先週の道徳では相互理解、思いやり、自然愛護についてそれぞれ考えました。
・1年A組
○教材「三人の乗客」
○内容項目B主として人との関わりに関すること(9)相互理解、寛容
○教材の内容
偶然同じ電車に乗り合わせた三人が、席を譲るやり取りから心にもやもやを抱える。理解し合うために大切なことについて考える。
○教師が生徒に考えさせたいこと
・互いに理解することの大切さと、目に見える情報だけでなく、相手の立場や状況を考えること(田﨑教諭)
○生徒の振り返り(一部抜粋)
・相手のことも考えないといけないし、自分のことも考えないといけないから大変だなと思いました。
・間違ってたらどうしようとか恥ずかしいとかそういう考えじゃなくて、自分がやらなきゃという気持ちでいろいろやっていきたい。
・S組、2年A組
○教材「夜のくだもの屋」
○内容項目B主として人との関わりに関すること(6)思いやり、感謝
○教材の内容
暗い夜道を一人下校する少女のために、店のあかりをともすくだもの屋。その温かな思いやりと、少女の感謝の気持ちが描かれている。
○教師が生徒に考えさせたいこと
・私たちはさりげない善意や深い思いやりによって支えられていること、そしてそれらに対して素直に感謝の気持ちを伝えることの難しさに気づかせたい。(佐藤碩人教諭)
・さりげない思いやりや気遣いが身の回りにたくさんあることに気付き、感謝の気持ちを伝えることで、自他ともに心が満たされることを実感してほしい。(佐藤忍教諭)
○生徒の振り返り(一部抜粋)
・いつか自分もおばさんみたいに親切にする。
・自分から積極的に接することや周りに気遣いをしてくれることなどが「思いやり」や「優しさ」につながる。
・3年A組
○教材「『川端』のある暮らし」
○内容項目D主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること(20)自然愛護
○教材の内容
独特の水路システムと、その水文化を大切に守り、伝えていくボランティア活動を紹介。郷土の環境を愛する人々の心が描かれている。
○教師が生徒に考えさせたいこと
・自然の魅力を再確認し、人間が自然と共生することの良さやその方法について、多角的に考えさせたい。(玉野教諭)
○生徒の振り返り(一部抜粋)
・自然の大切さがよくわかった。水も宝なら人も宝っていう言葉に驚いた。
・自然との共生について考えることができた。身近な自然の魅力を見つけられた。