注目される中を歩く」や、「会場の全員に注目される中、一人でステージ上で証書をもらう」ような場面はありません。緊張感も大きくなります。中学校そして義務教育を終える大きな区切りの行事として、中学校生活最大かつ最後の行事を成功させるためにも、3年生には練習を通してしっかり身に付けてほしいと思います。

3月7日 卒業式練習①3月7日 卒業式練習②3月7日 卒業式練習③ 

新入生体験入学を行いました。

 3月5日(火)に4月から本校に入学する新入生のための体験入学を実施しました。当日はえさん小学校の6年生7名が来校し、校長あいさつの後に、本校の生徒会執行部3名が学校の行事などの説明を、タブレット端末を使って写真などを写しながら丁寧にわかりやすくしてくれました。その後、校舎全体を一通り見学し、体験授業として理科の実験を行いました。空き缶に少量の水を入れて密閉し、バーナーで熱して冷水に浸すと缶が一気に潰れる、いわゆる大気圧の実験でした。勢いよく潰れる缶に驚いた様子でした。中学校生活の一端を見て、安心して進学してもらえればと思います。4月の入学を楽しみに待っています。

3月5日 新入生体験入学①3月5日 新入生体験入学②3月5日 新入生体験入学③ 

公立高校の受検本番です。

 本日3月5日(火)は北海道の公立高校学力検査日です。午前中から国語、数学、社会、理科、英語の順で学力検査が行われました。そして明日は面接試験日です。本校の公立受検生は面接のある高等学校を受検するため、一昨日4日(月)に校長室で面接練習を行いました。最近は定番の質問内容である「志望の動機」や「高校生活で頑張りたいこと」の他に、恵山中だより226号でも紹介しました「スクールミッション」や「スクールポリシー」について問われることもあるようです。志望している高校についてどれだけ理解しているか、理解した上で何を頑張り取り組むのかといった姿勢が試されます。企業面接でも「何ができるのか」ではなく「どう対処するか」という視点で行っているところもあると聞きます。練習を重ねた3年生には、ぜひ成果を発揮して頑張ってほしいと思います。

3月4日 面接練習①3月4日 面接練習②3月4日 面接練習③ 

 

1,2年合同音楽(卒業式へ向けて)の様子です。

 先週2月29日(木)、卒業式の合唱へ向けた1,2年合同音楽の授業を体育館で行いました。はやいもので来週の末が卒業式当日です。現在、卒業式へ向けて諸準備を進めていますが、当日の合唱の練習も本格化しています。今回の合同音楽では、右の写真のように「じゃんけんで勝ったら校歌を歌い、負けた方は校歌を聴いて拍手する。」といったゲーム的な活動で心と体をほぐすところから始めました。その後、男声・女声のパートに分かれて練習しました。本番へ向けて今後の練習も頑張ってほしいと思います。

2月29日 1,2年合同音楽②2月29日 1,2年合同音楽③2月29日 1,2年合同音楽① 

3年生体育で雪上サッカーを行いました。

 2月28日(水)は、前日の臨時休校と打って変わって青空がひろがる良い天気でした。グラウンドに残る雪も気温が高い分、少し足がとられる状態のなか、3年生が雪上サッカーをやっていました。男女混合で2チームに分かれ、雪に足を取られて「きゃーっ」とか「うわーっ」と歓声を上げながら、楽しそうに走り回っていました。3年生は卒業式まで残り2週間です。来週は公立高校入試もありますが、昨日の道徳授業の紹介でもあったとおり、「後輩のお手本になるように過ごす。」や「自分の経験を伝える。」といった最上級生としての立派な姿を見せてほしいと思います。

2月28日 3年雪上サッカー①2月28日 3年雪上サッカー②2月28日 3年雪上サッカー③ 

道徳の授業の紹介(最終回)

 2月26日(月)に行われた道徳の授業を紹介します。道徳の授業は26日が最後でした。道徳の授業は年間35時間実施し、「自主、自律、自由と責任」などの内容項目が22項目設定されています。1年間で22項目について扱い、3年間で3周することになります。また、本校では担任だけでなく、副担任を含めて、そして学年担当を超えて、さまざまな教員がローテーションで授業を行っています。本ホームーページでは一部の紹介でしたが、道徳の授業の様子を少しでもご理解いただければと思い、掲載してきました。毎回文章が多くて読みにくい部分もあったかと思います。ご一読いただき、ありがとうございました。

 

1年道徳「いつわりのバイオリン」
◯内容項目…よりよく生きる喜び
◯内容の概略
 その昔、ドイツのブレーメンの町外れにフランクという男がバイオリンを作る工房を営んでいた。妥協を許さないバイオリンづくりは評判を呼び、弟子が集まってきた中にロビンがいた。ロビンは弟子の中で才能が際立っていた。ある日、フランクの評判を聞いたドイツの著名なバイオリニストがフランクにバイオリンをお願いしたが、その時渡すバイオリンはなく、毎日徹夜でひたすらバイオリンをづくりに励んだ。しかし出来上がったバイオリンは納得のいく音にはほど遠いものだった。そこにロビンのバイオリンが目に入ってきて、それをフランクのものとして渡してしまった。そのバイオリンでの演奏会は大成功でフランクのもとにお礼の手紙と巨額の礼金が届き、ますますフランクの評判が広まった。
 しかしフランクはロビンに本当のことを話すことができず、心は重く沈み、日に日に元気をなくし、弟子も減っていった。ロビンはそんなフランクを見ていられず、自分の工房を開いた。ある日、ロビンから手紙が届き「あなたのもとで修行できたのは私の宝物。今でもまだあなたの音を超えることはできません。」と書かれていた。フランクは涙し、ロビンへの手紙を書き始めた。フランクにとって自分を取り戻す旅の始まりだった。
◯教師の思い
 自分の気持ちに正直に生きること。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
 ・(ロビンの手紙を読んで涙を流したフランクは何を考えただろう)について、ひどいことをしたのにロビンが怒ることなく、優しかったから、罪悪感が大きくて悲しくなったのだと思う。

2月26日 1年道徳①2月26日 1年道徳②

 

 

 

 


 

2年道徳「きいちゃん」
◯内容項目…家族愛、家庭生活の充実
◯内容の概略
 きいちゃん(小さい時に高熱が出て手足が思うように動かなくなり、高校生の今も訓練のために遠くにあるこの学校に来ている。)がうれしそうに職員室の私のところへ来て「お姉さんが結婚するの。わたし、結婚式に出るのよ。」と私に教えてくれた。しかし一週間後、きいちゃんが泣いていて「お母さんが私に結婚式に出ないでほしいっていうの。わたしのことがはずかしいのよ。わたしなんか生まれてこなければよかったのに…。」わたしは何もすることはできなかったが、きいちゃんに「結婚式のお祝いのプレゼントをつくろうよ。」といい、ゆかたをぬってプレゼントすることにした。それからきいちゃんは一生懸命ゆかたをぬい続けた。結婚式の10日前に出来上がったゆかたをお姉さんへ送ると、2日後にお姉さんから電話が来て、きいちゃんと私に結婚式に出てほしいと言った。
 結婚式当日、お姉さんはお色直しのあと、きいちゃんがぬったあのゆかたを着て出てくれた。お姉さんはマイクで「手足が不自由な私の妹が、私のためにこんな立派なゆかたをぬってくれたのです。妹は私の誇りです。」と話し、式場中が大きな拍手でいっぱいになった。その後きいちゃんは、おかあさんに「生んでくれてありがとう」と話したそうだ。きいちゃんはとても明るくなり、和裁を習い、一生の仕事に選んだ。
◯教師の思い
 今回「家族のきずな」を学習テーマとし、家族の寂しい思いや葛藤、愛情について共感し、自分の生き方について考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
 ※「家族をどのように大切にしていきたいか」について
  ・親孝行をして、家族を安心させる。
  ・家の手伝いをする。  ・家族を敬う。
  ・楽しい思い出をたくさん共有し、つらい時も相談して一緒に乗り越えていきたい。

2月26日 2年道徳①

2月26日 2年道徳②

 

 

 

 

 

 

3年道徳「お別れ会」
◯内容項目…よりよい学校生活、集団生活の充実
◯内容の概略
 「僕」(中学3年生)は卒業式の最中に、式後の部活動で後輩に向けて挨拶するお別れ会のことが気になっていた。友達との付き合いで入った剣道部は、帰宅部っていうのもかっこ悪いという理由だけで続けた。団体戦で県大会にも出たが、それは大将の孝好が強かったからで、僕はあっという間に負けていた。後輩の前で挨拶するのは気恥ずかしかった。
 校庭の一角に剣道部が集まってお別れ会が始まった。孝好は「8年連続で県大会に出ているが、すごいプレッシャーだった。部活動の後にも練習に通い、けっこうつらくて、なんで俺だけがと思った。でも自分のためより学校のために頑張った。俺にできるのはそのくらいだから。」と最後は声にならなくなった。孝好がそんなに努力していたなんて知らなかった。僕は「学校」なんてちっとも意識していなかった。僕は本当にこの中学校の一員として頑張っていたのだろうか。
 (卒業後)今、僕は週に一回、中学校の剣道部へコーチとしてきている。高校でも剣道部に入部した。今さら遅いのかも知れないけど、僕にできる精一杯のことをしたい。
◯教師の思い
 卒業までの3週間、学校の一員として、1・2年生の手本として、どう過ごすべきか考えてほしい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
 ・後輩のお手本になるように過ごす。(S)
 ・自分の経験を伝える。(N)
 ・みんなに感謝する。(N)
 ・ケンカしないで仲良く過ごす。(I)

2月26日 3年道徳①2月26日 3年道徳② 

「春から頑張りたいメッセージ」北海道新聞より取材

 26日(月)に北海道新聞の記者が来校し、3年生の伊藤妃奈さんが新聞に毎年掲載されている「春から頑張りたいメッセージ」の取材を受けました。下の写真にあるとおり、自筆で「勉強も学校生活も部活動も全力で頑張る!」と書いたスケッチブックを持った写真と、伊藤さんが語った高校生活について記者がまとめた文章がついて掲載されます。記者の質問に伊藤さんが「勉強、部活の他に委員会活動など、他の学年と交流する活動もぜひやりたい」など、とてもハキハキと答えていました。予定では3月15日前後(日にちは確定したら連絡が来ると言うことでした)に、伊藤さんを含めた25名前後の写真と文章が、見開き全面(これも予定)に載るということです。掲載日が分かりましたら、お知らせしますので、ぜひ新聞をご覧ください。

2月26日 春から頑張りたいメッセージ①2月26日 春から頑張りたいメッセージ②春から頑張りたいメッセージ③ 

本日(2月27日)、臨時休校としました。

 天気予報では特段荒れる様子はありませんでしたが、恵山中学校がある高台は昨夜から一晩中風雪が強い状態が続きました。今朝は海岸の道路から恵山中へ上がる坂道と、恵山登山道側からの道路の両方向で、いくつもの高い雪の吹きだまり(高いところで腰から胸くらいの高さ)があり、学校敷地内も同様の状況で、車の通行、生徒の登校、職員の出勤が困難と判断し、臨時休校としました。8時過ぎにやや小型の除雪車が学校前に到着して作業を始めました(下の左端の写真)が、その除雪車が吹き溜まりに乗り上げて身動きがとれなくなるほどでした。参考までに同じ場所の夏の写真を並べましたので、比べてご覧ください。恵山支所から職員も見に来ていましたが、着任以来経験したことのない状況と話していました。午前中には大型の除雪車が入り、ようやく道路の吹き溜まりも解消しつつあります。今日中には道路と敷地内の吹き溜まりも解消する見込みですので、明日から通常通りを予定しています。なお、本日実施予定だった1・2年生学年末テストは、明日行う予定です。それに伴い、明日28日(水)~3月1日(金)の時間割も変更があります。詳細は別途発信の安心メールをご覧ください。

2月27日 学校前道路①夏 学校前道路②2月27日 学校前道路③ 

新春書き初め会(金賞受賞)と国語書写「1年の抱負」

 本日アップした「恵山中だより226号」の2ページ目でも紹介していますが、1月5日(金)に戸井西部総合センターで行われた「第29回新春書き初め会」で、2年生の大瀧和さんが金賞を受賞しました。大瀧さんが書いたのは「輝光日新(きこうにっしん)」という字で、意味は「徳の輝きが日ごとに新しくなること。日を追うにしたがって輝きが増し、実りあるものになる。」です。大瀧さんからは「今年も習字を頑張れるように、はりきって書きました。自分らしく勢いをつけて堂々と書くことを意識しました。」とコメントをいただきました。

新春書き初め会① 新春書き初め会②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また全学年の国語の時間、書写で「1年の抱負」を全員が書き上げ、現在、2階廊下に貼り出しています。日常のことから大きな目標まで、実にさまざまな思いがユニークに表現されています。

1年の抱負①

 

 

 

 

 

1年の抱負②

 

 

 

1年の抱負③

 

 

 

 

 

2年生家庭科で調理実習を行いました。

 昨日21日(水)に2年生家庭科で「煮込みうどん(卵のせ)」と「いももち」をつくり喫食する調理実習が行われました。4つの班に分かれて作業しました。煮込みうどんのつゆは昆布だしでとる本格派です。その昆布は2年生の古山さんのご家庭から提供していただいた地元の食材です。その昆布を鍋の大きさいっぱいに浸して、家庭科室の中においしそうな昆布だしの匂いが拡がりました。いももちはジャガイモを煮た後につぶし、マル型やハート型などに成形してフライパンで焼いて完成です。どの班もとてもテキパキと作業を進め、無事に時間内に喫食することができました。つくる作業だけでなく、煮たり焼いたりしている最中に洗い物を並行して進めるなど、その手際の良さにとても感心しました。なお4時間目に調理したものを食べた後、さらに給食もしっかり食べたあたりは、さすが中学生ですね。

2月21日 2年生調理実習①2月21日 2年生調理実習②2月21日 2年生調理実習③

 

 

 

 

 

 

2月21日 2年生調理実習④2月21日 2年生調理実習⑤2月21日 2年生調理実習⑥ 

PTA役員会、ECS会議(恵山中コミュニティ・スクール)を開催しました。

 先週2月15日(木)にPTA役員会を行い、今年度のPTA活動と来年度の展望についての協議を行いました。本校のPTA活動については、新型コロナによる活動休止期間の後、会員数の減少のため予算も少なくなることから、組織や活動内容を見直し、今年度のPTA総会で専門部を廃止して活動規模を縮小した形で進めてきました。学校行事との関わりで大きな支援をいただいた体育祭(5月)での運営協力や函館市PTA連合会の子育て委員会、会長研修会、新年交礼会へ参加など、学校内外の活動にご協力をいただきました。今回の役員会で今年度の諸活動と予算についてご承認をいただきました。具体的には新年度の4月に行われるPTA総会にて、あらためてご審議いただきます。

 また昨日2月20日(火)にECS会議(学校運営協議会)を開催しました。本校の学校運営協議会は本校のみの単独設置の形で、構成はPTA会長を含めた地域の皆様8名と校長で計9名の委員と、恵山教育事務所長をアドバイザーとして組織しています。今年度は4月に第1回、9月に第2回を行い、昨日の第3回が最終となりました。学校運営協議会とは「教育委員会が協議会の委員として委嘱・任命した地域住民や保護者,教職員が一定の権限と責任を持って,知恵を出し合い,協働して学校の運営に参画し,子どもたちの豊かな成長を支えていく『地域とともにある学校』の実現に取り組む」ものです。(函館市HPより) 恵山中コミュニティ・スクールの全体像はこちら→恵山中コミュニティ・スクール グランドデザイン.jpg 昨日の会議では今年度後期の学校の様子や学校評価(生徒、保護者)の結果などを報告し、ご意見をいただきました。特に、本校の将来的なこととして、生徒数の減少に心配のご意見が上がりました。保育園・小学校・中学校が同じ建物に入り、9年間(またはそれ以上の年月)を通して教育をする、お互いの教員が行き来して発展的な学習や英語学習が可能になるなど具体的なご意見もいただきました。

 PTA役員ならびに学校運営協議会委員の皆様には、ご多用の中ご来校いただき、ありがとうございました。

※会議中の写真を取り損ねました。文章のみの紹介となり、申し訳ありません。

2年生・学年末テストに向けて

 再来週27日(火)の学年末テストに向けて、昨日2年生がテストに向けた学習計画づくりに取り組みました。今年度最後の定期テストまであと11日。自分が使える時間の中で、どの教科の、どの内容を、どのように学習すると良いか、そして計画通りに集中して取り組めるか、いろいろな要素を考えて計画表に書き込んでいました。書いている最中に「机に向かうまでがなかなか大変だ~。」と、とある一人がつぶやいていました。仕事でも同じですが、最も難しいのは「取りかかること」です。逆にいえば、取りかかることさえできれば、あとは流れに乗って前に進むことができます。家の中にあるさまざまな誘惑に負けず、「まずはとりかかる」ことができるよう頑張ってほしいと思います。

2月15日 2年生テストに向けて①2月15日 2年生テストに向けて②2月15日 2年生テストに向けて③ 

新入生保護者説明会を行いました。

 昨日2月14日の午後、令和6年度に入学する新入生の保護者向け説明会を行いました。ご多用のところ説明会にご参加いただき、ありがとうございました。

 校長からはスライドを使って「中学校というところのイメージ」や「小学校とのちがいである進路決定」などについてお話しさせていただき、続いて学校の概要、入学式、校内外のきまり、給食費等について各担当から説明しました。その場でもお伝えしましたが、入学を迎えるにあたって不安なことがございましたら、どんなことでも構いませんので、本校(電話85-2122 担当は教頭)へお問い合わせください。

2月14日 新入生保護者説明会①2月14日 新入生保護者説明会②2月14日 新入生保護者説明会③ 

1年生総合で職業について発表しました。

 先週9日(金)の1年生総合的な学習の時間で、以前から進めていた職業についての学習の学級内発表が行われました。何のために職業に就くのか、3つの班に分かれて調べ、自分の意見と他の意見をまとめて発表しました。生活のため、やりがいのため、地域貢献のため、頑張ったことが自分に返ってくる、などたくさんの意見が出ていました。発表を聞きながら、本校生徒を含めた中学生、高校生、大学生などの若者が将来の展望を持てるような社会を、われわれ大人が形作らなければならないとあらためて思った次第です。

2月9日 1年生総合①2月9日 1年生総合②2月9日 1年生総合③

 

 

 

 

 

 

2月9日 1年生総合④2月9日 1年生総合⑤2月9日 1年生総合⑥ 

各学年の授業の様子です。

 昨日2月8日(木)の各学年の授業の様子を紹介します。

 1年生は音楽で、卒業式へ向けて合唱「旅立ちの日に」を練習しました。ピアノの近くに集まり、女声、男声のパートの音取りや、ピアノに合わせて合唱など練習に励みました。

 2年生は保健体育で、「事故防止を考える」という学習課題の授業でした。私が見に行った時は自転車の事故防止(ヘルメット着用、夜間のライト点灯)について考えていました。

 3年生は国語で、入試の模擬テストに取り組みました。来週13日(火)には公立高校推薦入試、15日(木)には私立高校一般入試が迫ってきており、入試の実際に近い問題の解説を真剣に聞いていました。3年生は、特に明日からの3連休は体調管理を第一に考え、本番に備えてほしいと思います。

2月8日 1年生音楽①2月8日 1年生音楽②2月8日 2年生保体①

 

 

 

 

 

 

2月8日 2年生保体②2月8日 3年生国語①2月8日 3年生国語② 

3年生の家庭科、最後の授業でした。

 昨日の3年生美術に引き続き、同じく昨日、3年生の家庭科の授業もラストでした。3年生の家庭科では「もぐもぐくまたん」という、右端の写真のようなクマの形の手袋人形と、小さい魚・骨付き肉・おにぎりを作りました。クマの口が手を入れるところと別になっていて、口から魚・肉・おにぎりを入れるようになっています。3年生は、いろいろな縫い方を駆使して集中して取り組んでいました。最後の授業ということで、家庭科担当の三浦教諭と記念写真を撮りました。

2月7日 3年生家庭科①2月7日 3年生家庭科②2月7日 3年生家庭科③ 

 

 

 

 

 

 

2月7日 家庭科の三浦教諭と 

3年生美術の篆刻(てんこく)が完成。

 本ブログの12月6日でも紹介しました3年生美術の「篆刻(てんこく)」が、昨日完成しました。中学校生活最後の美術作品となりました。また、美術の授業も昨日で最後となりました。中学校を卒業すると、選択科目や専門的な学科などに進まない限り、美術作品をつくるということは無いかも知れません。(趣味を除く) 完成した篆刻を大事にしてほしいと思います。

2月6日 3年生美術(篆刻)①2月6日 3年生美術(篆刻)②2月6日 3年生美術(篆刻)③ 

今週の道徳授業の紹介

2月5日(月)の道徳の授業を紹介します。

1年道徳「緑のじゅうたん」
◯内容項目…真理の探究、創造
◯内容の概略
 2014年5月に旧国立競技場のお別れセレモニーが行われた時、グラウンドキーパーだった鈴木憲美さんが表彰された。1965年に国立競技場のグラウンドキーパーになり、整備に没頭していた。1981年2月にイングランドのサッカークラブチームの監督から、芝が枯れて黄色くなっていると指摘され、さらに「日本のナショナルスタジアムの芝は枯れている」と世界中に報道された。
 鈴木さんはあらゆる種類の芝の種を取り寄せ、課題を解決しようとした。そしてある時、夏芝の上に冬芝の種をまく「二毛作」という究極の挑戦を決断した。悔しい報道から8年目のこの決断で、とうとう冬の芝も緑にした。この方法は日本各地で受け継がれた。「自分の誇りは、冬でも滑らかな緑の芝になって、サッカーのパスの精度や走力が向上し、日本のチームの役に立てたことです。」と鈴木さんは語った。
◯教師の思い
 自分の理想を求めるために、すべきことは何だろうか? 自分自身の生活と重ね合わせて、自分は目標に向かって頑張れているのかを気づかせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
 ・あきらめないで、やりきる。苦手なものでも頑張って挑戦する。
 ・たくさんの経験を積む。自分には厳しく、周りには優しくする。
 ・周りの意見は気にせず、自分を貫き、強い意志をもつ。

2月5日 1年生道徳①2月5日 1年生道徳②

 

 

 

 


 

2年道徳「足袋の季節」
◯内容項目…よりよく生きる喜び
◯内容の概略
 1923年に私は、家の経済が非常に苦しいため、小学校を出てすぐに小樽のおばのところに行った。おばは小樽郵便局の給仕の仕事を世話してくれた。月給は安く、冬にはゴム長どころか足袋を買う余裕もなかった。
 ある日、上役の言いつけで10銭玉を握って、おばあさんが売っていた大福餅を買いに行った。自分が渡したのは10銭玉だったが、おばあさんは「50銭玉だったね?」と聞いた。そのとき40銭あれば足袋が買えると思って「うん。」とうなずいてしまった。おばあさんはちらっと私を見て「踏ん張りなさいよ。」と言って私の手に10銭玉を4つ握らせてくれた。「あのおばあさんから金をかすめ取った」という自責の念と「踏ん張りなさいよ。」と励ましてくれたのだという甘い考えとが、日夜私を苦しめた。
 試験に合格して札幌に配属され、月給をもらうと小樽局のおばあさんを訪ねたが、すでに死んでいた。ただむしょうに自分に腹が立った。以後20何種類の職を転々としても、「踏ん張りなさいよ。」の言葉に支えられてきた。後悔の念が深いが、おばあさんが私にくれた心を、今度は私が誰かに差し上げなければならないと思っている。
◯教師の思い
 自分の生き方を考える
  →今の自分にとって、将来の自分にとって、人として大事なことを考えるきっかけとなれば良い。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
 ・(おばあさんが「私にくれた心」とは何かについて)社会に貢献する心、仕事を頑張ってこなそう  とする心、自分を大切にする心、他人を思いやる心、頑張って生きようとする心、あきらめない心

2月5日 2年生道徳①

2月5日 2年生道徳②

 

 

 

 

 

 

3年道徳「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ジャパン」
◯内容項目…遵法精神、公徳心
◯内容の概略
 アメリカの動物学者エドワード・シルベスター・モースが、1877年から2年間日本に滞在した時の記録出版から、当時の日本の人々についてのお話。モースが日本を訪れてまず驚いたのは開けっ放しの家屋の造りで通りから家の中の様子が丸見えだった。あるときモースが乗った人力車の引き手が、大量の木材を積んだ大八車を押すのを手伝い、大八車の男たちが何度もモースに頭を下げた。日本人は「あたりまえの心遣い」ができた。広島のある旅館に滞在した時、何日間か他の地を巡る際に余分な現金と金の懐中時計を旅館に預かってほしいと頼んだ。女性がお盆を一つ持ってきて「このお盆に載せてください。」といい、その盆を畳の上に置いて、そのまま部屋を出て行った。モースが不安になって尋ねると女性も旅館の主人も「ここに置いたままでいいのです。」と答えた。一週間後に同じ部屋に戻った時、お盆には現金と懐中時計が出かけた時のままの状態で置かれていた。モースの国では、ホテルの入り口にさまざまな注意書きや禁止事項が貼られ、石けんやタオルが盗まれないようにさまざまな手段がとられている。
 モースが初めて日本を訪れてからおよそ140年が経つが、今の日本を訪れたら、どのようなメモやスケッチを残すだろう…。
◯教師の思い
 ・日本で受け継がれてきた日本人の特質(人格や行為など)を含む伝統について、考え方を広げたり深めさせたい。
 ・受け継がれた伝統を引き継ぎ、「日本」をよりよいものにしていこうとする気持ちを持たせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
 ・(モースが魅力に感じた日本人と今の日本人を比べて)変わった点は、ずる賢い人が増えた、自己中心的で相手のことを考えない。変わらない点は、規則を守る、災害などで助け合う、電車などでの思いやりなど。
 ・(自分はどうしていきたいかについて)誰にでも気遣いをし優しくする、今までよりも相手のことを考える、世界で一番愛にあふれる国にしたい。

2月5日 3年生道徳①2月5日 3年生道徳② 

1年生まめまき(節分)の様子です。

 先週2日(金)に1年生が、3日の節分にちなんで「まめまき」を行いました。鬼の面を自分たちで手作りし、鬼役とまめまき役に分かれて何回か「鬼は外、福は内」をやり、最後は「心の中の鬼退治!」プリントに鬼の名、特徴、退治方法を書き込むというスタイルでした。全員一生懸命取り組み、年中行事を楽しんでいました。皆さんのご家庭では、まめまきをやりましたか?

※ちなみに、節分に「恵方巻」を食べる習慣がここ20年くらいで広まってきています。校長(58歳)が若いころは恵方巻きの習慣はなく、今でも我が家では恵方巻は買いません。

2月2日1年生まめまき①2月2日 1年生まめまき②2月2日 1年生まめまき③

 

 

 

 

 

 

 

2月2日 1年生まめまき④2月2日 1年生まめまき⑤ 

各学年の授業の様子です

 3学期が始まって3週間が経ちました。今週に入って少しずつ新型コロナの感染が見られるようになってきています。2月は入試が本格化するため、特に3年生は感染対策を徹底してほしいと思います。

 今回は昨日の授業の様子を写真で紹介します。1年生は理科の授業で鉱物の種類(花こう岩、玄武岩、安山岩など)の学習、2年生は体育でバスケットボールをパスしながらシュートの練習、3年生は・・・行く前からクラスで「イエーイ!」と盛り上がっていて何事かと思ったら、国語の時間に床に丸く座って百人一首をやっていました。また最後の写真は、先週、1年生の龍信さんが「1999年って英語でなんて言うんだろう?」とALTのスティーブン先生に質問している様子です。スティーブン先生からは「質問してくれるのうれしいね。すごいくいいね。」とお褒めの言葉をいただきました。

2月1日 1年生理科2月1日 2年生体育2月1日 3年生国語

 

 

 

 

 

 

1月26日 ALTへ質問 

玄関ホールに「がんばれ三年生!」

 生徒会が企画し、1,2年生と教職員が協力して、卒業後の進路に向けた3年生へのメッセージが、玄関ホールに貼り出されました。一人ひとりが桜の花びらにメッセージを書き、全体が桜の木になるデザインです。再来週の15日には私立高校入試、3月5日は公立高校入試が控えています。玄関メッセージに背中を押してもらい、3年生が進路に向かって努力してくれることを願います。

1月31日 がんばれ三年生①1月31日 がんばれ三年生②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月31日 がんばれ三年生③1月31日 がんばれ三年生④1月31日 がんばれ三年生⑤1月31日 がんばれ三年生⑥1月31日 がんばれ三年生⑦ 

 

生徒会誌「燈臺(どうだん)」編集作業の様子+統合当初の生徒会誌について

 恵山中学校では毎年3月に「生徒会誌」を発行しています。1年間の生徒会活動、学習活動、部活動などに加え、行事についての作文、写真、教職員から卒業生への言葉などが掲載されています。

 昨日29日(月)の昼休みに、今年度の生徒会誌の編集委員が集まり、印刷会社から上がってきた「ゲラ刷り」の校正作業について、3年生の伊藤妃奈さんを中心に打合せを行っていました。(下の写真)

 生徒会室には過去のものや寄贈された他校の生徒会誌が保存されています。現在のものはA5判で印刷会社に発注していますが、恵山中学校が誕生した当初のものは題名や体裁、内容が現在とは異なります。生徒会誌第1号の題名は「響力」(B5判)、第2号は「伸展」(A4判)、第3号は「大志」(A4判)で、印刷は校内の印刷機で行われていたようです。第4号、第5号は残念ながら保存されておらず、第6号は現在の「燈臺」(A4判)という題名になり、印刷会社へ発注する形で現在まで続いています。今年度はNo,19になります。3月の卒業式前に皆さんのお手元に届く予定です。

1月29日 生徒会誌編集①1月29日 生徒会誌編集②生徒会誌No,1

 

 

 

 

 

 

 

生徒会誌No,2生徒会誌No,3生徒会誌No,6生徒会誌No,18 

防災教育を行いました(能登半島地震を受けて)

 1月1日の能登半島地震を受けて、本校ではあらためて地震を中心とした防災教育を1月25日(木)に行いました。

 本校では2学期に地震を想定した避難訓練を行いましたが、休み時間の抜き打ちの形で実施したところ、生徒の動きや教職員の指示などでさまざまな課題が浮き彫りとなりました。そこで、3学期の冬季間という設定で、あらためて防災教育を行う予定をしていたところ、偶然ですが1月1日の大きな地震と災害が起こったため、期せずしてタイムリーな防災教育となってしまいました。

 1月25日は能登半島地震発生時に撮影された数種類の動画を大型ディスプレイや個々のタブレットで視聴し、地震が起こった時にどうするかを個別やグループで考えました。学校だより225号にも掲載しましたが、今回の地震のように自宅にいる時に自分たちがどうするか、「自分事」としてとらえ考えることが大切だと感じました。また、これも偶然ですが、防災教育を行った25日に恵山支所の職員が来校して、避難所のための災害備蓄品を追加して備蓄用物置に入れる作業を行いました。(下の写真) これらの備蓄品を使うことがないよう祈るばかりです。

1月25日 防災教育(2S)1月25日 防災教育(1A)1月25日 防災教育(2A)

 

 

 

 

 

 

1月25日 防災教育(3A)1月25日 災害備蓄①1月25日 災害備蓄② 

今週の道徳授業の紹介

1月22日(月)の道徳の授業を紹介します。※1年生は25日(木)に行いました。

1年道徳「裏庭でのできごと」
◯内容項目…自主、自律、自由と責任
◯内容の概略
 昼休みに健二は大輔と雄一に体育館の裏の「裏庭」でサッカーをやろうと誘われた。3人で裏庭へ行くと、一匹の猫が物置の軒下にある鳥の巣に侵入しようとしていた。雄一がボールを投げ、猫は逃げたがボールが物置の窓に当たりガラスが割れた。雄一が職員室へ報告しに行っている間、健二が蹴ったボールが、さっき割れた窓の隣の窓に当たってガラスが割れた。雄一が松尾先生と裏庭に戻り、事情を説明した。先生が戻った後、2枚目のガラスを健二が割ったことに雄一が憤慨した。放課後に健二は大輔に「いいか。俺を出し抜いて先生のところに行くなよ。俺の立場が悪くなるじゃないか。」と言われた。
 健二は帰宅後、もやもやしていたが鏡に映る自分の姿を見て「僕は、僕自身はどうしたいんだろう…」と考えるうちに、ある決心をした。次の日、健二は学校に行くと雄一に「僕、やっぱり松尾先生のところへ行ってくるよ。」と言った。雄一が「おい。大輔は…。」と言ったが、健二は首を横に振ると職員室へ向かった。
◯教師の思い
 自分の中にも弱い心が必ずあって、悩んだり迷ったりするが、「正しい」と考えることを選択できることが生き方としても素敵なのだということ。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
 ・(健二が先生のところへ行ったのは)一回行こうとして大輔に行くなって言われたけど、正直に言った方が良いから行ったと思う。
・何を言われても自分の思ったことを通せること。

1月25日 1年生道徳①1月25日 1年生道徳②

 

 

 

 

 

 

2年道徳「避難所にて」

◯内容項目…節度、節制
◯内容の概略
 1995年の阪神・淡路大震災の時、私は家の近くの小学校へ避難していた。仲のよい新平と浩司とも連絡が取れ、一緒に過ごすようになった。避難先でのボランティア活動を見ていて「僕ら、こんなことしていてええんやろか。」と思うようになった。町でがれきを片付ける人々の中に、私の弟の純が高齢者に水を運ぶ姿があった。私たちはボランティア相談所へ行って「何か手伝えることはないですか。」と尋ね、次の日の朝に来るように言われた。
 明朝、ペットボトルと弁当を届けた先のお年寄りから「ありがとう。助かるわ。地震のあと、体調を崩しとったんや。」と言われ、何かできないかと三人で相談し、避難所の掲示板に「長期間の避難所生活では健康が大切です。(以下略)」と貼り紙をした。阪神・淡路大震災の時に復興を願って作られた歌「しあわせ運べるように」のフレーズが私の耳に自然と浮かんできた。
ていた。
◯教師の思い
 実際に能登半島地震で避難所生活を送っている人や、中学生の集団避難について、自身の生活や境遇についても考えながら、辛い思いをしている人たちの気持ちも考えつつ、今、自分ができることを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
 ・被災地に行けないから、せめて募金等をして手助けをしたい。
 ・励まし合って声をかけたい、応援したい。
 ・災害に対する知識を深めて、自分が被災した時に活用できるようにする。

1月22日 2年生道徳①

1月22日 2年生道徳②

 

 

 

 

 

 

3年道徳「一冊のノート」
◯内容項目…家族愛、家庭生活の充実
◯内容の概略
 僕は弟と、祖母が物忘れが激しくなり、我を張るようになったと会話していた。翌朝、僕の数学の問題集がなくなり、むっとして祖母に「しっかりしてよ、おばあちゃん。僕ら迷惑しているんだ。」と弟と一緒に祖母を非難した。ある日の学校帰りに祖母が季節外れの服装にエプロンを掛け、古くて大きな買い物籠を持った姿で歩いていて恥ずかしかった僕は、帰宅後に厳しい口調で「なんだよ、その変な格好は」と問い詰めた。
 一週間後に捜し物をしていて、祖母が日記風に書き綴った一冊のノートを見つけた。自分の記憶へのもどかしさや不安や家族への感謝の気持ちが切々と書き込まれていた。「…記憶もだんだん弱くなり、今朝も孫に叱られました。…せめてあと5年、なんとか孫たちの面倒をみなければ。しっかりしろ。ばあさんや。」僕はいたたまれなくなって外へ出たが、庭で草取りをしている祖母がいて、黙って祖母と並んで草取りを始めた。「おばあちゃん、きれいになったね。」祖母はにっこりとうなずいた。
◯教師の思い
 家族が幸せに暮らせるために、自分ができることを考えてほしかった。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
 ・家族全員が過ごしやすい環境を作ることが大切だと思った。過ごしやすい環境とは、いつも通りの日常のこと。

1月22日 3年生道徳①1月22日 3年生道徳② 

1,2年生の作品を紹介します。

 2階廊下に、1年生の絵馬と2年生の家庭科作品が飾られています。

 1年生の絵馬は、このブログの1月16日で紹介した学活の時間の「絵馬」づくりで取り組んだものが完成しました。1年生教室前の廊下壁面に、めいめいがデザインして願いを書いた絵馬を、十色神社(学級目標の十人十色から)と銘打った鳥居つきの大きな紙に貼り出してくれています。下の写真中の一番大きな絵馬には「今年は勉強する時間を増やして成績をよくしたい。家族協力して家のことをしっかりやる。」と書かれています。願いが叶うことを祈っています。

 2年生は2学期の家庭科でウォールポケットづくりに取り組みました。青色を基調とした布にいろいろなデザインをのせています。後日持ち帰ったら、家で活用してください。1月25日 1年生絵馬 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月25日 2年生ウォールポケット

3学年がそろう最後の専門委員会・全校集会を行いました。

 先週19日(金)に、3学年がそろう形での最後の専門委員会と、委員会内容を発表する全校集会が実施されました。

 昼休みに2年生の委員長が集まって生徒会執行部と打合せ(左端の写真)を行い、6時間目に各専門委員会と全校集会が開かれました。委員会では最後の参加となる3年生から後輩へメッセージを述べる場面(中央の写真)もありました。全校集会では、一年の締めくくりとなる活動についてや、全体交流会(球技大会の予定)、普段の学校生活で気をつけてほしいことなどを各委員長が丁寧に発表してくれました。

 次回は3月1日に専門委員会を予定していますが、3年生は受験直前のため、1・2年生のみで行います。

1月19日 専門委員会①1月19日 専門委員会②1月19日 専門委員会③ 

登校を1時間繰り下げました。

 昨日21日(日)からの悪天候で、恵山中の周辺の積雪や恵山地区内の道路状況を考慮し、本日は登校時間を1時間繰り下げて9時過ぎからの登校としました。スクールバスの運行や生徒の送迎が心配でしたが、無事に9時過ぎに学校をスタートすることができました。

 昨日はずっと吹雪が続き、ところどころ吹きだまりがあって車のハンドルを取られる道路状況でした。恵山中の敷地内も吹きだまりがあり、高いところで50cmほどの部分もありました。除雪の関係で、朝と帰りの送迎でご不便をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

1月22日 敷地内吹きだまり①1月22日 敷地内吹きだまり② 

キャリア教育の様子(パート2)です。

12月8日に紹介しましたキャリア教育について、2回目の紹介です。

昨日18日(木)、1年生では「職業診断テスト」に取り組んでいました。よく「適性検査」と呼ばれますが、たくさんの種類があります。今回は自分の適性の目安として、クイズ的なものなど割と簡単にできるものを担任がGoogle Classroomに準備し、タブレット上で設問に答える形で行っていました。進路の決定には自分の強み・弱みを知っておくことが大事です。

また、3年生は受験が本格化しており、昨日は私立高校推薦入試、今日は高専推薦入試が行われています。昨日の3年生の総合的な学習の時間で面接練習を行っていました。「ノックして入室」などの所作、きちんとした座り方、落ち着いてゆっくり丁寧に話すなど、面接の場面では日常生活での動きと違う形になります。「◯◯高校を志望した理由」など、あらかじめ覚えておく内容もたくさんあります。回数を重ねてスムーズにできるよう頑張ってほしいと思います。

1月18日 1年総合①1月18日 1年総合②1月18日 3年総合 

 

学習サポート5回目を行いました。

 11月から2月にかけて8回実施する学習サポートの5回目を、昨日行いました。現在の日本の学校では、令和3年1月に出された中央教育審議会の答申に基づき、生徒が「個別最適な学び」を進められるよう、授業改善や学習環境の整備を行っています。本校でも「子供が自らの学習の状況を把握し,主体的に学習を調整することができる」ことの一環として、この学習サポートを実施しています。

 昨日で5回目となりましたが、生徒は自分の学習状況に合わせて自習したり、下の数学の写真のようにサポートに入っている先生に質問して学習を行っています。時間と場を設定し、取り組む内容が分かっていれば、生徒は自分たちでどんどん学習を進めることができるということを、この学習サポートを見ていて実感しています。

1月17日 学習サポート(国語)1月17日 学習サポート(数学)1月17日 学習サポート(社会) 

2年生家庭科で幼児のおもちゃづくりに取り組みました。

 家庭科の「幼児の生活と家族」の内容に関連して、2年生で幼児のおもちゃのひとつである「コロコロパズル」づくりに取り組んでいます。

 立方体(サイコロの形)を4つ組み合わせ、それぞれの面に絵柄やイラストを描いて、立方体をパタパタ動かすと別の面の絵柄になるというものです。(説明が上手くなくて伝わらず、すみません。) 下の左端の写真でご想像ください。

 それぞれ自分の好きな絵柄を、タブレットで検索したり、自分で考えて描いたりしながら、熱心に取り組んでいました。

1月17日 2年生家庭科①1月17日 2年生家庭科②1月17日 2年生家庭科③ 

3学期の授業がスタートしました。

実際は昨日から授業が始まっていますが、本日から通常通りの学校生活が再開しました。

1年生は学活の時間に、一人ひとりが「絵馬」づくりに取り組みました。色画用紙にめいめいが絵馬をデザインして願いを書いていました。完成した絵馬は神社に見立てた大きい紙(学級目標から名づけた「十色神社」)に貼り出す予定です。

2年生は保体の授業で体力テストに取り組みました。反復横とびや長座体前屈などに取り組んで記録をとっていました。

3年生は社会科で公民分野の社会保障制度について授業に取り組みました。授業におじゃました時はスウェーデンと日本の社会保障のちがいについて、考えを述べていました。

どの学年も和気藹々(わきあいあい)とした雰囲気で意欲的に取り組んでいる様子でした。

1月16日 1年生学活1月16日 2年生体育1月16日 3年生社会科 

3学期始業式を行いました。

まずは1月1日の夕方に発生した石川県能登半島地震で被害に遭われた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

本日の始業式で校長から「地震などの災害はいつ起こるか分からない。普段からの防災の意識を高めて、何ができるかを、中学生として、あらためて考えてほしい。」と話しました。別の土地で起こっている他人事ではなく、自分事として考えることが大事です。ご家庭でも、あらためて「防災でできることは何か」や「災害が起こった時にどうするか」をお話ししていただけると幸いです。

また、始業式では3名の生徒から「3学期へ向けて」の発表がありました。下記は発表の要約です。

1年の三上さんは「2学期を振り返ると勉強と委員会の2つをがんばった。勉強のしかたを変え、覚えやすいように工夫し、苦手の英語も取り組めるようになった。委員会と学級委員は自分の役割を果たして頑張った。3学期は2学期よりも積極的に頑張りたい。」
2年の大瀧さんは「2学期で2つの変化があった。1つは自主勉強。勉強の見直しと工夫で複数の教科の成績が上がったので、3学期も工夫を考え、体力づくりもしながら頑張りたい。もう一つは学級委員、代議員になったこと。それぞれの仕事も頑張りたい。」
3年の成田さんは「冬休みに2つの努力をした。一つ目は学年末テストと受験勉強の両立を頑張り、1年生の内容から順に復習した。二つ目は規則正しい生活。しっかりメリハリをもち、決まった時間に寝起きすることを心がけた。すぐに入試があるので努力の成果を発揮したい。」

それぞれの内容に3学期に向けての具体的なことが盛り込まれていることに感心しました。今年度残りの登校日が50日を切りました。1年の締めくくりとしての時間を大事に過ごしてほしいと思います。

1月15日 始業式(校歌斉唱)1月15日 始業式(1年・三上さん)1月15日 始業式(2年・大瀧さん)

 

 

 

 

 

 

1月15日 始業式(3年・成田さん) 

2学期終業式を行いました。

 本日は2学期最後の登校日となり、3時間目に終業式と表彰を行いました。

 まずは8月からの2学期を無事に終えることができ、生徒・保護者・地域など関係の皆様には心から感謝申し上げます。

 5月に新型コロナの扱いが変わり、この2学期は3年ぶりにコロナ前までの「制限なし、計画通り」の通常の活動を行うことができました。酷暑だった夏、インフルエンザが流行した秋など心配なこともありましたが、恵祭をはじめとした行事や日常の学習活動などを「普通に」実施できるという喜びを、あらためてかみしめた2学期となりました。

 終業式では3名の生徒から「2学期の振り返りと3学期へ向けて」の発表がありました。1年の成田さんは「2学期は落ち着いて過ごすことができた。9教科ある期末テスト、恵祭の意見発表など精一杯できて達成感があった。念願だった生徒会に入ったので、良い形で3学期を過ごしたい。」、2年の伴田さんは「恵祭の係がたくさんあったが良くできた。学年の発表は内容を聞きやすくしたりスライドを見やすく工夫ができた。学級レクではドッヂボールが楽しかった。3学期は3年生のために卒業式準備などを頑張りたい。」、3年の井上さんは「恵祭と英語暗唱の準備を夏休みからはじめ、大変だったが、上手くいき、やり遂げることができた。3学期は志望校合格へ向けて頑張りたい。」と反省と抱負を述べてくれました。(それぞれ内容の要約です。下の写真は発表の様子です。)

12月25日 終業式発表①

12月25日 終業式発表②12月25日 終業式発表③

 

 

 

 

 

 

 また終業式の後に書道表彰を行いました。2年の大瀧さんが第91回全国書画展覧会・書の部(主催:「筆の都」広島県熊野町全国書画展覧会運営委員会)に出品し、みごと「金賞」を受賞しました。

12月25日 書道表彰

 

 

 

 

 

 

 明日から20日間の冬休みに入ります。3年生は学年末テストの関係で1月11日から、1,2年生は1月15日から登校になります。年末年始をゆっくり過ごし、また元気な様子で登校してくれることを楽しみにしています。

1年生学級レクの様子+赤い羽根募金をお渡ししました

 昨日21日(木)、1年生が学級レクリエーションを行いました。12月4日の本ブログで学級活動(12月1日実施)を紹介しましたが、その時の話し合いを基にバドミントン、ドッヂボール、トランプに取り組みました。バドミントンは部活動があることから、やはり決勝はバド部所属の2人でした。ドッヂボールは教員もチームに入りながら、柔らかいボールでケガに注意しながら楽しくできました。トランプは、ケガで参加できないメンバーのために予定を変更して行いました。企画立案はすべて生徒の手で行い、当日の写真撮影やマイクによるドッヂボールの実況も自分たちで担当していました。良い経験になったと思います。

12月21日 1年学級レク①12月21日 1年学級レク②12月21日 1年学級レク③

 

 

 

 

 

 

 同じく昨日21日(木)の午後4時に、社会福祉協議会の廣島さんが来校し、今月初めに生徒会が校内で行っていた募金活動であつまった9,034円が入った募金箱を、校長室でお渡ししました。生徒会長の松本さんが「地域の方々のためにお使い下さい」と話し、受け取った廣島さんが、「全国の困っている人や団体、そしてこの地域のためなど、広くこの募金を活かして行きたいと思います。ありがとうございました。」とお話し下さいました。あらためて募金に協力していただいた生徒、保護者の皆様に感謝申し上げます。※右端の写真は本校玄関ホールに掲示している、生徒会からのお礼です。数字は赤い羽根で形取っています。

12月21日 赤い羽根共同募金①12月21日 赤い羽根共同募金②12月21日 赤い羽根共同募金③ 

 

 

 

  

 

 

道徳の授業の紹介

12月18日(月)の道徳の授業を紹介します。

1年道徳「オーロラ-光のカーテン-」
◯内容項目…感動、畏敬の念
◯内容の概略
 旅行記者の吉沢博子さん著「カナダ オーロラ紀行」より。マイナス30度、40度の凍てついた空気を通して見る、現実離れして神秘的に思えるオーロラを求めて、毎年カナダ極北地方を訪れている。そんなある日の夜中12時頃、空の様子をチェックしていた一人が「出た!オーロラだ。」と叫び、転がるようにして外に飛び出した。上を見上げたとたん、上空から大きな光のカーテンが降り注いできて、息を飲み、驚きのあまり腰を抜かしそうになった。しかもオーロラはまたたく間に空全体に広がって、生きているもののようにダイナミックに動き始めた。10分くらいして興奮状態がおさまり、じっくりと観察する余裕が出てきて、雪の上の仰向けで大の字になって空を見上げた。体がフワッと浮き上がり、その光のかなた、宇宙に吸い込まれていくような不思議な感覚に包まれる。感動に包まれて夢を見ているような気分で空を見上げ続けていた。
◯教師の思い
 この教材を通して自然から多くの恩恵を受けいることに気付かせたい。今回「オーロラ」と「五稜郭タワーの桜の景色」、「香雪園(紅葉)」、「恵山(山頂からの景色)」の写真から心に残ったものを1つ選び、理由を書かせ発表した。自然に対する畏敬の念を芽生えさせたい。
◯自然の素晴らしさについての生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・人間が作ったものでは感じられないきれいさや、優越感を味わうことができる。
・ゴミのポイ捨てや木の伐採などをせず、ありのままにすることで、心が落ち着ける場所になるから、大切にしていきたい。

12月18日 1年生道徳①12月18日 1年生道徳②

 

 

 

 

 

 

 

2年道徳「門掃き(かどはき)」
◯内容項目…社会参画、公共の精神
◯内容の概略
 京都には昔から「門掃き」といって、自分の家の前の道幅半分と、家の幅にお隣の分一尺(約30cm)くらいだけをきれいにするしきたりがある。けいすけ(僕)は母から門掃きを頼まれ、しぶしぶ玄関に向かう僕の背中に向けて母が「ちゃんとお隣さんとの境も掃くんやで! 挨拶もしてな!」と言った。
 ほうきとちりとりを持って表に出ると、お隣の加藤さんが、うちとの境目を30cmほど超えて丁寧な手つきで掃いている。まるで自分の家の掃除であるかのように真心込めて掃いてくれていて、しかもけっして30cmよりこちらに入って掃除をしない。そして不思議なことにお向かいさんとの道幅半分を超えて、家の前まで2軒分の掃除を続けた。
 掃除を終えた僕は母に2つの気になることを聞いた。「(30cmを超えないのは)自分のことが自分でできへんと思われたいんか。『侵さず、侵されず』それが京都の親切心や。」僕はさらに「でも、お向かいさんとこは掃いてはったよ。あれはなんで。」と聞くと「お向かいさんは先週から入院したはる。そんなときは境目を超えて助けるのも門掃きや。」 僕は、次の門掃きのときはいろんなことに気がつくようになろう、心にそう感じていた。
◯教師の思い
 京都のしきたりである「門掃き」について理解することを通して、身近にある「おもいやり」について考えてほしい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・(門掃きする理由は?)自分のお隣の人も気持ちよく過ごすことができ、そしてお隣との関わり合いも生まれるから。
・(身近にできる目配り、心配り)ゴミが落ちていたら拾う。困っている人がいたら自分ができる範囲で手伝いをする。忘れ物をしている人がいたら貸す。挨拶する。席などを譲る。敬語で話す。お辞儀をする。

12月18日 2年生道徳①12月18日 2年生道徳②

 

 

 

 

 

 

 

3年道徳「町内会デビュー」
◯内容項目…自主、自律、自由と責任
◯内容の概略
 クマの出現に備えて町内会で共同作業で町と山との境の草刈りと掃除をすることになり、各家庭から一人参加するきまりで、母は明(僕)に「中川家代表でお願いね。」と言われた。「僕はまだ中学生だよ。」と言うと「もう中学生だから大丈夫。皆さん、面倒みてくださるから。明の町内会デビューね。」
 日曜日が来て明はしぶしぶ腰を上げた。集合場所へ行くと「おっ、中川くんの息子だな、ご苦労さん。」と言われ、あれよあれよという間に明は中川家の代表だという紹介をされ、周りを笑顔で囲まれた。周りから声をかけられ褒められながら草刈りをした。また、刈り取った草に足を取られている人がいたので、進んで散らばっている草や枝を集めて運んだ。「やあ、よく気がついたなあ。助かるよ。」作業が終了し町内会長がお礼の挨拶で「今回は初めての参加の方もおられました。クマとの出会いはいりませんが、こういう出会いは歓迎です。」参加者から拍手が起き、さらに帰りがけに「明くん、今日は来てくれてありがとう。」「こっちまで元気になれるよ。中川家代表、お疲れ様。」と声をかけられ、なんだか大人になったような気がした。翌朝、通学の途中で明はあちこちから声をかけられた。朗らかな声でそれに応えながら学校へ向かった。
◯教師の思い
 自分の意志で行動することの大切さを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・周りのことを考え動くことで、周りが幸せになると思った。
・言われて動くのではなく、自分で気付くことが大切だと思った。

12月18日 3年道徳①12月18日 3年道徳② 

ICT活用と協働的な学びについて

 令和3年4月に函館市の学校に一人一台端末(クロームブック)が配備されてから3年半余りが経ち、すっかり「学習の道具」としてのICT活用が浸透しています。本校の教職員による校内研究では、ICTの活用を取り入れた授業づくりを通して、生徒の主体的・協働的な学びを目指した取り組みを行っています。本ブログでも「授業交流」でいくつか紹介しました。日頃から生徒も教職員も普通にタブレットや大型ディスプレイを使って発表したり話し合いをしたりしています。

 先週14日(木)には、3年生の国語で、ちょっと長い小説(魯迅の「故郷」)をわかりやすくまとめるために、個々の生徒がグーグルのジャムボードという機能を使ってキーワードや写真で説明を作成し、発表していました。発表の際も個人のタブレットからキャストという機能で大型ディスプレイへ画面を送り、その表示と言葉で説明を行う協働的な学びに取り組みました。(左端と中央の写真) 右端の写真は教師がさらに別の生徒の発表について解説しているところです。

12月14日 ICT・協働(3年国語)①12月14日 ICT・協働(3年国語)②12月14日 ICT・協働(3年国語)③ 

 

 

 

 

 

 同じ日の1年生総合では、進路学習の一環で函館市内の高校調べに取り組みました。教師がグーグルのクラスルームという機能を使って調べる内容を提示・説明し(左の写真)、担当別のグループになってタブレットで調べ学習=協働的な学び(右の写真)に入ったところです。どんなまとめになるのか楽しみです。

12月14日 ICT・協働(1年総合)①12月14日 ICT・協働(1年総合)② 

 

年末年始の飾りづくりと大掃除の様子です。

 令和5年(卯年、2023年)も、残すところ2週間あまりとなりました。本校でも2年S組でクリスマス飾り(サンタクロースのマトリョーシカ)とお正月リースづくり、2年A組では大掃除(学期末の清掃強化週間の一環)を行いました。

 サンタクロースのマトリョーシカは厚紙にプリントした型を切り抜き、大・中・小の立体人形を組み立てていました。大を開けると中、中を開けると小のように「入れ子構造」になっています。また、お正月リースは学校裏に自生するツタを何重にも巻いて、そこにトドマツの枝や松ぼっくり、正月飾りをつけて世界で一つのオリジナルリースを作っています。どんなできあがりになるのか楽しみです。

12月15日 2S飾りづくり①

12月15日 2S飾りづくり②12月15日 2S飾りづくり③ 

 

 

 

 

 

 2年A組では、本日、教室内を全員でていねいに掃除していました。窓磨き、掃除機かけ、流し掃除、大型ディスプレイの掃除など、普段の清掃でやらない箇所をきれいにしてくれていました。最近は年末に大掃除をする家の割合は半数以下で、12月に入ってから分割して順番に掃除をするスタイルが多いそうです。本校でも人数の関係で終業式に一斉に清掃はせず、清掃強化週間(18日~22日)で校内を計画的にきれいにする予定です。

12月15日 2A掃除①12月15日 2A掃除②12月15日 2A掃除③ 

 

道徳の授業の紹介

12月11日(月)に行われた道徳の授業を紹介します。

1年道徳「自分だけ『余り』になってしまう……」
◯内容項目…相互理解、寛容
◯内容の概略
 作家の重松清がウェブに寄せられた10代(小中高校生)の悩みに答える形式の内容。
中2女子の好美さんの相談「クラス替えで2人の親友と離れ、調べ学習などで2人の組を作る時に私が余る。1人だけ余った時に恥ずかしくて寂しい。みんなは優しくていい人たちだけど特別に仲が良いわけではないので無理に『組に入れて』と言いたくない。」
 重松氏の答え。「自分が中学2年の時、7人で遊園地に行ってボート(2人乗り)に乗った時、自分はパートナーをキープしていたが1人が余ってしまった。その1人は岸辺のベンチに座って、ずっと自分たちに手を振ったりしていた。その1人を見てすごく『負けた感』を覚えた。『あいつのほうがぜんぜん大人だ。』って思った。クラスで余ったりするような体験をいっぱいして、みんなが大人になっていく。『ひとり』は不安定な状態だけど、現実にはどうしようもなくそうなってしまうこともある、と分かっておくのは良いこと。みんなで『余りの一人』を分かち合うようになれれば良いのになあ、って思う。『あ、そうだった、そうだよね。』って言ってくれる人もいるかもしれないよ。」
◯教師の思い
 日常学校生活の中でありがちな人間に関係について、客観的な目を持って考えさせたい。「一人になる」ことへの共感や支えたりする気持ちを分かち合ったり、「一人になる」準備時期であったりすることを、自分自身の経験や思いを含めて話し合わせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・「一人になる」ことについて重松さんは、すごく寂しく、それが悪化するといじめにつながると言っている。
・お互いが認め合って生きていくために、一人ひとりが恥ずかしくないという意識を、みんなで持つことが大切だと思った。

12月11日 1年道徳①12月11日 1年道徳②

 

 

 

 

 

 

2年道徳「コトコの涙」
◯内容項目…相互理解、寛容
◯内容の概略
 中2で花園コトコが老人ホームへボランティアに通っていたある日、同じ部活(魚部)の5人と一緒に老人ホームのホールに作った魚が入った水槽の除幕式を開いた。そんな中、一人背を向け中庭を見つめる入所者の笹岡修三さんに「さあ、みんなと一緒に見ようね。おじーちゃん。」と声をかけた時、同じボランティアのマサシから「ばかっ!修三じいさんは赤ん坊じゃねーんだ!大工の棟梁だぞ!」と叱られた。
 その後、コトコが園長の田島に「コトコちゃんは一所懸命にやってる。でも気をつけなきゃならないのは、老人が自由に動けなくなって子どものようになっていくのは、何十年も生きぬいていた立派な老人たちの姿で、意地もあればプライドもあるってこと。私たちがよかれとしていることが、そのままあの人たちの望みではないということ。私もマサシくんに気づかされた。一年もしゃべっていない笹岡さんに、私もどうしてあげたら良いかとばっかり考えていた。」と言われる。コトコは田島の言葉をかみしめ、こぼれる涙はしばらく止まることがなかった。
◯教師の思い
一見、赤ちゃんに返ってしまったようなお年寄りにも一生懸命に生きてきた人生があり、だんだん記憶を無くいていくからといって、それは消えるものではないこと。だから“人の尊厳”を大切にしなければならないし、そのために相手を理解しようと努めることが大切だということ。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・(マサシがコトコをどなったのはなぜだろう?)笹岡さんの心を無理やりに開かせようとするのでなく、自分の意志で開かせてあげてほしいと思ったから。
・(須藤先生が涙が出そうになった理由は?)コトコの気遣いや優しさ、マサシがコトコに「やめろ。」と言った優しさに感動したから。

※諸事情により、2年生の写真を撮影できませんでした。ご了承ください。

3年道徳「塩むすび」
◯内容項目…思いやり、感謝
◯内容の概略
 東日本大震災から2か月、私は祖母、母と三人で避難所生活をしていた。転校先の学校に通う少し前に母に促されて食事係を担当することになった。片付けだけでもめんどうと思っていて、食事係になってもどう動いて良いか分からず、母に当たっていた。食事係の2日目、調理場では最近残菜が目立ってきたことが話題になった。「明日の朝は塩むすびとみそ汁を出しましょうよ」ということになった。私は心の中では賛成しかねたが、翌朝は当番みんなで塩むすびを握った。私も手を真っ赤にして握った。驚いたことに、おにぎりにしたら子どもや大人が自分から取りに来たりおかわりをする人も増えてきた。また私は、目に見えないところでのおばさんたちの気配りに気づいた。自分の知らなかった世界で、初めて考えさせられたことがあった。新しい学校への不安はあるが、食事係で新しい世界を知った私のように、やってみなければ分からないことだってあるはずだ。温かい塩むすびを作った日以来、朝の残菜はほとんどなくなった。
◯教師の思い
 「本当の意味の思いやり」とは何か?私たちを支えてくれている人の思いやりに、どのように応えていけばよいのだろうか。思いやりにはいろいろな形があることと、とても大事で、今、自分たちを支えてくれている人(保護者)に、どういう思いやりを返していけばよいのかを考えさせたい。
◯「本当の意味の思いやりとは?」についての生徒の考え(一部の抜粋です)
・誰かのためを思って行動すること。
・支えてくれた人に恩返しをする。
・感謝の気持ちをもつ。
・自分から進んで人のために行動すること。
・人のことを思って行動する。

12月11日 3年道徳①12月11日 3年道徳② 

2年S組で紙漉きを行っています。

 泉さんと岩村さんの2人で、牛乳パックから手作りの紙を「紙漉き」の技術を使って作成中です。手順(概要)は、牛乳パックと水、色の紙テープをジューサーで混ぜて溶かし、簀桁(紙すき枠とすだれ)に流して漉き、アイロンで成形し、窓際に置いて乾燥させます。最後の写真にあるカラフルな紙は、色の紙テープでついた色です。和紙のような少し凹凸のついた柔らかい感触に仕上がっていました。私が見に行った日は、既に2~3回目の作業だったこともあり、2人とも実に手際よく作業をしていました。完成した紙は年賀状用に使う予定ということです。

12月8日 2S紙漉き①12月8日 2S紙漉き②12月8日 2S紙漉き③ 

赤い羽根共同募金へのご協力ありがとうございました。

 先週1週間、本校で赤い羽根共同募金に取り組み、生徒と教職員合わせて8,034円の募金が寄せられました。赤い羽根共同募金の趣旨は「この町で集まった募金は、この町の困ったことのために使われます。子育て支援や高齢者の配食支援に使われたり、災害支援や地域の見守りパトロールなど、支援する人をサポートする資金として使われています。」と赤い羽根共同募金ホームページに書かれています。毎年12月1日から始まる「歳末たすけあい運動」も共同募金の一環です。

善意を寄せていただいた皆様、ありがとうございました。(写真は12月8日に生徒会の岩村さん、成田さんが職員室へ募金のお願いに来た様子です。)

12月8日 赤い羽根共同募金①12月8日 赤い羽根共同募金② 

 

キャリア教育の様子です。

 一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育が「キャリア教育」です。(文科省HPより引用)

 本校でもキャリア教育として総合的な学習の時間で「進路学習」や「キャリアパスポート作成」などに取り組んでいます。昨日の総合的な学習の時間では、1年生は進学に当たっての「内申点ランク」などについての学習、3年生では先日の本ブログで紹介した入試の面接について、生徒同士の面接練習を行っていました。また、2・3年生は放課後学習会も行っており、特に3年生は進路に向けた学習会(希望制)を定期的に実施しています。(下の写真は3年生の放課後学習会の様子です。)

 なお、二段目右端の写真は、願書用写真撮影の様子です。今年から高専や市内の私立高校の一部でインターネットを利用するWeb出願が始まるため、写真のデータを家庭からインターネットで提出する形となります。「紙の願書に丁寧に手書きをし、学校で添削して、紙の写真を貼り付ける」という形は数年後にはなくなるかもしれません。

12月7日 1年総合①12月7日 1年総合②

12月7日 3年総合①

 

 

 

 

 

 

12月7日 3年総合②12月7日 3年学習会12月7日 3年願書写真 

学習サポート3回目の様子です。

昨日6日(水)に3回目となる学習サポートを行いました。今回はそれぞれの担当に様子や内容をコメントしてもらいましたので、写真とともにご覧ください。

12月6日 学習サポート国語

 

漢字のドリルと国語のワークに集中して取り組んでいました。

 

 

 

 

12月6日 学習サポート数学 

単元テストに向けた学習やまとめの問題に50分間ノンストップで取り組みました。分からないところを質問し、一つ一つ丁寧に学習していました。

 

 

 

12月6日 学習サポート社会 

1年生は地理、2年生は歴史、3年生は公民のワークにそれぞれ取り組みました。中には授業より集中して黙々と取り組む生徒もいました。

 

 

 

12月6日 学習サポート理科 

1,2年生は冬休み明けのテストに向けた勉強、3年生は学年末テストの範囲のワークに取り組みました。圧力の計算問題についての質問もありました。

 

 

 

12月6日 学習サポート英語 

来週のWord testに向けた勉強に取り組みました。発音や品詞についての質問があったり、生徒同士で確かめあったりアドバイスする様子がありました。

 

 

 

12月6日 学習サポート名簿

 

生徒玄関前に掲示してある学習サポートの各教科名簿を、生徒が確認します。

3年生美術で篆刻(てんこく)を制作しています。

 3年生の美術で、現在、篆刻(木・石などの材料に、印として文字をほりつけること。印刻。多く、篆書体の文字が用いられたところからいう。←国語辞典より)に取り組んでいます。印字は自分の名前のデザイン、さらに持つ部分もいろいろな形で彫っています。授業におじゃましましたが、全員、集中して黙々と石を「シャッ、シャッ」と彫っていました。作品を2つ撮影しましたが、上の方はご覧の通り井上さんです。下の方はわかりますか?

12月5日 3年美術 篆刻①12月5日 3年美術 篆刻②

 

 

 

 

 

 

12月5日 3年美術 篆刻③ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は伊藤妃奈さんです

三者・二者懇談にお越しいただき、ありがとうございました。

 11月29日(水)から本日まで、3年生は生徒・保護者・担任の三者懇談、1・2年生は保護者・担任の二者懇談を行いました。保護者の皆様には、お忙しい中、ご都合をあわせてご来校いただき、ありがとうございました。

 本校では4月末、9月初めにそれぞれ二者懇談を行い、今回の3回目の懇談が最終となります。授業参観や行事の際は生徒の様子や取り組みの成果をご覧いただき、懇談では個々の生徒について学校生活の様子や家庭生活の様子、学校への要望など具体的な情報交流・情報共有をしています。保護者と学校との重要な連携の場と考えています。

 特に3年生の三者懇談では、生徒本人の進路決定と自己実現に向けて、保護者と教師が支えていくことの大切な話し合いの場となります。具体的な卒業後の進路の話にはなりますが、高校に限らず、その先の「人生の進路」を見据えた進路決定と自己実現のための有意義な時間となれば幸いです。懇談は終了しましたが、今後もお気づきの点やご不明の点がございましたら、いつでもご連絡いただきますようお願いいたします。

※写真は1年生の二者懇談の様子です。

12月5日 二者懇談

1日(金)学級活動の様子です。

先週の金曜日1時間目は全学年が学級活動の時間でした。

1年生は学級レクリエーションの話し合い

2年生は写真ではトランプに見えますが「ito(イト)」という「価値観を合わせるゲーム」(→ゲームの解説リンクhttps://arclightgames.jp/product/ito/

3年生は「今年の漢字(日本漢字能力検定協会主催、12月12日に京都清水寺で発表予定)」の予想

2Sはパズルゲームなど

にそれぞれ取り組んでいました。

※学級活動は「特別活動」の一つで、学習指導要領では「学級や学校での生活をよりよくするための課題を見いだし,解決するために話し合い,合意形成し,役割を分担して協力して実践したり,学級での話合いを生かして自己の課題の解決及び将来の生き方を描くために意思決定して,実践したりすることに自主的,実践的に取り組む」とされています。この学級活動と生徒会活動、学校行事の3つを「特別活動」と呼んでいます。学級活動では広範囲な活動ができるため、各学年で目標に沿って工夫を凝らしたさまざまな活動を行っています。

12月1日 1年生学活12月1日 2年生学活12月1日 3年生学活①

 

 

 

 

 

 

12月1日 3年生学活②12月1日 2S学活 

図書室での手作りお守り製作について

 10月25日の本ブログでお伝えした、3年生の受験のために1,2年生の有志が取り組んでいる手作りお守り製作が、そろそろ完成に近づいています。学校司書・三吉さんの呼びかけで、のべ14~15人の1,2年生が作ってくれました。今日の昼休みには2年生の泉さんが三吉さんのアドバイスを受けていました。

12月1日 手作りお守り①12月1日 手作りお守り②12月1日 手作りお守り③ 

 

1年生家庭科 授業交流の様子です。

 昨日29日(水)に、三浦教諭による1年生家庭科の授業交流が行われました。現在、「生活を豊かにするための布を用いた製作」で文庫本カバーづくりを進めています。黒地の布を裁断、裁縫し、いろいろな色のアイロンプリント布をつかってデザインして貼り付ける製作の中で、昨日は「なみ縫い」と「図案づくり」に取り組みました。生徒が家で裁縫をするということは、ほぼ経験がないかと思います(ボタン付けくらいは経験があってほしいですが・・・)が、小学校でも授業で取り組んでいるせいか、なみ縫い、玉留めは三浦教諭の指導のもと、ゆっくりですが全員がまずまずの出来でした。図案はタブレットでネット検索しながら紙に描いていました。それぞれの「世界に一つだけの文庫本カバー」完成が楽しみです。

 授業交流は今回の家庭科がラストとなりました。この後、それぞれの授業交流の内容を整理し、校内での授業改善の取り組みを進めていきます。

11月29日 1年家庭科授業交流①11月29日 1年家庭科授業交流②11月29日 1年家庭科授業交流③ 

3年生 進路(面接)について取り組んでいる様子です。

 本日から三者・二者懇談が始まりました。3年生は進路決定へ向けての話し合いとなります。関連して、昨日、3年生が「面接の手引き」に記入している場面がありましたので紹介します。高校によっては入試で面接を実施する学校があります。高校入試に限らず、これからの進路(職業選択など)の場面では、入社試験やアルバイトなど面接を受ける機会が少なからずあります。面接の場では志望の動機だけでなく、自分をいかにアピールするかなど、多岐にわたる準備が必要です。また、中学生という段階では、高校入試で初めて「面接」を体験することがほとんどです。本校を含めてほとんどの中学校では「受験」だけでなく将来を見据えて、面接に関わる指導や助言を行っています。

 昨日の3年生は下にある「面接個人チェック」に記入していました。面接官に聞かれた時の自分の回答を記入します。これを基に担任と学年団で添削をし、礼儀作法を含めて面接練習を行っていきます。

11月28日 3年面接の手引き①11月28日 3年面接の手引き②

 

 

 

 

 

 

面接個人チェック

 

 

 

3年生保健体育 授業交流の様子です。

 昨日27日(月)に坂井教諭による3年生保健体育の授業交流を行いました。先日のブログで紹介した「1人1授業公開」の一環です。本校では校内研究として研究テーマ「主体的・協働的な学びを目指した授業づくり~ICTの活用を取り入れた授業づくりを通して~」のもと、授業改善の取り組みを行っています。生徒が主体的に学ぶ、周りと協働して学ぶためにICTを効果的に活用する授業を通して、教職員の授業力向上と生徒の学力向上を図ろうとしています。

 昨日の保健体育(マット運動)では、左端の写真のように前時にタブレットで録画した自分の演技を振り返り、連続技(倒立前転やハンドスプリングなど)の発表に向けて技の完成度を高めるための練習に取り組みました。中央の写真は坂井教諭が生徒へアドバイスする様子、右端はお互いの演技をタブレットで録画し、次の時間へつなげている様子です。3年生は自分で練習内容を考え、お互いに良い演技を讃えたりアドバイスしながら練習に取り組んでいました。

11月27日 3年保体①11月27日 3年保体②11月27日 3年保体③ 

小中連携 授業研究会を行いました。

 11月24日(金)に、えさん小学校との小中連携事業の一環で本校を会場に授業研究会を行いました。11月15日(水)に、えさん小学校で行われた研究会の第2弾として、函館市教育委員会の馬場指導主事、えさん小学校の長浦校長先生をはじめとした先生方、恵山教育事務所の木戸所長が来校し、1年生国語の髙橋教諭の授業を公開する研究会でした。

 1年生国語では「来年度の生徒会テーマについて、話題や展開を捉えながら話し合い、グループの考えをまとめよう」という課題で授業を行いました。生徒は2つのグループに分かれ、タブレットの音声入力機能などを使って話し合う「協働的な学び」に取り組みました。授業後は小中の先生方が4つのグループに分かれ、子どもたちの様子や授業内容などについて活発に意見を交流し、グループごとに発表を行って全体で共有しました。

 また、1S組では立花教諭が初任段階1年目の授業研修として英語の授業(want to~の表現)を行い、馬場指導主事のアドバイスを受けました。

 現在、本校では「1人1授業公開」を進めており、お互いに授業を公開し合って意見を交流する授業改善に全員が取り組んでいます。また校内だけでなく教育委員会指導主事やえさん小学校の先生方など外部からの意見やアドバイスをいただきながら、学校全体で「教員の授業力向上」に取り組んでいます。

11月24日 小中連携授業研究会①11月24日 小中連携授業研究会②11月24日 小中連携授業研究会③

 

 

 

 

 

 

11月24日 小中連携授業研究会④11月24日 1S授業研究①11月24日 1S授業研究② 

学習サポート(2回目)を行いました。

 11月22日(水)6時間目に2回目となる学習サポートを実施しました。5カ所(国、社、数、理、英)を見て回りましたが、どの教室でも生徒が集中して学習に取り組んでいる様子がうかがえました。家に帰るとゲームやSNSなどに時間を使うこともあるようですが、学校ではそうした誘惑物もなく、ある意味「やらざるを得ない」状況で学習に取り組むことができています。12月は6日(水)、20日(水)の2回を予定しています。

11月22日 学習サポート国語11月22日 学習サポート社会11月22日 学習サポート数学

 

 

 

 

 

 

11月22日 学習サポート理科11月22日 学習サポート英語 

 

恵山地区文化祭へ出品した美術作品です。

10月28日(土)の恵山地区文化祭で会場に展示した美術作品が、現在、本校美術室前の廊下に展示されています。以前紹介した3年生「箏」の発表のブログで写真を載せましたが、観客の陰で見えにくかったため、あらためて写真で紹介します。1年生は「マイキャラクター」、2年生は「張り子」、3年生は「自画像」です。

美術作品 1年生 マイキャラクター①

美術作品 1年生 マイキャラクター①

美術作品 2年生 張り子①

美術作品 2年生 張り子②

美術作品 3年生 自画像

バドミントン新人戦に1年生3名が出場しました。

 11月18日(土)に函館アリーナで行われた「第40回道南中学校新人バドミントン大会」に、1年生の岩村さん、手代森さん、二本柳さんの3名が出場しました。6~7月に行われる中体連大会は函館市内の参加者ですが、今回の新人戦は函館市、渡島、檜山の全域から約250名が参加していました。3名とも日頃の練習の成果を発揮してくれましたが、惜敗しました。関係保護者の皆様には、当日の選手の送迎、応援をありがとうございました。

 現在本校の部活動はバドミントン部だけとなり、中体連大会で3年生が引退後、夏に2年生1名が転校してからは1年生3名のみの活動となっています。少ない人数ですが、今回の大会の結果を反省として活かし、今後も練習に励んでほしいと思います。

11月18日 バドミントン新人戦①11月18日 バドミントン新人戦②11月18日 バドミントン新人戦③ 

避難訓練(地震)を実施しました。

11月15日(水)に地震を想定した避難訓練を実施しました。

今回は、よりリアルな避難のため、生徒へは予告せず、3時間目開始直前の休み時間に「抜き打ち」の形で行いました。生徒は落ち着いて行動できましたが、残念ながら緊迫感がなく、私語をしながら避難する様子だったため、いったん教室へ戻して反省点を確認の上、再度行いました。

本校は間近に恵山があり、海と陸が近い地域でもあるため、防災意識については他の地域よりもより確実に高める必要があります。教師側も避難訓練の意識付けについて反省し、今後の「もしも」に十分に備えていきたいと思います。 

11月15日 避難訓練①11月15日 避難訓練②11月15日 避難訓練③ 

小中学校連携で、えさん小学校授業研究に本校職員が参加しました。

 えさん小、恵山中の「小中連携」は平成24年度からスタートし、今年で12年目を数えます。小学校1校、中学校1校で同じ恵山地区の子どもたちが9年間の義務教育を過ごすにあたり、お互いに連携してさまざまな取組を行ってきています。

 今年度は7月に全国学力学習状況調査に関わる合同研修会を行い、11月にお互いの学校を訪問し合って授業研究会を行っています。11月15日(水)には、えさん小学校を会場として、つつじ保育園、えさん小学校、恵山中学校の教職員が一堂に会し、「幼保小連携および小中連携」の一環として5年生算数の授業を参観しました。三角形の面積についての授業で、子どもたちはタブレットを駆使して考えたり発表するなど、とても良く頑張っていました。授業後は研究内容の説明とグループ協議を行いました。研究授業について協議することを通して、恵山地区の子どもたちの状況や課題について意見を交流しました。今後はそれぞれの園と学校で、今回の協議の成果を活かした教育活動を推進していきます。

11月15日 えさん小授業研究会①11月15日 えさん小授業研究会②11月15日 えさん小授業研究会③ 

 

 

 

2年生美術で「木彫スマホスタンド」づくりに取り組んでいます。

 2年生美術では、15cm✕10cmの木の板でのスマホスタンドを制作中です。デザインは自分で使う場合は自分の好きなデザインを、誰かにプレゼントする場合は相手に合わせたデザインを考え、さまざまな技法を使って立体的なデザインを彫っていきます。

 まだ始まって数時間目のため、タブレットでネット検索しながらデザインを考えていたり、彫る前に紙にデザインを描いていたり、実際に彫り始めていたりと、それぞれの段階での作業風景でした。「世界に一つだけのスマホスタンド」の完成が楽しみです。

11月14日 2年生美術①11月14日 2年生美術② 

授業参観、学級懇談、進路説明会を行いました。

 11月10日(金)に授業参観、学級懇談(1,2年)、進路説明会(3年)を行いました。保護者の皆様には時節柄、何かとお忙しい中にもかかわらず、ご来校いただき、子どもたちの様子や学校の教育活動についてのご意見等を賜り、誠にありがとうございました。

 1年生は数学、2年生は英語、3年生は保健体育の授業において、それぞれ子どもたちが学習課題に一生懸命取り組む姿をご覧いただきました。また、1・2年学級懇談では子どもたちの様子や学校での取組についての情報交流や意見交換が活発に行われました。3年生は今後3月までの進路決定に向けての説明会を行い、進路決定の心構えや手続き、スケジュール等について担任から説明がありました。

 また、当日は昼休みの時間帯から図書室を保護者の皆様へも開放し、図書室の様子や本をご覧いただきました。

11月10日 授業参観①11月10日 授業参観②11月10日 授業参観③

 

 

 

 

 

 

11月10日 学級懇談①11月10日 学級懇談②11月10日 進路説明会

 

 

 

 

 

 

11月10日 図書室開放①11月10日 図書室開放② 

道徳の授業の紹介

11月6日(月)、7日(火)に行われた道徳の授業を紹介します。

1年道徳「あふれる愛」
◯内容項目…自然愛護
◯内容の概略
 栃木県足利市の植物園「あしかがフラワーパーク」にある樹齢約150年、千平方メートルにおよぶ大きな藤の木を別の場所から移植することに関わった樹木医の塚本こなみさん。樹木医の資格制度を知って資格を取り、1994年に大藤の移植を依頼された。「常識を超えている。」と言われるなか、「大丈夫。この木はとっても元気。移植はきっと成功します。」と確信し、2年がかりの計画を進めた。いびつに変形している幹をギプスで固定するなどの工夫で1996年に移植し、2か月後に大藤は見事な花を咲かせ、藤棚も元の大きさを遙かに超えるまでになった。
 塚本さんは子どもたちに「人は『自然を守ろう。』と言いますが、人間も自然の一部なのです。自然の恵みをもらって、私たちは生かしていただいている、そう思うのです。」とよく話している。樹木医としてたどり着いた自然への畏敬の思いを多くの人々に伝えていくことが自分の使命だと考えている。
◯教師の思い
 大きな藤木を移植させた樹木医の塚本こなみさんの、自然に対する考えや思いを通し、自然の人間の在り方を考えさせたい。自然破壊が進む現在、自然と人間が共生するために自分たちができることを実践しようとする態度を育みたい。
◯教師の見取りと生徒の考え、感想
・導入部で「自然に囲まれている、自然を感じる」というイメージを膨らませる中で、恵山の山、海、植物、動物、魚などと地元の具体物を生徒が発表した。
・自然で採れた食糧や資源のおかげで生きていけるということ。
・(木の)声は聞こえないが聞こうとする大切さ。
・人間は自然のおかげで生きている。(良い関係)

11月7日 1年生道徳①11月7日 1年生道徳②

 

 

 

 

 

 

2年道徳「初心」
◯内容項目…希望と勇気、克己と強い意志
◯内容の概略
 2016年夏のリオデジャネイロオリンピックで柔道男子7階級すべてでメダルを獲得した井上康生監督のお話。「お父さん、僕は柔道をするために生まれてきたと思う。柔道で世界一になりたい。」と小さいころから柔道を始め、小・中・高・大と優勝を重ね日本一になった。ところが大学2年のある大会で初戦敗退。その後も結果が出ない日々が続く中、さらに突然、母が亡くなったとの知らせ。父から手渡された母からの手紙には「すべて初心に返って頑張ってください。」の一行。この母の言葉を胸に初心に返って練習で様々な方法と試し、2000年のシドニーオリンピックで金メダルを獲得した。
 表彰台でメダルをかけられたあと、母の遺影を高々と掲げた。大切なことを教えてくれた母への恩返しだった。

◯教師の思い
 「初心」に返るとは、どんな気持ちになることなのか、どんなことが大切なのだろうかということを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・最初の気持ちを忘れない。
・基本に返る。
・一度決めたことを最後までやり抜く。

11月6日 2年生道徳①11月6日 2年生道徳②

 

 

 

 

 

 

3年道徳「風景開眼(ふうけい かいげん)」
◯内容項目…感動、畏敬の念
◯内容の概略
 日本の画家、版画家、著述家、昭和を代表する日本画家の一人で、風景画の分野では国民的画家といわれる東山魁夷(1908年~1999年)のお話。昭和12、3年(30歳)ころ、八ヶ岳の美ノ森に1年のうち数十回行き、自然の心と溶け合っていたはずなのに作品はさえなかった。
 終戦間近に軍隊に召集され、毎日爆弾を持って戦車に肉薄攻撃する練習をさせられていたある日、熊本市外の焼け跡の整理に行ったときの熊本城からの、肥後平野の彼方に阿蘇の裾野を望むひろびろとした眺めに、涙が落ちそうになるほど感動した。あの風景が輝いて見えたのは、私に絵を描く望みも、生きる望みもなくなり、私の心がこの上もなく純粋になっていたからである。私の心は締めつけられる思いであった。私が日本画家、風景画家を選んだのは、私自身の意思よりも、もっと大きなほかの力によって動かされており、生きているというよりも生かされているのである。
◯教師の思い
 日常のあたり前にある自然の風景が、自分の命のはかなさに気づかせてくれることもあるという感情について考えさせたい。
◯「涙が落ちそうに感動したのはなぜか」についての生徒の考え(一部の抜粋です)
・戦争中で街の焼け跡ばかり見ていて、きれいな景色を見て感動した。
・死が身近になって生の姿が強く心に映った。
・生きる希望がなかっ
たから。

11月6日 3年生道徳①11月6日 3年生道徳② 

 

恵山文化祭に3年生が出演しました。

 10月28日(土)に函館市恵山コミュニティセンターで行われた「第19回恵山文化祭」に本校3年生が「箏」の演奏で出演しました。また展示として、書道作品、美術作品(1年生=マイキャラクター、2年生=張り子、3年生=自画像)、学校祭ポスターを出品しました。

 ステージでは3年生が授業や恵祭の発表で取り組んだ「さくらさくら」を、息の合った箏の演奏で堂々と観客の前に披露してくれました。

10月28日 恵山文化祭②10月28日 恵山文化祭③

10月28日 恵山文化祭① 

 

 

 

 

 

10月28日 恵山文化祭④10月28日 恵山文化祭⑤

10月28日 恵山文化祭 展示

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学習サポート(1回目)を行いました。

 10月27日の学校ブログで紹介しました学習サポートの1回目を11月1日(水)に行いました。事前の希望調査と人数調整を行い、国語、数学、社会、理科、英語の担当教員がいる教室へ分かれて、分からないところを質問したり自習に50分間取り組みました。授業中はなかなか質問できなくて理解できなかったところを学び直すチャンスです。この後2月21日まで計8回の学習サポートを行う予定です。

11月1日 学習サポート国語11月1日 学習サポート数学11月1日 学習サポート社会

 

 

 

 

 

 

11月1日 学習サポート理科11月1日 学習サポート英語 

地域のボランティア清掃を行いました。

 10月27日(金)に「地域に根ざした奉仕活動」の一環として、生徒会の呼びかけで参加したボランティア生徒による地域の清掃活動を行いました。

 校舎周辺、校門前から元村恵山線(道道635号線)まで、校門前から柏野町会館までの3方面に分かれ、教職員と一緒に道路沿いのゴミ拾いを行いました。元村恵山線の恵山中入口から柏野町会館まで約1kmあり、校舎周辺も含めて距離にして往復約3.5kmにわたる区間を歩きながら、時々藪の中に入りながら奉仕活動に取り組みました。本校生徒は、今回の奉仕活動や行事などの準備、後片付けなど、いとわずに、むしろ楽しそうに良く働いてくれます。皆さんのおかげで、地域(道路周辺)がきれいになりました。ありがとうございました。

10月27日 ボランティア清掃①10月27日 ボランティア清掃②10月27日 ボランティア清掃③

 

 

 

 

 

 

10月27日 ボランティア清掃区域 

11月からの学習サポートについてのオリエンテーションを行いました。

 生徒が主体的に学ぶ姿勢を醸成するため、本校では昨年度から「学習サポート」と題して、2学期後半から月に2回ずつ、全校生徒を対象とした放課後学習を実施しています。

 今年度は11月1日(水)を皮切りに2月21日まで計8回を予定しています。生徒は毎回のサポート学習の前に国語、数学、社会、理科、英語の5教科から取り組みたい教科を選びます。人数などを調整して学習する教科を決定し、学習サポート当日は、自分が割り当てられた教科の担当がいる教室(例:1年A組に国語担当)へ入って14時40分から15時30分の50分間、自習に取り組んだり教師へ質問して学習します。5教科以外の教員もサポートとして教室に入り、全校体制ですすめます。写真は10月24日(火)に体育館で行ったオリエンテーションの様子です。

10月24日 学習サポートオリエンテーション①10月24日 学習サポートオリエンテーション②10月24日 学習サポートオリエンテーション③ 

英検IBAを実施しました。

 昨日(25日)に英検IBAを実施しました。北海道のすべての中学校で実施されており、趣旨は「国際共通語としての英語による日常的なコミュニケーションができるよう、公益財団法人日本英語検定協会と連携して、本道の中学校において「英検IBA」を実施し、生徒の英語力の向上を図る。」というものです。

 資格取得として任意で受験する英語検定とは別に、自身の英語力がどこくらいなのかをはかり、英語を身に付けるための指標の一つとして行っています。ちなみに英検IBAの「IBA」とは「Institution Based Assessment」の略で、「団体受験専用の試験」という意味合いです。

 学年ごとに1年生は「TEST F」(英検5級レベル)、2年生は「TEST E」(英検4級・5級レベル)、3年生は「TEST D」(英検3級~5級レベル)を受験しました。2学期末~3学期初めあたりに結果が届き、個別の成績結果を配付します。英検IBAの詳しい資料はこちら【資料1】英検IBA〔自治体版〕 z.pdf

10月26日 英検IBA 問題表紙サンプル

10月26日 英検IBA①

10月26日 英検IBA②

 

 

 

 

 

 

 

10月26日 英検IBA③10月26日 英検IBA④ 

図書室での様々な取り組みを紹介します。

 本校の図書室に学校司書(三吉さん)が配置されて今年で4年目となります。学校司書の配置以前は、下の写真①のように、一応分類されているものの、目を引く工夫やイベントなどがほとんどなく、「本が並んでいるだけ」の空間でした。

 学校司書が配置されてからは写真②のように本の整理から開始し、その後、生徒や地域の方が本を見やすく、手に取りやすい工夫や、イス・机の配置、写真③のように作者名の表示や面陳列(表紙を見せる置き方)、回転書棚、写真④・⑤のような旬の話題などに合わせたコーナー新設(写真⑤はホラー小説を読破した1年生の東さん)などなど、とても居心地のよい場所へと変貌を遂げました。

 三吉さんのアイデアで、今月からは写真⑥のGoogle Classroomを活用した告知と写真⑦の見本に示されている通り、3年生の受験合格祈願のための手づくりお守り作りに、募集した生徒が取り組む予定です。

 また、図書室の入り口には、函館新聞、北海道新聞、読売新聞の3紙を置いて、生徒がいつでも閲覧できるようにしています。先日、本校事務職員の山田さんが新聞の閲覧を勧めるために「恵山中図書新聞」→10月23日 恵山中図書新聞.pdfを全生徒に配付しました。新聞をとっていない家庭が増えつつある中、少しでも新聞に触れて欲しいと思います。写真⑧は本日新聞を閲覧している3年生の二本栁さんの様子です。

10月25日 図書室①10月25日 図書室②10月25日 図書室③

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月25日 図書室④10月25日 図書室⑤ 

 

 

 

 

10月25日 図書室⑥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月25日 図書室⑦

10月25日 図書室⑧

 

認知症サポーター養成講座を行いました。

 昨日(23日)に、2年生を対象に認知症サポーター養成講座を実施しました。

 函館市地域包括支援センター社協の保健師である高田さんを講師に、前半は認知症についての講話、後半は高齢者への理解としての体験を行いました。

 前半の認知症についての講話では、認知症そのものについて、接し方、本人と家族の気持ち、支える仕組み、認知症サポーターとしてできることの5点についてわかりやすくお話しいただきました。

 後半は2年生が二手に分かれて、車椅子の取り扱い体験と高齢者疑似体験を行いました。車椅子の取り扱い体験では、恵山地区のボランティアの5名の方が車椅子に乗り、社協の方の指導で生徒が細かくボランティアの方に声かけや配慮をしながら段差を超えたり、斜面を上り下りする時の操作のしかたを学びました。高齢者疑似体験では、視野が狭くなるゴーグルや4キロのおもり入りチョッキ、肘と膝の動きを制限するサポーターやおもりをつけ、杖をついて歩く体験をしました。

 講座を修了したという証のオレンジリングを各自が受け取り、最後に2年生の大瀧さんから講師とボランティアの方々に「恵山地区では人口の半分が高齢者ということもあり、認知症についての理解が大切だということが分かりました。」とお礼を述べました。とても内容の充実した体験でした。

10月23日 2年生認知症サポーター養成講座①10月23日 2年生認知症サポーター養成講座②10月23日 2年生認知症サポーター養成講座③

 

 

 

 

 

10月23日 2年生認知症サポーター養成講座④10月23日 2年生認知症サポーター養成講座⑤10月23日 2年生認知症サポーター養成講座⑥ 

恵山についての講話を行いました。

 昨日(19日)に実施予定だった恵山登山が悪天候で中止となったため、登山に代わって恵山についての講話を行いました。恵山支所産業建設課の松本光隆さん(恵山登山でもガイドをお願いしていました)が来校し、恵山についてのVTRや資料を使って、生徒にお話しいただきました。配付資料恵山講話 資料1.pdf 恵山講話 資料2.pdf 恵山講話 資料3.pdfにある恵山大権現(頂上にある社)やお地蔵さんのこと、恵山の歴史、恵山登山の注意点など、約40分間ご講話いただきました。講話の最後には3年生の澤田さんが松本さんへお礼の言葉を述べてくれました。

 また、今回の企画はECS(恵山中コミュニティ・スクール)主催事業として行ったことから、学校運営協議会の廣島さん、恵山教育事務所の木戸所長、さらに今回の登山でガイドをお願いしていた山口さん、福沢さんも講話に同席いただきました。(講師の松本さんも学校運営協議会のメンバーです。)

来年は晴天の下、恵山登山にリベンジしたいと思います。

10月19日 恵山講話①10月19日 恵山講話②10月19日 恵山講話③

 

 

 

 

 

 

10月19日 恵山講話④10月19日 恵山講話⑤

後期の生徒会役員、各委員の認証式と専門委員会が行われました。

 昨日(10月18日)、後期の認証式と専門委員会が行われました。

 体育館で行った認証式では、最初に生徒会役員(松本会長、岩村副会長、成田書記)の3名に校長から認証状を手渡し、その後、認証された松本会長から、代議・学習・保体・放送の各委員の代表へ認証状を手渡ししました。体育館での認証式の後、各教室に分かれて1回目の専門委員会を行いました。後期からは2年生が恵山中の活動を背負っていくことになります。3年生は経験を活かし、1年生は小学校児童会での経験と前期半年の経験を活かして2年生をフォローして欲しいと思います。

 また、校長からは、前期の「自己決定」という目標から1段階アップした目標として、「自己_実現」を提示しました。(下の最後の写真が提示の場面です。)自己と実現の間の「_」には、個々の「実行したいこと」や「目標」などをいれて、その実現に向けて努力して欲しいという意味を込めてあります。来年の3月までの間、新しい体制での様々な活動に期待しています。

10月18日 後期認証式①10月18日 後期認証式②10月18日 後期認証式③

 

 

 

 

 

 

10月18日 後期認証式④10月18日 専門委員会(生徒会)10月18日 専門委員会(代議)

 

 

 

 

 

 

10月18日 専門委員会(学習)10月18日 専門委員会(保体)10月18日 専門委員会(放送)

 

 

 

 

 

後期の目標提示

道徳の授業の紹介

先週10月10日(火)に行われた道徳の授業を紹介します。

1年道徳「あふれる愛」
◯内容項目…生命の尊さ
◯内容の概略
 マザー・テレサ(1910~1997年、インドのコルカタで貧困救済に力を尽くし1979年にノーベル平和賞を受賞)が、1952年のある日、路上に行き倒れている老婆を病院へ抱えていく。手当を断られるが、院長へ「私は、命ある人を見放すことはできません。あなたがこの人を受け入れてくださるまで、ここを動きませんから。」と言い、院長は受け入れてくれた。この後マザー・テレサは「死を待つ人の家」をスタートさせ、老婆と同じような人々を受け入れ、体を丹念に洗い清め、着替えさせ、ベッドに横たえ、「あなたも、私たちと同じように、望まれてこの世に生まれてきた大切な人なのですよ。」と語りかけながらみとることを続けた。
◯教師の思い
 スラム街の状況やマザー・テレサの活動を知り、この世に生まれてきたすべての生命を尊重しようとする態度を身に付けさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・一人ひとりが大切だと思った。
・他国の状況について知らなかったので、勉強になった。
・自分の知らないところで(貧困などで)死んでいく人がいることを知り、軽い気持ちで「死にたい」などど言ってはいけないと思った。

10月10日 1年生道徳①10月10日 1年生道徳②

 

 

 

 

 

 

2年道徳「体験ナースをとおして」
◯内容項目…生命の尊さ
◯内容の概略
 学校の紹介で体験ナースをやることになった「私」。私が生まれて数日の赤ちゃんにミルクを飲ませたりした体験の中で、特に感動したのが出産を控えている人のおなかを見せてもらったことだった。双子の赤ちゃんが入ってる、びっくりするほど大きいおなかを見ていたら、おなかがモコッと動き驚いた。赤ちゃんが「元気だよ。」とお母さんにアピールしているように見えた。そして私は自分に身近な母が温かくて大きな存在に思えた。
 帰宅後に母に私の出産のことを話してもらった。おなかを切っての出産について母が「おなかを切ったことなんて、まったくつらくなかった。それより、あなたが無事に生まれてくれたことがとてもうれしかったわよ。」これを聞いて心から母に感謝し、さらに体験ナースをとおして小さな命から、生きることの喜び、心の目で見た優しさ、命の尊さ、そして親の愛情を知ることができた。
◯教師の思い
 自分の経験を振り返る中から、生命の尊さを感じたり、大切さを再認識させたい。一人ひとりの生命は、かけがえのないもので、よりよく生きていこうとする姿勢を考えてさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・新生児を抱っこした時、温かさやかわいさが伝わったという実体験があったこと。
・お母さんがつないでくれた大事な命だから、一生懸命生きなきゃいけないなと思いました。

10月10日 2年生道徳①10月10日 2年生道徳②

 

 

 

 

 

 

3年道徳「電車の中で」
◯内容項目…思いやり、感謝
◯内容の概略
 タケシは塾から帰る電車の中で、同じ塾で見かける女子二人が一人の年輩の男性に席を譲ったのを見で、先週の日曜日の出来事を思い出した。4人で遊びに行った帰りの電車で、ちょうど4人分のボックス席が空いていた。タケシが真っ先に座ったが、他の3人は座ろうとしない。ケンが「高齢者が来たら面倒じゃないか。立っているのが一番良いのさ。タケシもそうしなよ。」と言ったので、しぶしぶ席を立った。次の駅でボックス席に高齢の夫婦が向かい合わせに座ったが、なぜか通路に立っているタケシたちに丁寧にお辞儀をしてから座った。そして降りる時にタケシたちに向かって「ありがとうね。君たちが席を空けておいてくれたおかげで助かりましたよ。立派な若者もいるんだな、と感心しましたよ。」と言った。その後にケンがタケシに「タケシ、やっぱりよかっただろ。あの男の人、ちょっと勘違いしていたみたいだけど。」 タケシは(そうだろうか。)と思った。(あの勘違いした男性にタケシたちの心の中が見えたとしたら)と思い、思わず恥ずかしさが込み上げてきた。
◯教師の思い
 相手を思いやることの難しさは、そこに“相手”があること。自分が心から思っていても伝わらないこともあれば、そう思っていなくても、相手から感謝されることもある。
 相手の立場や場面を考えて行動することはもちろんだが、可能な限りコミュニケーションをとることや、場合によっては関係性を壊すことになっても向き合える勇気が必要だと言うことを考えさせたい。
◯「本当の思いやりとは」についての生徒の考え
・相手が罪になることや、他の人に迷惑をかけることだったらとめる。でも相手にとって良いと思うことはしっかりやる。
・客観的に見て、相手のためになっているという行動が本当の思いやりだと思う。

10月10日 3年生道徳①10月10日 3年生道徳② 

新生徒会長の立会演説会について

 10月6日(金)に行われた後期生徒会役員選挙の立会演説会の際に、新生徒会長に選出された松本悠希さんが話した演説の内容を紹介します。(本人の了解を得ています。)

演説の中にある、恵山中学校の良さを活かせるような生徒会活動になることを期待しています。

「今回、生徒会長に立候補しました、2年松本悠希です。私は1年生の時から生徒会会計を務めさせていただきました。1年生の時は、2年生の先輩方に頼ってしまうなど、自分でも足りていないところを多く感じました。ですが、これからは2年生が主体となって、恵山中を引っ張っていかなければなりません。私は、この恵山中を誇りある学校にし、充実した学校生活を送れる学校を目指します。この学校は、他の学校より小さいですが、小さい学校だからとネガティブに考えるのではなく、小さい学校というのを特徴と捉え、自分たちの学校の良いところを全校で大切にしていきたいと思います。そして、この学校の良さは、全校生徒が関われることだと思います。この良さを活かせるように、これからの生徒会活動を、今まで以上に精一杯取り組んでいきたいと思いますので、投票よろしくお願いします。」

10月6日 立会演説会(松本)

2年生レクリエーションの様子です。

 本日の6時間目に、2年生が体育館でレクリエーションを行いました。グループに分かれて前半はドッジボール、後半はバスケットボールを楽しみました。バドミントンもやる予定だったようですが、ドッジボールとバスケットボールが盛り上がって時間がなくなってしまったとのことでした。男女混合で和気藹々、そして全員とても良い表情でした。

※2年生の中の1人が、やけに運動神経よく動けるなーと思ったら、担任のT教諭でした・・・。

10月13日 2年生レク①

10月13日 2年生レク②10月13日 2年生レク③

 

 

 

 

 

10月13日 2年生レク④ 

函館市教育委員会より工藤指導監が来校しました。

 午後1時30分から、本校の教育活動の視察のため、函館市教育委員会の工藤指導監が来校しました。

 1年生の数学(玉野教諭)、2年生の保健体育(坂井教諭)、3年生の実力Bテストの様子をご覧いただきました。1年生は教室に入った時、方程式の授業での話し合いの場面でした。それぞれ意見や考えを出し合い、指名された生徒が課題について発表していました。2年生は体育館でマット運動(前転、倒立など)の練習中で、和気藹々とした雰囲気で練習に取り組む様子が見られました。3年生は進路に向けた3回の実力テストのうち、2回目のBテストに真剣に取り組んでいました。

 工藤指導監からは、それぞれ課題を意識して自分の考え(1年数学)や自分なりの練習(2年体育)に取り組んでいて良いですねと感想をいただきました。

10月12日 1年数学①10月12日 1年数学②

 

 

 

 

 

10月12日 2年保健体育10月12日 3年実力Bテスト 

後期生徒会役員選挙を行いました。

 先週10月6日(金)に、後期生徒会の役員を決める立会演説会と投票を行いました。恵祭が1週間延期になったため、選挙活動が満足にできず、時間のない中での準備でした。立会演説会では、演説に先立って選挙管理委員長の井上さんから選挙の意義などについての話があり、その後3人の立候補者から「どんな恵山中にしたいか」、「どんな活動に力を入れたいか」などについて、3人の責任者からは「立候補者の魅力」、「立候補者の企画力、実行力」などについて、それぞれ立派な演説がありました。

 演説の後、函館市選挙管理委員会から借用した本物の記載台と投票箱を使って、一人ひとりが投票用紙に記入し投票を行いました。今回は対立候補のない信任投票でした。結果は3人の立候補者が無事に当選を果たしました。

 来週18日に認証式を行った後、後期の第1回目の専門委員会を行う予定です。後期の生徒会活動が充実したものになるよう、会長の松本さん、副会長の岩村さん、書記の成田さんを中心に、選んだ全校生徒が一緒になって、新たな恵山中学校をつくるよう期待しています。  

10月6日 立会演説会①

10月6日 立会演説会②

10月6日 立会演説会③

 

 

 

 

 

10月6日 投票①10月6日 投票②10月6日 投票結果 

第19回ECS恵祭を実施しました。

 9月29日から約一週間延期したECS恵祭を昨日行いました。今週に入って体調が回復した生徒も登校し、昨日の本番当日には、ようやく32名の全校生徒がそろいました。

 夏休みの前から少しずつ準備を開始し、9月7日から特別日課で総合、音楽、放課後練習に取り組み、話し合いや試行錯誤を繰り返して各種の発表をつくってきました。

 本番では、①生徒会と有志によるオープニングの寸劇から始まり、②各学年から2名ずつ選出された意見発表コンクール、③3年生3名による英語暗唱発表(A Mother's Lullaby)、④1年生職業体験発表、⑤2年生宿泊研修発表、⑥⑦3年生修学旅行発表(踊り有り)、⑧3年生「箏」発表、そして最後を飾る⑨⑩全校学校「栄光の架橋」、⑪閉会セレモニーで表彰・これまでの記録写真スライドショーと、すべてのプログラムをほぼ予定通り行うことができました。途中、パソコンの不具合で画面が出ないハプニングがありましたが、臨機応変の対応で乗り切っていました。

 また、ステージでの発表以外では、放送、照明、幕開閉などの係活動も、打ち合わせ通りに進めることができました。⑫~⑯会場内には総合的な学習の時間で作成した壁新聞、技術作品、美術作品も展示されました。

※①~⑯は下の写真の番号です。

 そして、来賓として函館市教育委員会、恵山支所、恵山教育事務所からお越しいただき、熱心に生徒の発表を観覧していただくとともに、観客席には保護者、地域の方に多数ご来場いただき、温かい拍手をたくさんいただきました。この場をお借りして、心からお礼申し上げます。

恵祭 オープニング恵祭 意見発表コンクール恵祭 英語暗唱発表

 

 

 

 

 

 

恵祭 1年職業体験発表恵祭 2年宿泊研修発表恵祭 3年修学旅行発表1

 

 

 

 

 

 

恵祭 3年修学旅行発表2恵祭 3年音楽発表「箏」恵祭 全校合唱1

 

 

 

 

 

 

恵祭 全校合唱2恵祭 閉会セレモニー恵祭 展示1年生新聞

 

 

 

 

 

 

恵祭 展示2年新聞恵祭 展示3年新聞恵祭 展示 技術作品

 

 

 

 

 

恵祭 展示 美術作品 

ゆかた着付け教室を実施しました。

 7月19日に行った「箏」の授業と同じく、函館市のアウトリーチ事業の一環で、家庭科の時間に講師を招いて浴衣の着付け教室を全校生徒対象に行いました。

 「和装専門教室セキグチ」さんから7名の講師が来校し、体育館で浴衣の歴史や浴衣の部分の名前、男女の違いなどについて説明を行った後、各学年の男女に分かれて講師の指導で全員が実際に浴衣の正しい着方を体験しました。講師の方々から丁寧に指導を受け、普段あまり着る機会のない浴衣の姿に歓声を上げていました。

10月4日 着付け教室①

 

 

 

 

 

 

 

10月4日 着付け教室②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月4日 着付け教室③10月4日 着付け教室④10月4日 着付け教室⑤

 

 

 

 

 

 

10月4日 着付け教室⑥ 

ECS恵祭2日前 総練習を行いました。

 本日の3~4時間目に恵祭の総練習(通し練習)を行いました。実際の発表内容を省いた形で、アナウンス、幕の開閉、照明、ステージの出入り、並び、始めと終わりの言葉などを流して行いました。生徒たちも明後日の本番をイメージして、動きを確認しながら練習に励んでいました。写真は①英語暗唱、②スポットライト、③2年生舞台裏、④2年生総合発表、⑤全校合唱の順です。

総練習 英語暗唱

総練習 スポットライト総練習 2年生舞台裏

 

 

 

 

 

総練習 2年総合発表総練習 全校合唱 

ECS恵祭 準備の様子 パート4

 先週の欠席状況から、今日の週明けも心配していましたが、全員ではないですがまずまず体調が回復して出席生徒が増えてきました。ただ、この土日で体調を崩した生徒もいることから、引き続き感染予防に取り組んでほしいと思います。

 明日の総練習、明後日の前日準備を経て、恵祭本番まであと3日となりました。5時間目の全校音楽では前半にパート練習、後半に体育館で全員の合唱練習を行いました。(下の写真をご覧下さい。)ここ2回の練習により先週に比べて合唱の出来が格段に向上しました。合唱だけでなく、学年の発表や意見発表、英語暗唱など、これまでの練習を基に自信を持ち、さらに良いものを目指して、あと2日間の練習と準備に取り組んでくれることに期待しています。

10月2日全校音楽1

10月2日全校音楽2

 

 

 

 

 

 

 

9月29日1年学年発表練習9月29日 1年生学年発表練習の様子

 

 

 

 

 

9月29日係打ち合わせ1

9月29日係打ち合わせ2

9月29日

係打ち合わせの様子

 

 

                             

ECS恵祭 ポスターコンクール 結果発表

 夏休みにポスターコンクールの絵を全員が描き、2学期に入って生徒と教職員の審査を行いました。

みごと最優秀賞に輝いたのは1年生の三上優音さん、優秀賞は3年生の二本栁波輝さん、2年生の泉結仁さんでした。

最優秀賞の三上さんの作品は、拡大印刷して校区内にポスターとして掲示します。また、プログラムの表紙にも作品が掲載されます。

最優秀賞 三上優音さん最優秀賞 三上 優音さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優秀賞 二本栁 波輝さん優秀賞 泉 結仁さん 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     優秀賞 二本栁 波輝さん          優秀賞 泉 結仁さん

ECS恵祭 準備の様子 パート3

 コロナによる出席停止や風邪の流行で少ない人数の中ですが、来週の恵祭へ向けて着々と準備を進めています。

 写真は2年生、3年生の学年総合発表の練習風景です。体育館でスクリーンに画面を出して、通し練習などに取り組んでいます。

2年総合発表練習3年総合発表練習