前期期末テスト(国,数,社,理,英)を実施しました+評価・評定(成績)について
本日、予定通り国語、数学、社会、理科、英語の前期期末テストを行いました。夏休みが始まる前に、夏休みの課題とともにテスト範囲も発表していました。下の写真は左から1年生、2年生、3年生の国語テストの様子です。真剣に問題に向き合う姿が見られました。
本校では今日の5教科のほか、今週中に、美術、音楽、保体、技術家庭のテストも行います。本校の教員が作成するテストは、今回の前期末と3学期の学年末の2回です。(※実力テストについては、後日あらためて説明します。) ここでテストと評価・評定(成績)について少し説明します。学校で行うテストは「成績を決めるため」と思われがちです。もちろんテストの結果も評価・評定を決めるときには考慮しますが、今は「テストの点数だけで成績を決めていない」のです。「論述やレポートの作成、発表、グループでの話合い、作品の制作等といった多様な活動に取り組ませるパフォーマンス評価などを取り入れ、ペーパーテストの結果にとどまらない、多面的・多角的な評価」(中央教育審議会資料より引用)を行っています。したがって、ある教科で90点だったとしても、評定「4」や「5」がつかないこともあります。点数はあくまでも総合的な目安であり、成績のためというより、「今の自分が身につけていない部分の確認」ととらえて、テスト後の授業で自分に不足している部分を身につけるための目安と考えてほしいと思います。本校の教員からも「テストのやり直し」を勧めていますが、テストが終わった後の取り組みが大事だということです。こういう力が本当の意味の「学力」です。