学校ブログ

ECS(恵山コミュニティスクール)恵祭(めぐみさい)まであと2週間です。

 旧尻岸内中学校と旧東光中学校が合併して恵山中学校となってから19回目を数える恵祭が、2週間後に迫ってきました。

 下記の写真の通り、恵祭ポスターコンクール、生徒会によるオープニング、各学年の発表(修学旅行など)、全校合唱など、様々な部門の準備が進んでいます。今年度の生徒会テーマ「仲間を大切に 学年の壁を超えて 交流を深めよう」のもと、生徒一人ひとりが主役となる文化祭を着々と作り上げています。

 また、体育祭と同様、コロナによる制限はありません。保護者、地域の皆様にはご自由に参観いただけますので、9月29日(金)には多数の皆様のご来校をお待ちしております。

恵祭ポスター

オープニング準備 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オープニング準備3年学年発表準備2年合唱練習 

 

 

 

 

3年生・進路へ向けてAテスト実施

 2学期に入り、いよいよ3年生の進路へ向けての取り組みが本格化しています。昨日、いわゆる「A・B・Cテスト」の実力Aテスト(学校によって呼び方がまちまちです)を実施しました。11月のCテストまでの3回の結果を参考にして、進路について12月の三者懇談で詰めていくことになります。3年生にはあと2回のチャンスを十分に活かすため、学習に励んでほしいと思います。

3年生Aテスト

昨日の道徳授業の紹介

 昨日の道徳授業について、各学年の内容の概略や教師の思い、生徒の考えを紹介します。量が多くなりますが、ご覧いただけると幸いです。

1年道徳「震災を乗り越えて-復活した郷土芸能-」
◯内容項目…郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度
◯内容の概略
 宮古市津軽石地区に伝わる「法の脇鹿踊り(のりのわきししおどり)」などの郷土芸能が2011年の東日本大震災の影響で途絶えていた。津軽石中学校では、生徒が保存会の指導のもと文化祭で郷土芸能を発表することを30年以上も続けてきた。生徒会長をはじめ3年生が郷土芸能発表を復活させるため、保存会の協力で一から鹿頭や衣装、練習を始めた。戸惑うことや苦労が多かったが、生徒が心を一つにして衣装を仕上げ、練習に励み、ついに文化祭当日、見事な発表を行い、地域の人たちから大きな拍手が湧き上がった。3年生の郷土芸能復活の思いを1,2年生もしっかり受け止め、地域からも温かい賞賛の感想が寄せられた。
◯教師の思い
 地域に伝えられてきた伝統と文化を、自分たちが受け継いでいくこと、知ることが大切であると感じさせたい。
◯「3年生が後輩たちに、郷土芸能を自分たちの手で伝えていってほしいと言ったのはどうしてか?」についての生徒の考え(一部の抜粋です)
・自分たちで郷土芸能を伝えていくことが素晴らしいという意味があるから。
・今回のように自分たちで文化をつなげていってほしいから。
・文化を守り続けてほしいから。地域の人たちを元気づけてほしいから。

9月11日1年道徳1

9月11日1年道徳2

 

 

 

 

 

2年道徳「ネット将棋」
◯内容項目…自主、自律、自由と責任
◯内容の概略
 僕は昼休みに敏和と将棋で対戦していたが、ある日、急に敏和が強くなっていた。インターネットの将棋で勉強したり対局しているらしい。僕もネットでの対戦を申し込んだが、技量が上の相手には勝てず、弱そうな相手には勝つがおもしろくない。どちらにしても、いきなりログアウトしていた。週明けに敏和が近くの席の女子と「ネット将棋では見えない相手に『お願いします。』で始まって、勝負がついたと思ったところで『負けました。』って言う。そして終わりには『ありがとうございました。』と挨拶するんだ。(中略)目には見えない相手とどう向き合うかで、自分が試されている気がしてきて、きちんと挨拶できるようになったよ。」と会話していた。
◯教師の思い
・インターネット上で、目の前にいない相手との接し方について考えさせたい。
・相手が目の前にいる、いないに関わらず、礼儀や相手を思いやった言動を心がけてほしい。
◯「『僕』はどんなことをかんがえている?」についての生徒の考え(一部の抜粋)
 同じネット将棋をしている敏和は、目には見えない相手に自ら「負けました。」と言うことが出来るのに、僕は途中で逃げ出して負けを認めないところが、僕と敏和の強さの違いだと思った。

9月11日2年道徳1 9月11日2年道徳2

 

 

 

 

 

3年道徳「命の大切さ」
◯内容項目…公正、公平、社会正義
◯内容の概略
 僕(納谷祐輝)は中1の時に病気で大学病院に入院し、隣のベッドで長期入院している高1の「K」と何でも話せる仲になった。ある時K君が地下の売店に祐輝を誘った。大勢の人がいる外来を通るので嫌だった。病棟から一歩出たら、姿・形が少し違っただけでも好奇の目で見られたり顔をそむける人もいる。「皆同じ人間なのだから恥じることないよ」とK君は僕に言いたくて売店に連れてきたのだと思った。退院して中学校の同級生数人と出会った時、一人が僕の帽子を頭から取り、他の友人達が「なぁんだ髪があるじゃん」と言ったが僕は平気だった。その時、病院でK君が言った「外は厳しい」と言ったことがわかった。ある時検査で病院に行く時にK君と会ったが、厳しい病状のため別人のように姿が変わっていた。それでも目はキラキラと輝いていた。ふと僕は、もう二度とK君に会えないことを感じた。その後K君は天国に旅立ったが、命の重さ・決して諦めず頑張る強さ・そして偏見や好奇心で人を見てはいけない事を忘れはしない。
◯教師の思い
 人がそれぞれ違うということを知り、差別や偏見のない見方や考え方を養いたい。
◯授業後の感想(一部の抜粋)
・どんな人でも特別な扱いをしないで受け入れることが大切だと思った。
・外見が違っていても、みんな同じ人間だということをだと言うことを理解しなければいけないと思った。

9月11日3年道徳19月11日3年道徳2 

3年生・井上晟那さんが英語暗唱大会に出場しました。

 9月9日(土)に市内の戸倉中学校で行われた「英語暗唱大会(The 43rd HAKODATE JUNIOR HIGH SCHOOL ENGLISH RECITATION CONTEST)」に3年生の井上晟那さんが出場しました。20人中16番目の発表順で、「A Mother’s Lullaby」という作品を暗唱で発表しました。会場には出場者20人の他に参観者が50名ほどが発表を聞きましたが、井上さんは名前を呼ばれた際に「Yes!」と大きな声で返事をし、登壇してハキハキと、そして堂々とした態度で夏休みから取り組んだ暗唱を発表してくれました。入賞は惜しくも逃しましたが、本人も発表後は「やりきった」感で満足しており、指導した髙木教諭から「ノーミスで素晴らしかった」と褒められていました。ご両親には、土曜日にもかかわらず送迎していただき、ありがとうございました。

英語暗唱大会 井上晟那発表終了後の記念撮影 

 

 

 

 

 

 

 

当日のプログラム

9月は防災月間です。

 昨日配付の保健だより9月号の裏面(下記の写真)にも載せてありますが、100年前の9月1日に関東大震災が発生したことから、9月は防災月間に位置づけられています。北海道では5年前の9月6日に胆振東部地震が発生すると共に、数日間の「ブラックアウト」が起こったことは皆さんの記憶に新しいことと思います。そして明日9月9日は語呂合わせで「救急の日」です。下の玄関表示にもありますが「災害は忘れたころにやってくる」と言われています。恵山地区は噴火という災害も可能性がある場所です。ご家庭でも、いざというときの避難場所の確認や、水や食料などの避難グッズなどについて、話題にしていただけると幸いです。

 なお、明日明後日にかけて台風が北海道に接近する可能性があります。十分にお気をつけください。

保健だより9月(防災) 生徒玄関 表示