2024年11月の記事一覧
ALTとの英語の授業の様子です+恵山も冬景色です
昨日28日(木)の3時間目に2階教室の授業を見て回っていると、♪♪Happy birthday to you~♪♪と歌が聞こえてきました。歌っていたのはALTのゲイズ先生と1年生の生徒たち。誰かの誕生日をお祝いしているのかと思いきや、そうではなく、プレゼントをもらったときの英語での応答「How nice!」(なんて素晴らしい!)や「What a cute bag!」(なんてかわいいバッグでしょう!)の表現の練習でした。左の写真は𠮷崎さんのペンケースをプレゼントに見立てている様子で、右の写真はゲイズ先生が持参した生のジャガイモを浜田さんに渡している様子です。とても元気なゲイズ先生に、1年生も元気な応答を頑張っていました。
また、今朝学校に着いたときに恵山を見上げると、はっきりと冠雪していました。今日は一日中、断続的に雪が降りました。こういう降り方を見ると、いよいよ冬が本格化してきたと実感します。これにともない、恵山登山道も冬季の通行規制となりました。4月までしばらくお休みです。
学習サポート2回目を行いました。
先週20日(水)に引き続き、昨日27日(水)に2回目の学習サポートを行いました。毎回希望制のため、先週と違うメンバーになりました。今回はほとんどの生徒が教材で購入したワークブックに取り組んでいました。今週末に予定されている教科の単元テストや授業の復習に集中して取り組んでいました。
小中連携による「えさん小:恵山地区幼小中合同研修会」に教職員が参加しました。
先週22日(金)に、本校を会場として小中連携公開授業研究会を行いました(11月25日の本HPで紹介しました。)が、昨日は第2弾として、えさん小学校を会場として「恵山地区幼小中合同研修会」が行われ、本校教職員が参加しました。
授業公開は5・6年生(複式学級)の算数で行われました。担任の小松教諭が授業を行いました。複式学級では2つの学年が1つの教室で1人の先生の授業を受けることになります。学年によって内容が違うため、先生が片方の学年の授業をしている間、もう一つの学年は自分たちで考えたり、話し合ったり、課題に取り組む形になります。昨日の授業では、小松教諭が5年生(左の写真)に課題を出し、その後、教室の反対側を向いている6年生(右の写真)へ移動して課題を出して考え方を説明し、時間を見てまた5年生へ・・・と行ったり来たりの様子でした。子どもたちはタブレットのアプリを器用に操作して課題に取り組んでいました。小中連携ということで、来年および再来年に恵山中へ入学する児童の様子も見ることができました。ハキハキと発表したり、教えあったりする様子が素晴らしかったです。
授業後は、つつじ保育園、えさん小、恵山中の職員が入り交じったグループで授業などについて協議し、それぞれ研修を深めることができました。
1年の音楽で研究授業を行いました。
昨日11月25日(月)に、1年の音楽で大和教諭が研究授業を行いました。内容は、次回の授業で行う予定のソプラノリコーダー発表会に向けて、アドバイスをいかして練習するというものでした。曲は「もののけ姫」で、一人ずつが全員の前(または教室の後ろなど自分で場所を選択)で演奏し、「良いところ」と「アドバイス」を付箋に書き(個別最適な学び)、グループ活動でお互いに交流(協働的な学び・中央の写真)しました。交流したアドバイスをもとに練習し、最後に代表して三好さんが練習の成果を披露しました。(右の写真)
小中連携公開授業研究会を行いました。
11月22日(金)に、小中連携事業による公開授業研究会を行いました。1年A組の道徳の授業を佐藤碩人教諭が公開しました。えさん小教職員の皆さん、恵山教育事務所の木戸所長、函館市教委の橋田指導主事が来校し、授業を参観した後に、事後研修会を行いました。題材は「私は清掃のプロになる」で、羽田空港が世界一きれいな空港に選ばれた原動力になった清掃主任の新津さんが、どのようにして清掃のプロになったかを通して、勤労について考えるという内容でした。生徒はPadlet等を使って自分の考えを発表し、学校の中での自分の仕事などについてしっかり考えることができました。また、授業後の研修会では、えさん小と本校の教職員がグループで協議し、それぞれ「個別最適な学び」と「協働的な学び」について意見交流し、橋田指導主事から指導、助言をいただきました。
2年生調理実習の様子です。
11月7日の本HPで紹介しました2年生の家庭科・菊地教諭による「災害への備えとしての非常食や災害食の大切さについて」の実習版として、11月20日(水)に災害時の食事を調理する授業が行われました。作ったのは「ポリ袋で炊きたてご飯」、「さば缶カレー」、「切干大根の和えもの」、「ポテチスープ」、「りんごの寒天ゼリー」の5品でした。災害時の限られた食材と調理道具でバランス良い食事を作るという想定で、例えば炊飯器を使わずにポリ袋で浸した米を、ポリ袋のままアルミホイルを敷いて水を沸かした鍋で炊くなど、家庭で作る食事とは違う方法で調理しました。生徒は先生のアドバイスをよく聞きながら、5品をしっかり完成させ、試食しました。(ちなみに4時間目にカレーを食べた後の、その日の給食はカレー豆腐でした。ちょっと被ってしまいました・・・。)
学習サポート始めました。
生徒の学力の向上と、主体的に学ぶ姿勢を醸成するため、11月から2月まで6回(11/20,11/27,12/18,1/22,1/29,2/5、すべて水曜日の6時間目)の学習サポートを行います。国、社、数、理、英の5教科の中から、自分が学習したい教科を選び(人数の関係で調整をして)、自分で学習用具を用意して50分間の自主学習に取り組みます。教室には各教科担当や巡回の教員がいて、アドバイスしたり質問に答えたりします。
昨日11月20日(水)は1回目の学習サポートでした。ワークに取り組む姿、タブレットのデジタル教科書で調べながら学習する姿など、リラックスした雰囲気の中、それぞれのペースで集中して学習に取り組む様子が見られました。
アクセス数10,000を超えました!
昨年5月24日から本日までの、このHPの閲覧カウンターが10,000を超えました。546日間で10,009回(私が記事作成のためにアクセスした回数も含みますm(_ _)m)、1日平均18.3回のアクセスをいただきました。
ほぼ生徒や保護者の皆さん限定のようなHPですが、本校に関わる報道がされた前後は、かなり広範囲の方がアクセスしたため、その分も含まれていると思われます。
ちなみにYoutubeのような「アクセス回数や広告表示による収益」は一切ありません。ただ単に10,000アクセスを超えただけで、メリットやご褒美はありませんので、誤解のないようにお願いいたします。
今後も恵山中学校の日々の様子を伝えるツールとして継続していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
恵山中校長 宮前
日本公務員弘済会北海道支部様よりブックパックを贈呈していただきました。
日本公務員弘済会北海道支部で行っている4つの助成事業の中に教育文化事業があり、その中の「ブックパック(北海道支部の指定した書籍パックの中から希望するセットを贈呈)」に応募したところ、5万円相当の「英語の本棚セット」(リストはこちら→英語の本棚セット リスト.pdf)の贈呈が決定し、先週11月11日(月)に本校体育館で贈呈式を行いました。同支部の嶋田参事と担当の浜谷さんが来校し、贈呈式では生徒を代表して生徒会副会長の岩村さんが贈呈書を受け取りました。英語の本棚セットは下の写真のように、すでに本校図書室で閲覧・貸出可能になっています。
道徳の授業の紹介(11月13日実施)
1年生は伝統工芸についてでしたが、教科書の内容が難しいため、担当が工夫して他の伝統工芸の動画を使って授業を行いました。2年生は真の友情について、3年生は臓器提供という重いテーマでした。生徒の振り返りを読むと、それぞれがしっかり題材に向き合って考えることができていました。
1年A組、12年SAB組「奈良筆に生きる」
◯内容項目…C主として集団や社会との関わりに関すること-17我が国の伝統と文化の尊重、国を愛する態度
◯内容の概略
伝統工芸品である奈良筆の職人(史峰=しほう)のお話。6歳の時にかかった関節炎がもとで右足がくの字に曲がってしまった史峰が奈良筆の職人の家に弟子入りした。小学校5年で中退した史峰は筆づくりの修行と習字、読書に努め、筆職人として独立した。60年目には筆ペンの出現と後継者不足に悩んだが、後継者を探すため講習会開催に走り回った。1980年には東大寺の大仏開眼の大筆を依頼された。東大寺の清水管長から「一を以て之を貫く」という色紙が史峰に送られた。史峰は仕事場に掲げた色紙を見上げながら「私は、まだ青二才や。もっと、頑張らんことには。」とつぶやいた。
◯佐藤教諭(1A担当)が工夫したこと、考えさせたいこと
・江戸時代から続く伝統の和紙づくりのYoutube教材を用いて、日本の伝統や文化を大切にし、日本人として誇りをもって生きようという態度を育みたい。
○南部谷教諭(12SAB担当)が工夫したこと、考えさせたいこと
・動画「明日への扉スペシャル」~日本の伝統文化を受け継ぐ100人の若者たち~を使い、日本の伝統工芸の大切さを知り、人が技術や文化を継承していくことの意義を考える。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・日本の伝統文化は日本にしかないからしっかりと誇りを持って生きていく。
・日本独自の文化はやっぱり続けないといけないし、世間に伝えることでみんなに知ってもらうことが大切だと思った。
2年A組「ライバル」
◯内容項目…B主として人との関わりに関すること-8友情、信頼
◯内容の概略
ともに水泳で全日本や世界に挑戦しようとしている吉田康夫と山本啓介。康夫が肺浸潤で入院し三か月ほど休学することになった。啓介は康夫がいなければ自分が優勝できるかもしれないと思う反面、友人の不幸を喜ぶ自分がいやになっていた。父に勧められてようやく見舞いに行くことになった。いっぽう康夫は絶望的な気分になっていた。そこへ啓介が見舞いに来た。二人の会話は弾まなかった。康夫は「僕は体だけでなく心まで病気に冒されようとしているのではないか…。このままだとかけがえのない友達を失ってしまう。誰よりも啓介に力になってもらいたい。」と思い、手紙を書くことにした。
◯菊地教諭(2A担当)の思い、考えさせたいこと
・はじめにライバルとはどんな存在かをあげてもらい、自分事として主人公たちの気持ちを捉え、真の友情について考えさせたい。また自分の友達(ライバル)への接し方にも活かしてほしい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・ライバル同士でも、ちゃんと助け合えるっていうのが真の友情だということがわかった。
・友達同士でも本音を言い合えないと辛いことがあった。
3年A組「臓器ドナー」
◯内容項目…D主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること-19生命の尊さ
◯内容の概略
臓器提供意思表示カードについて、朝日新聞の「声」に投稿された、2人の意見について考える内容。一人は38歳の主婦による「娘をドナーに私は出来ない」=小学4年の娘が学校の先生から臓器移植の話を聞き「私が脳死になったら私の臓器を提供する?」と話してきたことについて、私は出来ないと本音を話す。もう一人は40歳の医学部講師による「家族の場合に迷う臓器提供」=移植医療は必要だが、例えば最愛の妻が脳死になったら臓器提供は難しいと思うだろう。逆に妻に移植が必要だったらぜひとも移植医療を受けさせたいと願いだろう。「あげたくない、でも、もらいたい」というのが素直なところか。
◯須藤教諭(3A担当)が工夫したこと、考えさせたいこと
・臓器移植の現実の様子を知るため、移植ネットワークのYouTubeを利用した。日常から遠い位置にあることなので、今の自分(生徒)がこのことに対してどう思うのか、から自覚(意識)させたいと考えた。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・臓器提供はしたくないと思う。理由は自分の臓器は自分のものだから(他の人に渡したくないから)。
・前から死んだりしたら臓器は提供しようと思っていたが、今日の授業で絶対に提供しようと思った。