学校ブログ
3学期始業式を行いました。
まずは1月1日の夕方に発生した石川県能登半島地震で被害に遭われた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
本日の始業式で校長から「地震などの災害はいつ起こるか分からない。普段からの防災の意識を高めて、何ができるかを、中学生として、あらためて考えてほしい。」と話しました。別の土地で起こっている他人事ではなく、自分事として考えることが大事です。ご家庭でも、あらためて「防災でできることは何か」や「災害が起こった時にどうするか」をお話ししていただけると幸いです。
また、始業式では3名の生徒から「3学期へ向けて」の発表がありました。下記は発表の要約です。
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1年の三上さんは「2学期を振り返ると勉強と委員会の2つをがんばった。勉強のしかたを変え、覚えやすいように工夫し、苦手の英語も取り組めるようになった。委員会と学級委員は自分の役割を果たして頑張った。3学期は2学期よりも積極的に頑張りたい。」
2年の大瀧さんは「2学期で2つの変化があった。1つは自主勉強。勉強の見直しと工夫で複数の教科の成績が上がったので、3学期も工夫を考え、体力づくりもしながら頑張りたい。もう一つは学級委員、代議員になったこと。それぞれの仕事も頑張りたい。」
3年の成田さんは「冬休みに2つの努力をした。一つ目は学年末テストと受験勉強の両立を頑張り、1年生の内容から順に復習した。二つ目は規則正しい生活。しっかりメリハリをもち、決まった時間に寝起きすることを心がけた。すぐに入試があるので努力の成果を発揮したい。」
それぞれの内容に3学期に向けての具体的なことが盛り込まれていることに感心しました。今年度残りの登校日が50日を切りました。1年の締めくくりとしての時間を大事に過ごしてほしいと思います。
2学期終業式を行いました。
本日は2学期最後の登校日となり、3時間目に終業式と表彰を行いました。
まずは8月からの2学期を無事に終えることができ、生徒・保護者・地域など関係の皆様には心から感謝申し上げます。
5月に新型コロナの扱いが変わり、この2学期は3年ぶりにコロナ前までの「制限なし、計画通り」の通常の活動を行うことができました。酷暑だった夏、インフルエンザが流行した秋など心配なこともありましたが、恵祭をはじめとした行事や日常の学習活動などを「普通に」実施できるという喜びを、あらためてかみしめた2学期となりました。
終業式では3名の生徒から「2学期の振り返りと3学期へ向けて」の発表がありました。1年の成田さんは「2学期は落ち着いて過ごすことができた。9教科ある期末テスト、恵祭の意見発表など精一杯できて達成感があった。念願だった生徒会に入ったので、良い形で3学期を過ごしたい。」、2年の伴田さんは「恵祭の係がたくさんあったが良くできた。学年の発表は内容を聞きやすくしたりスライドを見やすく工夫ができた。学級レクではドッヂボールが楽しかった。3学期は3年生のために卒業式準備などを頑張りたい。」、3年の井上さんは「恵祭と英語暗唱の準備を夏休みからはじめ、大変だったが、上手くいき、やり遂げることができた。3学期は志望校合格へ向けて頑張りたい。」と反省と抱負を述べてくれました。(それぞれ内容の要約です。下の写真は発表の様子です。)
また終業式の後に書道表彰を行いました。2年の大瀧さんが第91回全国書画展覧会・書の部(主催:「筆の都」広島県熊野町全国書画展覧会運営委員会)に出品し、みごと「金賞」を受賞しました。
明日から20日間の冬休みに入ります。3年生は学年末テストの関係で1月11日から、1,2年生は1月15日から登校になります。年末年始をゆっくり過ごし、また元気な様子で登校してくれることを楽しみにしています。
1年生学級レクの様子+赤い羽根募金をお渡ししました
昨日21日(木)、1年生が学級レクリエーションを行いました。12月4日の本ブログで学級活動(12月1日実施)を紹介しましたが、その時の話し合いを基にバドミントン、ドッヂボール、トランプに取り組みました。バドミントンは部活動があることから、やはり決勝はバド部所属の2人でした。ドッヂボールは教員もチームに入りながら、柔らかいボールでケガに注意しながら楽しくできました。トランプは、ケガで参加できないメンバーのために予定を変更して行いました。企画立案はすべて生徒の手で行い、当日の写真撮影やマイクによるドッヂボールの実況も自分たちで担当していました。良い経験になったと思います。
同じく昨日21日(木)の午後4時に、社会福祉協議会の廣島さんが来校し、今月初めに生徒会が校内で行っていた募金活動であつまった9,034円が入った募金箱を、校長室でお渡ししました。生徒会長の松本さんが「地域の方々のためにお使い下さい」と話し、受け取った廣島さんが、「全国の困っている人や団体、そしてこの地域のためなど、広くこの募金を活かして行きたいと思います。ありがとうございました。」とお話し下さいました。あらためて募金に協力していただいた生徒、保護者の皆様に感謝申し上げます。※右端の写真は本校玄関ホールに掲示している、生徒会からのお礼です。数字は赤い羽根で形取っています。
道徳の授業の紹介
12月18日(月)の道徳の授業を紹介します。
1年道徳「オーロラ-光のカーテン-」
◯内容項目…感動、畏敬の念
◯内容の概略
旅行記者の吉沢博子さん著「カナダ オーロラ紀行」より。マイナス30度、40度の凍てついた空気を通して見る、現実離れして神秘的に思えるオーロラを求めて、毎年カナダ極北地方を訪れている。そんなある日の夜中12時頃、空の様子をチェックしていた一人が「出た!オーロラだ。」と叫び、転がるようにして外に飛び出した。上を見上げたとたん、上空から大きな光のカーテンが降り注いできて、息を飲み、驚きのあまり腰を抜かしそうになった。しかもオーロラはまたたく間に空全体に広がって、生きているもののようにダイナミックに動き始めた。10分くらいして興奮状態がおさまり、じっくりと観察する余裕が出てきて、雪の上の仰向けで大の字になって空を見上げた。体がフワッと浮き上がり、その光のかなた、宇宙に吸い込まれていくような不思議な感覚に包まれる。感動に包まれて夢を見ているような気分で空を見上げ続けていた。
◯教師の思い
この教材を通して自然から多くの恩恵を受けいることに気付かせたい。今回「オーロラ」と「五稜郭タワーの桜の景色」、「香雪園(紅葉)」、「恵山(山頂からの景色)」の写真から心に残ったものを1つ選び、理由を書かせ発表した。自然に対する畏敬の念を芽生えさせたい。
◯自然の素晴らしさについての生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・人間が作ったものでは感じられないきれいさや、優越感を味わうことができる。
・ゴミのポイ捨てや木の伐採などをせず、ありのままにすることで、心が落ち着ける場所になるから、大切にしていきたい。
2年道徳「門掃き(かどはき)」
◯内容項目…社会参画、公共の精神
◯内容の概略
京都には昔から「門掃き」といって、自分の家の前の道幅半分と、家の幅にお隣の分一尺(約30cm)くらいだけをきれいにするしきたりがある。けいすけ(僕)は母から門掃きを頼まれ、しぶしぶ玄関に向かう僕の背中に向けて母が「ちゃんとお隣さんとの境も掃くんやで! 挨拶もしてな!」と言った。
ほうきとちりとりを持って表に出ると、お隣の加藤さんが、うちとの境目を30cmほど超えて丁寧な手つきで掃いている。まるで自分の家の掃除であるかのように真心込めて掃いてくれていて、しかもけっして30cmよりこちらに入って掃除をしない。そして不思議なことにお向かいさんとの道幅半分を超えて、家の前まで2軒分の掃除を続けた。
掃除を終えた僕は母に2つの気になることを聞いた。「(30cmを超えないのは)自分のことが自分でできへんと思われたいんか。『侵さず、侵されず』それが京都の親切心や。」僕はさらに「でも、お向かいさんとこは掃いてはったよ。あれはなんで。」と聞くと「お向かいさんは先週から入院したはる。そんなときは境目を超えて助けるのも門掃きや。」 僕は、次の門掃きのときはいろんなことに気がつくようになろう、心にそう感じていた。
◯教師の思い
京都のしきたりである「門掃き」について理解することを通して、身近にある「おもいやり」について考えてほしい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・(門掃きする理由は?)自分のお隣の人も気持ちよく過ごすことができ、そしてお隣との関わり合いも生まれるから。
・(身近にできる目配り、心配り)ゴミが落ちていたら拾う。困っている人がいたら自分ができる範囲で手伝いをする。忘れ物をしている人がいたら貸す。挨拶する。席などを譲る。敬語で話す。お辞儀をする。
3年道徳「町内会デビュー」
◯内容項目…自主、自律、自由と責任
◯内容の概略
クマの出現に備えて町内会で共同作業で町と山との境の草刈りと掃除をすることになり、各家庭から一人参加するきまりで、母は明(僕)に「中川家代表でお願いね。」と言われた。「僕はまだ中学生だよ。」と言うと「もう中学生だから大丈夫。皆さん、面倒みてくださるから。明の町内会デビューね。」
日曜日が来て明はしぶしぶ腰を上げた。集合場所へ行くと「おっ、中川くんの息子だな、ご苦労さん。」と言われ、あれよあれよという間に明は中川家の代表だという紹介をされ、周りを笑顔で囲まれた。周りから声をかけられ褒められながら草刈りをした。また、刈り取った草に足を取られている人がいたので、進んで散らばっている草や枝を集めて運んだ。「やあ、よく気がついたなあ。助かるよ。」作業が終了し町内会長がお礼の挨拶で「今回は初めての参加の方もおられました。クマとの出会いはいりませんが、こういう出会いは歓迎です。」参加者から拍手が起き、さらに帰りがけに「明くん、今日は来てくれてありがとう。」「こっちまで元気になれるよ。中川家代表、お疲れ様。」と声をかけられ、なんだか大人になったような気がした。翌朝、通学の途中で明はあちこちから声をかけられた。朗らかな声でそれに応えながら学校へ向かった。
◯教師の思い
自分の意志で行動することの大切さを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・周りのことを考え動くことで、周りが幸せになると思った。
・言われて動くのではなく、自分で気付くことが大切だと思った。
ICT活用と協働的な学びについて
令和3年4月に函館市の学校に一人一台端末(クロームブック)が配備されてから3年半余りが経ち、すっかり「学習の道具」としてのICT活用が浸透しています。本校の教職員による校内研究では、ICTの活用を取り入れた授業づくりを通して、生徒の主体的・協働的な学びを目指した取り組みを行っています。本ブログでも「授業交流」でいくつか紹介しました。日頃から生徒も教職員も普通にタブレットや大型ディスプレイを使って発表したり話し合いをしたりしています。
先週14日(木)には、3年生の国語で、ちょっと長い小説(魯迅の「故郷」)をわかりやすくまとめるために、個々の生徒がグーグルのジャムボードという機能を使ってキーワードや写真で説明を作成し、発表していました。発表の際も個人のタブレットからキャストという機能で大型ディスプレイへ画面を送り、その表示と言葉で説明を行う協働的な学びに取り組みました。(左端と中央の写真) 右端の写真は教師がさらに別の生徒の発表について解説しているところです。
同じ日の1年生総合では、進路学習の一環で函館市内の高校調べに取り組みました。教師がグーグルのクラスルームという機能を使って調べる内容を提示・説明し(左の写真)、担当別のグループになってタブレットで調べ学習=協働的な学び(右の写真)に入ったところです。どんなまとめになるのか楽しみです。
年末年始の飾りづくりと大掃除の様子です。
令和5年(卯年、2023年)も、残すところ2週間あまりとなりました。本校でも2年S組でクリスマス飾り(サンタクロースのマトリョーシカ)とお正月リースづくり、2年A組では大掃除(学期末の清掃強化週間の一環)を行いました。
サンタクロースのマトリョーシカは厚紙にプリントした型を切り抜き、大・中・小の立体人形を組み立てていました。大を開けると中、中を開けると小のように「入れ子構造」になっています。また、お正月リースは学校裏に自生するツタを何重にも巻いて、そこにトドマツの枝や松ぼっくり、正月飾りをつけて世界で一つのオリジナルリースを作っています。どんなできあがりになるのか楽しみです。
2年A組では、本日、教室内を全員でていねいに掃除していました。窓磨き、掃除機かけ、流し掃除、大型ディスプレイの掃除など、普段の清掃でやらない箇所をきれいにしてくれていました。最近は年末に大掃除をする家の割合は半数以下で、12月に入ってから分割して順番に掃除をするスタイルが多いそうです。本校でも人数の関係で終業式に一斉に清掃はせず、清掃強化週間(18日~22日)で校内を計画的にきれいにする予定です。
道徳の授業の紹介
12月11日(月)に行われた道徳の授業を紹介します。
1年道徳「自分だけ『余り』になってしまう……」
◯内容項目…相互理解、寛容
◯内容の概略
作家の重松清がウェブに寄せられた10代(小中高校生)の悩みに答える形式の内容。
中2女子の好美さんの相談「クラス替えで2人の親友と離れ、調べ学習などで2人の組を作る時に私が余る。1人だけ余った時に恥ずかしくて寂しい。みんなは優しくていい人たちだけど特別に仲が良いわけではないので無理に『組に入れて』と言いたくない。」
重松氏の答え。「自分が中学2年の時、7人で遊園地に行ってボート(2人乗り)に乗った時、自分はパートナーをキープしていたが1人が余ってしまった。その1人は岸辺のベンチに座って、ずっと自分たちに手を振ったりしていた。その1人を見てすごく『負けた感』を覚えた。『あいつのほうがぜんぜん大人だ。』って思った。クラスで余ったりするような体験をいっぱいして、みんなが大人になっていく。『ひとり』は不安定な状態だけど、現実にはどうしようもなくそうなってしまうこともある、と分かっておくのは良いこと。みんなで『余りの一人』を分かち合うようになれれば良いのになあ、って思う。『あ、そうだった、そうだよね。』って言ってくれる人もいるかもしれないよ。」
◯教師の思い
日常学校生活の中でありがちな人間に関係について、客観的な目を持って考えさせたい。「一人になる」ことへの共感や支えたりする気持ちを分かち合ったり、「一人になる」準備時期であったりすることを、自分自身の経験や思いを含めて話し合わせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・「一人になる」ことについて重松さんは、すごく寂しく、それが悪化するといじめにつながると言っている。
・お互いが認め合って生きていくために、一人ひとりが恥ずかしくないという意識を、みんなで持つことが大切だと思った。
2年道徳「コトコの涙」
◯内容項目…相互理解、寛容
◯内容の概略
中2で花園コトコが老人ホームへボランティアに通っていたある日、同じ部活(魚部)の5人と一緒に老人ホームのホールに作った魚が入った水槽の除幕式を開いた。そんな中、一人背を向け中庭を見つめる入所者の笹岡修三さんに「さあ、みんなと一緒に見ようね。おじーちゃん。」と声をかけた時、同じボランティアのマサシから「ばかっ!修三じいさんは赤ん坊じゃねーんだ!大工の棟梁だぞ!」と叱られた。
その後、コトコが園長の田島に「コトコちゃんは一所懸命にやってる。でも気をつけなきゃならないのは、老人が自由に動けなくなって子どものようになっていくのは、何十年も生きぬいていた立派な老人たちの姿で、意地もあればプライドもあるってこと。私たちがよかれとしていることが、そのままあの人たちの望みではないということ。私もマサシくんに気づかされた。一年もしゃべっていない笹岡さんに、私もどうしてあげたら良いかとばっかり考えていた。」と言われる。コトコは田島の言葉をかみしめ、こぼれる涙はしばらく止まることがなかった。
◯教師の思い
一見、赤ちゃんに返ってしまったようなお年寄りにも一生懸命に生きてきた人生があり、だんだん記憶を無くいていくからといって、それは消えるものではないこと。だから“人の尊厳”を大切にしなければならないし、そのために相手を理解しようと努めることが大切だということ。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・(マサシがコトコをどなったのはなぜだろう?)笹岡さんの心を無理やりに開かせようとするのでなく、自分の意志で開かせてあげてほしいと思ったから。
・(須藤先生が涙が出そうになった理由は?)コトコの気遣いや優しさ、マサシがコトコに「やめろ。」と言った優しさに感動したから。
※諸事情により、2年生の写真を撮影できませんでした。ご了承ください。
3年道徳「塩むすび」
◯内容項目…思いやり、感謝
◯内容の概略
東日本大震災から2か月、私は祖母、母と三人で避難所生活をしていた。転校先の学校に通う少し前に母に促されて食事係を担当することになった。片付けだけでもめんどうと思っていて、食事係になってもどう動いて良いか分からず、母に当たっていた。食事係の2日目、調理場では最近残菜が目立ってきたことが話題になった。「明日の朝は塩むすびとみそ汁を出しましょうよ」ということになった。私は心の中では賛成しかねたが、翌朝は当番みんなで塩むすびを握った。私も手を真っ赤にして握った。驚いたことに、おにぎりにしたら子どもや大人が自分から取りに来たりおかわりをする人も増えてきた。また私は、目に見えないところでのおばさんたちの気配りに気づいた。自分の知らなかった世界で、初めて考えさせられたことがあった。新しい学校への不安はあるが、食事係で新しい世界を知った私のように、やってみなければ分からないことだってあるはずだ。温かい塩むすびを作った日以来、朝の残菜はほとんどなくなった。
◯教師の思い
「本当の意味の思いやり」とは何か?私たちを支えてくれている人の思いやりに、どのように応えていけばよいのだろうか。思いやりにはいろいろな形があることと、とても大事で、今、自分たちを支えてくれている人(保護者)に、どういう思いやりを返していけばよいのかを考えさせたい。
◯「本当の意味の思いやりとは?」についての生徒の考え(一部の抜粋です)
・誰かのためを思って行動すること。
・支えてくれた人に恩返しをする。
・感謝の気持ちをもつ。
・自分から進んで人のために行動すること。
・人のことを思って行動する。
2年S組で紙漉きを行っています。
泉さんと岩村さんの2人で、牛乳パックから手作りの紙を「紙漉き」の技術を使って作成中です。手順(概要)は、牛乳パックと水、色の紙テープをジューサーで混ぜて溶かし、簀桁(紙すき枠とすだれ)に流して漉き、アイロンで成形し、窓際に置いて乾燥させます。最後の写真にあるカラフルな紙は、色の紙テープでついた色です。和紙のような少し凹凸のついた柔らかい感触に仕上がっていました。私が見に行った日は、既に2~3回目の作業だったこともあり、2人とも実に手際よく作業をしていました。完成した紙は年賀状用に使う予定ということです。
赤い羽根共同募金へのご協力ありがとうございました。
先週1週間、本校で赤い羽根共同募金に取り組み、生徒と教職員合わせて8,034円の募金が寄せられました。赤い羽根共同募金の趣旨は「この町で集まった募金は、この町の困ったことのために使われます。子育て支援や高齢者の配食支援に使われたり、災害支援や地域の見守りパトロールなど、支援する人をサポートする資金として使われています。」と赤い羽根共同募金ホームページに書かれています。毎年12月1日から始まる「歳末たすけあい運動」も共同募金の一環です。
善意を寄せていただいた皆様、ありがとうございました。(写真は12月8日に生徒会の岩村さん、成田さんが職員室へ募金のお願いに来た様子です。)
キャリア教育の様子です。
一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育が「キャリア教育」です。(文科省HPより引用)
本校でもキャリア教育として総合的な学習の時間で「進路学習」や「キャリアパスポート作成」などに取り組んでいます。昨日の総合的な学習の時間では、1年生は進学に当たっての「内申点ランク」などについての学習、3年生では先日の本ブログで紹介した入試の面接について、生徒同士の面接練習を行っていました。また、2・3年生は放課後学習会も行っており、特に3年生は進路に向けた学習会(希望制)を定期的に実施しています。(下の写真は3年生の放課後学習会の様子です。)
なお、二段目右端の写真は、願書用写真撮影の様子です。今年から高専や市内の私立高校の一部でインターネットを利用するWeb出願が始まるため、写真のデータを家庭からインターネットで提出する形となります。「紙の願書に丁寧に手書きをし、学校で添削して、紙の写真を貼り付ける」という形は数年後にはなくなるかもしれません。
学習サポート3回目の様子です。
昨日6日(水)に3回目となる学習サポートを行いました。今回はそれぞれの担当に様子や内容をコメントしてもらいましたので、写真とともにご覧ください。
漢字のドリルと国語のワークに集中して取り組んでいました。
単元テストに向けた学習やまとめの問題に50分間ノンストップで取り組みました。分からないところを質問し、一つ一つ丁寧に学習していました。
1年生は地理、2年生は歴史、3年生は公民のワークにそれぞれ取り組みました。中には授業より集中して黙々と取り組む生徒もいました。
1,2年生は冬休み明けのテストに向けた勉強、3年生は学年末テストの範囲のワークに取り組みました。圧力の計算問題についての質問もありました。
来週のWord testに向けた勉強に取り組みました。発音や品詞についての質問があったり、生徒同士で確かめあったりアドバイスする様子がありました。
生徒玄関前に掲示してある学習サポートの各教科名簿を、生徒が確認します。
3年生美術で篆刻(てんこく)を制作しています。
3年生の美術で、現在、篆刻(木・石などの材料に、印として文字をほりつけること。印刻。多く、篆書体の文字が用いられたところからいう。←国語辞典より)に取り組んでいます。印字は自分の名前のデザイン、さらに持つ部分もいろいろな形で彫っています。授業におじゃましましたが、全員、集中して黙々と石を「シャッ、シャッ」と彫っていました。作品を2つ撮影しましたが、上の方はご覧の通り井上さんです。下の方はわかりますか?
正解は伊藤妃奈さんです
三者・二者懇談にお越しいただき、ありがとうございました。
11月29日(水)から本日まで、3年生は生徒・保護者・担任の三者懇談、1・2年生は保護者・担任の二者懇談を行いました。保護者の皆様には、お忙しい中、ご都合をあわせてご来校いただき、ありがとうございました。
本校では4月末、9月初めにそれぞれ二者懇談を行い、今回の3回目の懇談が最終となります。授業参観や行事の際は生徒の様子や取り組みの成果をご覧いただき、懇談では個々の生徒について学校生活の様子や家庭生活の様子、学校への要望など具体的な情報交流・情報共有をしています。保護者と学校との重要な連携の場と考えています。
特に3年生の三者懇談では、生徒本人の進路決定と自己実現に向けて、保護者と教師が支えていくことの大切な話し合いの場となります。具体的な卒業後の進路の話にはなりますが、高校に限らず、その先の「人生の進路」を見据えた進路決定と自己実現のための有意義な時間となれば幸いです。懇談は終了しましたが、今後もお気づきの点やご不明の点がございましたら、いつでもご連絡いただきますようお願いいたします。
※写真は1年生の二者懇談の様子です。
1日(金)学級活動の様子です。
先週の金曜日1時間目は全学年が学級活動の時間でした。
1年生は学級レクリエーションの話し合い
2年生は写真ではトランプに見えますが「ito(イト)」という「価値観を合わせるゲーム」(→ゲームの解説リンクhttps://arclightgames.jp/product/ito/)
3年生は「今年の漢字(日本漢字能力検定協会主催、12月12日に京都清水寺で発表予定)」の予想
2Sはパズルゲームなど
にそれぞれ取り組んでいました。
※学級活動は「特別活動」の一つで、学習指導要領では「学級や学校での生活をよりよくするための課題を見いだし,解決するために話し合い,合意形成し,役割を分担して協力して実践したり,学級での話合いを生かして自己の課題の解決及び将来の生き方を描くために意思決定して,実践したりすることに自主的,実践的に取り組む」とされています。この学級活動と生徒会活動、学校行事の3つを「特別活動」と呼んでいます。学級活動では広範囲な活動ができるため、各学年で目標に沿って工夫を凝らしたさまざまな活動を行っています。
図書室での手作りお守り製作について
10月25日の本ブログでお伝えした、3年生の受験のために1,2年生の有志が取り組んでいる手作りお守り製作が、そろそろ完成に近づいています。学校司書・三吉さんの呼びかけで、のべ14~15人の1,2年生が作ってくれました。今日の昼休みには2年生の泉さんが三吉さんのアドバイスを受けていました。
1年生家庭科 授業交流の様子です。
昨日29日(水)に、三浦教諭による1年生家庭科の授業交流が行われました。現在、「生活を豊かにするための布を用いた製作」で文庫本カバーづくりを進めています。黒地の布を裁断、裁縫し、いろいろな色のアイロンプリント布をつかってデザインして貼り付ける製作の中で、昨日は「なみ縫い」と「図案づくり」に取り組みました。生徒が家で裁縫をするということは、ほぼ経験がないかと思います(ボタン付けくらいは経験があってほしいですが・・・)が、小学校でも授業で取り組んでいるせいか、なみ縫い、玉留めは三浦教諭の指導のもと、ゆっくりですが全員がまずまずの出来でした。図案はタブレットでネット検索しながら紙に描いていました。それぞれの「世界に一つだけの文庫本カバー」完成が楽しみです。
授業交流は今回の家庭科がラストとなりました。この後、それぞれの授業交流の内容を整理し、校内での授業改善の取り組みを進めていきます。
3年生 進路(面接)について取り組んでいる様子です。
本日から三者・二者懇談が始まりました。3年生は進路決定へ向けての話し合いとなります。関連して、昨日、3年生が「面接の手引き」に記入している場面がありましたので紹介します。高校によっては入試で面接を実施する学校があります。高校入試に限らず、これからの進路(職業選択など)の場面では、入社試験やアルバイトなど面接を受ける機会が少なからずあります。面接の場では志望の動機だけでなく、自分をいかにアピールするかなど、多岐にわたる準備が必要です。また、中学生という段階では、高校入試で初めて「面接」を体験することがほとんどです。本校を含めてほとんどの中学校では「受験」だけでなく将来を見据えて、面接に関わる指導や助言を行っています。
昨日の3年生は下にある「面接個人チェック」に記入していました。面接官に聞かれた時の自分の回答を記入します。これを基に担任と学年団で添削をし、礼儀作法を含めて面接練習を行っていきます。
3年生保健体育 授業交流の様子です。
昨日27日(月)に坂井教諭による3年生保健体育の授業交流を行いました。先日のブログで紹介した「1人1授業公開」の一環です。本校では校内研究として研究テーマ「主体的・協働的な学びを目指した授業づくり~ICTの活用を取り入れた授業づくりを通して~」のもと、授業改善の取り組みを行っています。生徒が主体的に学ぶ、周りと協働して学ぶためにICTを効果的に活用する授業を通して、教職員の授業力向上と生徒の学力向上を図ろうとしています。
昨日の保健体育(マット運動)では、左端の写真のように前時にタブレットで録画した自分の演技を振り返り、連続技(倒立前転やハンドスプリングなど)の発表に向けて技の完成度を高めるための練習に取り組みました。中央の写真は坂井教諭が生徒へアドバイスする様子、右端はお互いの演技をタブレットで録画し、次の時間へつなげている様子です。3年生は自分で練習内容を考え、お互いに良い演技を讃えたりアドバイスしながら練習に取り組んでいました。
小中連携 授業研究会を行いました。
11月24日(金)に、えさん小学校との小中連携事業の一環で本校を会場に授業研究会を行いました。11月15日(水)に、えさん小学校で行われた研究会の第2弾として、函館市教育委員会の馬場指導主事、えさん小学校の長浦校長先生をはじめとした先生方、恵山教育事務所の木戸所長が来校し、1年生国語の髙橋教諭の授業を公開する研究会でした。
1年生国語では「来年度の生徒会テーマについて、話題や展開を捉えながら話し合い、グループの考えをまとめよう」という課題で授業を行いました。生徒は2つのグループに分かれ、タブレットの音声入力機能などを使って話し合う「協働的な学び」に取り組みました。授業後は小中の先生方が4つのグループに分かれ、子どもたちの様子や授業内容などについて活発に意見を交流し、グループごとに発表を行って全体で共有しました。
また、1S組では立花教諭が初任段階1年目の授業研修として英語の授業(want to~の表現)を行い、馬場指導主事のアドバイスを受けました。
現在、本校では「1人1授業公開」を進めており、お互いに授業を公開し合って意見を交流する授業改善に全員が取り組んでいます。また校内だけでなく教育委員会指導主事やえさん小学校の先生方など外部からの意見やアドバイスをいただきながら、学校全体で「教員の授業力向上」に取り組んでいます。
学習サポート(2回目)を行いました。
11月22日(水)6時間目に2回目となる学習サポートを実施しました。5カ所(国、社、数、理、英)を見て回りましたが、どの教室でも生徒が集中して学習に取り組んでいる様子がうかがえました。家に帰るとゲームやSNSなどに時間を使うこともあるようですが、学校ではそうした誘惑物もなく、ある意味「やらざるを得ない」状況で学習に取り組むことができています。12月は6日(水)、20日(水)の2回を予定しています。
恵山地区文化祭へ出品した美術作品です。
10月28日(土)の恵山地区文化祭で会場に展示した美術作品が、現在、本校美術室前の廊下に展示されています。以前紹介した3年生「箏」の発表のブログで写真を載せましたが、観客の陰で見えにくかったため、あらためて写真で紹介します。1年生は「マイキャラクター」、2年生は「張り子」、3年生は「自画像」です。
バドミントン新人戦に1年生3名が出場しました。
11月18日(土)に函館アリーナで行われた「第40回道南中学校新人バドミントン大会」に、1年生の岩村さん、手代森さん、二本柳さんの3名が出場しました。6~7月に行われる中体連大会は函館市内の参加者ですが、今回の新人戦は函館市、渡島、檜山の全域から約250名が参加していました。3名とも日頃の練習の成果を発揮してくれましたが、惜敗しました。関係保護者の皆様には、当日の選手の送迎、応援をありがとうございました。
現在本校の部活動はバドミントン部だけとなり、中体連大会で3年生が引退後、夏に2年生1名が転校してからは1年生3名のみの活動となっています。少ない人数ですが、今回の大会の結果を反省として活かし、今後も練習に励んでほしいと思います。
避難訓練(地震)を実施しました。
11月15日(水)に地震を想定した避難訓練を実施しました。
今回は、よりリアルな避難のため、生徒へは予告せず、3時間目開始直前の休み時間に「抜き打ち」の形で行いました。生徒は落ち着いて行動できましたが、残念ながら緊迫感がなく、私語をしながら避難する様子だったため、いったん教室へ戻して反省点を確認の上、再度行いました。
本校は間近に恵山があり、海と陸が近い地域でもあるため、防災意識については他の地域よりもより確実に高める必要があります。教師側も避難訓練の意識付けについて反省し、今後の「もしも」に十分に備えていきたいと思います。
小中学校連携で、えさん小学校授業研究に本校職員が参加しました。
えさん小、恵山中の「小中連携」は平成24年度からスタートし、今年で12年目を数えます。小学校1校、中学校1校で同じ恵山地区の子どもたちが9年間の義務教育を過ごすにあたり、お互いに連携してさまざまな取組を行ってきています。
今年度は7月に全国学力学習状況調査に関わる合同研修会を行い、11月にお互いの学校を訪問し合って授業研究会を行っています。11月15日(水)には、えさん小学校を会場として、つつじ保育園、えさん小学校、恵山中学校の教職員が一堂に会し、「幼保小連携および小中連携」の一環として5年生算数の授業を参観しました。三角形の面積についての授業で、子どもたちはタブレットを駆使して考えたり発表するなど、とても良く頑張っていました。授業後は研究内容の説明とグループ協議を行いました。研究授業について協議することを通して、恵山地区の子どもたちの状況や課題について意見を交流しました。今後はそれぞれの園と学校で、今回の協議の成果を活かした教育活動を推進していきます。
2年生美術で「木彫スマホスタンド」づくりに取り組んでいます。
2年生美術では、15cm✕10cmの木の板でのスマホスタンドを制作中です。デザインは自分で使う場合は自分の好きなデザインを、誰かにプレゼントする場合は相手に合わせたデザインを考え、さまざまな技法を使って立体的なデザインを彫っていきます。
まだ始まって数時間目のため、タブレットでネット検索しながらデザインを考えていたり、彫る前に紙にデザインを描いていたり、実際に彫り始めていたりと、それぞれの段階での作業風景でした。「世界に一つだけのスマホスタンド」の完成が楽しみです。
授業参観、学級懇談、進路説明会を行いました。
11月10日(金)に授業参観、学級懇談(1,2年)、進路説明会(3年)を行いました。保護者の皆様には時節柄、何かとお忙しい中にもかかわらず、ご来校いただき、子どもたちの様子や学校の教育活動についてのご意見等を賜り、誠にありがとうございました。
1年生は数学、2年生は英語、3年生は保健体育の授業において、それぞれ子どもたちが学習課題に一生懸命取り組む姿をご覧いただきました。また、1・2年学級懇談では子どもたちの様子や学校での取組についての情報交流や意見交換が活発に行われました。3年生は今後3月までの進路決定に向けての説明会を行い、進路決定の心構えや手続き、スケジュール等について担任から説明がありました。
また、当日は昼休みの時間帯から図書室を保護者の皆様へも開放し、図書室の様子や本をご覧いただきました。
道徳の授業の紹介
11月6日(月)、7日(火)に行われた道徳の授業を紹介します。
1年道徳「あふれる愛」
◯内容項目…自然愛護
◯内容の概略
栃木県足利市の植物園「あしかがフラワーパーク」にある樹齢約150年、千平方メートルにおよぶ大きな藤の木を別の場所から移植することに関わった樹木医の塚本こなみさん。樹木医の資格制度を知って資格を取り、1994年に大藤の移植を依頼された。「常識を超えている。」と言われるなか、「大丈夫。この木はとっても元気。移植はきっと成功します。」と確信し、2年がかりの計画を進めた。いびつに変形している幹をギプスで固定するなどの工夫で1996年に移植し、2か月後に大藤は見事な花を咲かせ、藤棚も元の大きさを遙かに超えるまでになった。
塚本さんは子どもたちに「人は『自然を守ろう。』と言いますが、人間も自然の一部なのです。自然の恵みをもらって、私たちは生かしていただいている、そう思うのです。」とよく話している。樹木医としてたどり着いた自然への畏敬の思いを多くの人々に伝えていくことが自分の使命だと考えている。
◯教師の思い
大きな藤木を移植させた樹木医の塚本こなみさんの、自然に対する考えや思いを通し、自然の人間の在り方を考えさせたい。自然破壊が進む現在、自然と人間が共生するために自分たちができることを実践しようとする態度を育みたい。
◯教師の見取りと生徒の考え、感想
・導入部で「自然に囲まれている、自然を感じる」というイメージを膨らませる中で、恵山の山、海、植物、動物、魚などと地元の具体物を生徒が発表した。
・自然で採れた食糧や資源のおかげで生きていけるということ。
・(木の)声は聞こえないが聞こうとする大切さ。
・人間は自然のおかげで生きている。(良い関係)
2年道徳「初心」
◯内容項目…希望と勇気、克己と強い意志
◯内容の概略
2016年夏のリオデジャネイロオリンピックで柔道男子7階級すべてでメダルを獲得した井上康生監督のお話。「お父さん、僕は柔道をするために生まれてきたと思う。柔道で世界一になりたい。」と小さいころから柔道を始め、小・中・高・大と優勝を重ね日本一になった。ところが大学2年のある大会で初戦敗退。その後も結果が出ない日々が続く中、さらに突然、母が亡くなったとの知らせ。父から手渡された母からの手紙には「すべて初心に返って頑張ってください。」の一行。この母の言葉を胸に初心に返って練習で様々な方法と試し、2000年のシドニーオリンピックで金メダルを獲得した。
表彰台でメダルをかけられたあと、母の遺影を高々と掲げた。大切なことを教えてくれた母への恩返しだった。
◯教師の思い
「初心」に返るとは、どんな気持ちになることなのか、どんなことが大切なのだろうかということを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・最初の気持ちを忘れない。
・基本に返る。
・一度決めたことを最後までやり抜く。
3年道徳「風景開眼(ふうけい かいげん)」
◯内容項目…感動、畏敬の念
◯内容の概略
日本の画家、版画家、著述家、昭和を代表する日本画家の一人で、風景画の分野では国民的画家といわれる東山魁夷(1908年~1999年)のお話。昭和12、3年(30歳)ころ、八ヶ岳の美ノ森に1年のうち数十回行き、自然の心と溶け合っていたはずなのに作品はさえなかった。
終戦間近に軍隊に召集され、毎日爆弾を持って戦車に肉薄攻撃する練習をさせられていたある日、熊本市外の焼け跡の整理に行ったときの熊本城からの、肥後平野の彼方に阿蘇の裾野を望むひろびろとした眺めに、涙が落ちそうになるほど感動した。あの風景が輝いて見えたのは、私に絵を描く望みも、生きる望みもなくなり、私の心がこの上もなく純粋になっていたからである。私の心は締めつけられる思いであった。私が日本画家、風景画家を選んだのは、私自身の意思よりも、もっと大きなほかの力によって動かされており、生きているというよりも生かされているのである。
◯教師の思い
日常のあたり前にある自然の風景が、自分の命のはかなさに気づかせてくれることもあるという感情について考えさせたい。
◯「涙が落ちそうに感動したのはなぜか」についての生徒の考え(一部の抜粋です)
・戦争中で街の焼け跡ばかり見ていて、きれいな景色を見て感動した。
・死が身近になって生の姿が強く心に映った。
・生きる希望がなかったから。
恵山文化祭に3年生が出演しました。
10月28日(土)に函館市恵山コミュニティセンターで行われた「第19回恵山文化祭」に本校3年生が「箏」の演奏で出演しました。また展示として、書道作品、美術作品(1年生=マイキャラクター、2年生=張り子、3年生=自画像)、学校祭ポスターを出品しました。
ステージでは3年生が授業や恵祭の発表で取り組んだ「さくらさくら」を、息の合った箏の演奏で堂々と観客の前に披露してくれました。
学習サポート(1回目)を行いました。
10月27日の学校ブログで紹介しました学習サポートの1回目を11月1日(水)に行いました。事前の希望調査と人数調整を行い、国語、数学、社会、理科、英語の担当教員がいる教室へ分かれて、分からないところを質問したり自習に50分間取り組みました。授業中はなかなか質問できなくて理解できなかったところを学び直すチャンスです。この後2月21日まで計8回の学習サポートを行う予定です。
地域のボランティア清掃を行いました。
10月27日(金)に「地域に根ざした奉仕活動」の一環として、生徒会の呼びかけで参加したボランティア生徒による地域の清掃活動を行いました。
校舎周辺、校門前から元村恵山線(道道635号線)まで、校門前から柏野町会館までの3方面に分かれ、教職員と一緒に道路沿いのゴミ拾いを行いました。元村恵山線の恵山中入口から柏野町会館まで約1kmあり、校舎周辺も含めて距離にして往復約3.5kmにわたる区間を歩きながら、時々藪の中に入りながら奉仕活動に取り組みました。本校生徒は、今回の奉仕活動や行事などの準備、後片付けなど、いとわずに、むしろ楽しそうに良く働いてくれます。皆さんのおかげで、地域(道路周辺)がきれいになりました。ありがとうございました。
認知症サポーター養成講座が函館新聞に掲載されました。
10月23日(月)に実施しました2年生を対象とした認知症サポーター養成講座につきまして、28日(土)の函館新聞に掲載されましたので、お知らせします。記事の切り抜きはこちら→10月28日 函館新聞(認知症サポーター養成講座).jpg
11月からの学習サポートについてのオリエンテーションを行いました。
生徒が主体的に学ぶ姿勢を醸成するため、本校では昨年度から「学習サポート」と題して、2学期後半から月に2回ずつ、全校生徒を対象とした放課後学習を実施しています。
今年度は11月1日(水)を皮切りに2月21日まで計8回を予定しています。生徒は毎回のサポート学習の前に国語、数学、社会、理科、英語の5教科から取り組みたい教科を選びます。人数などを調整して学習する教科を決定し、学習サポート当日は、自分が割り当てられた教科の担当がいる教室(例:1年A組に国語担当)へ入って14時40分から15時30分の50分間、自習に取り組んだり教師へ質問して学習します。5教科以外の教員もサポートとして教室に入り、全校体制ですすめます。写真は10月24日(火)に体育館で行ったオリエンテーションの様子です。
英検IBAを実施しました。
昨日(25日)に英検IBAを実施しました。北海道のすべての中学校で実施されており、趣旨は「国際共通語としての英語による日常的なコミュニケーションができるよう、公益財団法人日本英語検定協会と連携して、本道の中学校において「英検IBA」を実施し、生徒の英語力の向上を図る。」というものです。
資格取得として任意で受験する英語検定とは別に、自身の英語力がどこくらいなのかをはかり、英語を身に付けるための指標の一つとして行っています。ちなみに英検IBAの「IBA」とは「Institution Based Assessment」の略で、「団体受験専用の試験」という意味合いです。
学年ごとに1年生は「TEST F」(英検5級レベル)、2年生は「TEST E」(英検4級・5級レベル)、3年生は「TEST D」(英検3級~5級レベル)を受験しました。2学期末~3学期初めあたりに結果が届き、個別の成績結果を配付します。英検IBAの詳しい資料はこちら【資料1】英検IBA〔自治体版〕 z.pdf
図書室での様々な取り組みを紹介します。
本校の図書室に学校司書(三吉さん)が配置されて今年で4年目となります。学校司書の配置以前は、下の写真①のように、一応分類されているものの、目を引く工夫やイベントなどがほとんどなく、「本が並んでいるだけ」の空間でした。
学校司書が配置されてからは写真②のように本の整理から開始し、その後、生徒や地域の方が本を見やすく、手に取りやすい工夫や、イス・机の配置、写真③のように作者名の表示や面陳列(表紙を見せる置き方)、回転書棚、写真④・⑤のような旬の話題などに合わせたコーナー新設(写真⑤はホラー小説を読破した1年生の東さん)などなど、とても居心地のよい場所へと変貌を遂げました。
三吉さんのアイデアで、今月からは写真⑥のGoogle Classroomを活用した告知と写真⑦の見本に示されている通り、3年生の受験合格祈願のための手づくりお守り作りに、募集した生徒が取り組む予定です。
また、図書室の入り口には、函館新聞、北海道新聞、読売新聞の3紙を置いて、生徒がいつでも閲覧できるようにしています。先日、本校事務職員の山田さんが新聞の閲覧を勧めるために「恵山中図書新聞」→10月23日 恵山中図書新聞.pdfを全生徒に配付しました。新聞をとっていない家庭が増えつつある中、少しでも新聞に触れて欲しいと思います。写真⑧は本日新聞を閲覧している3年生の二本栁さんの様子です。
認知症サポーター養成講座を行いました。
昨日(23日)に、2年生を対象に認知症サポーター養成講座を実施しました。
函館市地域包括支援センター社協の保健師である高田さんを講師に、前半は認知症についての講話、後半は高齢者への理解としての体験を行いました。
前半の認知症についての講話では、認知症そのものについて、接し方、本人と家族の気持ち、支える仕組み、認知症サポーターとしてできることの5点についてわかりやすくお話しいただきました。
後半は2年生が二手に分かれて、車椅子の取り扱い体験と高齢者疑似体験を行いました。車椅子の取り扱い体験では、恵山地区のボランティアの5名の方が車椅子に乗り、社協の方の指導で生徒が細かくボランティアの方に声かけや配慮をしながら段差を超えたり、斜面を上り下りする時の操作のしかたを学びました。高齢者疑似体験では、視野が狭くなるゴーグルや4キロのおもり入りチョッキ、肘と膝の動きを制限するサポーターやおもりをつけ、杖をついて歩く体験をしました。
講座を修了したという証のオレンジリングを各自が受け取り、最後に2年生の大瀧さんから講師とボランティアの方々に「恵山地区では人口の半分が高齢者ということもあり、認知症についての理解が大切だということが分かりました。」とお礼を述べました。とても内容の充実した体験でした。
恵山についての講話を行いました。
昨日(19日)に実施予定だった恵山登山が悪天候で中止となったため、登山に代わって恵山についての講話を行いました。恵山支所産業建設課の松本光隆さん(恵山登山でもガイドをお願いしていました)が来校し、恵山についてのVTRや資料を使って、生徒にお話しいただきました。配付資料恵山講話 資料1.pdf 恵山講話 資料2.pdf 恵山講話 資料3.pdfにある恵山大権現(頂上にある社)やお地蔵さんのこと、恵山の歴史、恵山登山の注意点など、約40分間ご講話いただきました。講話の最後には3年生の澤田さんが松本さんへお礼の言葉を述べてくれました。
また、今回の企画はECS(恵山中コミュニティ・スクール)主催事業として行ったことから、学校運営協議会の廣島さん、恵山教育事務所の木戸所長、さらに今回の登山でガイドをお願いしていた山口さん、福沢さんも講話に同席いただきました。(講師の松本さんも学校運営協議会のメンバーです。)
来年は晴天の下、恵山登山にリベンジしたいと思います。
後期の生徒会役員、各委員の認証式と専門委員会が行われました。
昨日(10月18日)、後期の認証式と専門委員会が行われました。
体育館で行った認証式では、最初に生徒会役員(松本会長、岩村副会長、成田書記)の3名に校長から認証状を手渡し、その後、認証された松本会長から、代議・学習・保体・放送の各委員の代表へ認証状を手渡ししました。体育館での認証式の後、各教室に分かれて1回目の専門委員会を行いました。後期からは2年生が恵山中の活動を背負っていくことになります。3年生は経験を活かし、1年生は小学校児童会での経験と前期半年の経験を活かして2年生をフォローして欲しいと思います。
また、校長からは、前期の「自己決定」という目標から1段階アップした目標として、「自己_実現」を提示しました。(下の最後の写真が提示の場面です。)自己と実現の間の「_」には、個々の「実行したいこと」や「目標」などをいれて、その実現に向けて努力して欲しいという意味を込めてあります。来年の3月までの間、新しい体制での様々な活動に期待しています。
道徳の授業の紹介
先週10月10日(火)に行われた道徳の授業を紹介します。
1年道徳「あふれる愛」
◯内容項目…生命の尊さ
◯内容の概略
マザー・テレサ(1910~1997年、インドのコルカタで貧困救済に力を尽くし1979年にノーベル平和賞を受賞)が、1952年のある日、路上に行き倒れている老婆を病院へ抱えていく。手当を断られるが、院長へ「私は、命ある人を見放すことはできません。あなたがこの人を受け入れてくださるまで、ここを動きませんから。」と言い、院長は受け入れてくれた。この後マザー・テレサは「死を待つ人の家」をスタートさせ、老婆と同じような人々を受け入れ、体を丹念に洗い清め、着替えさせ、ベッドに横たえ、「あなたも、私たちと同じように、望まれてこの世に生まれてきた大切な人なのですよ。」と語りかけながらみとることを続けた。
◯教師の思い
スラム街の状況やマザー・テレサの活動を知り、この世に生まれてきたすべての生命を尊重しようとする態度を身に付けさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・一人ひとりが大切だと思った。
・他国の状況について知らなかったので、勉強になった。
・自分の知らないところで(貧困などで)死んでいく人がいることを知り、軽い気持ちで「死にたい」などど言ってはいけないと思った。
2年道徳「体験ナースをとおして」
◯内容項目…生命の尊さ
◯内容の概略
学校の紹介で体験ナースをやることになった「私」。私が生まれて数日の赤ちゃんにミルクを飲ませたりした体験の中で、特に感動したのが出産を控えている人のおなかを見せてもらったことだった。双子の赤ちゃんが入ってる、びっくりするほど大きいおなかを見ていたら、おなかがモコッと動き驚いた。赤ちゃんが「元気だよ。」とお母さんにアピールしているように見えた。そして私は自分に身近な母が温かくて大きな存在に思えた。
帰宅後に母に私の出産のことを話してもらった。おなかを切っての出産について母が「おなかを切ったことなんて、まったくつらくなかった。それより、あなたが無事に生まれてくれたことがとてもうれしかったわよ。」これを聞いて心から母に感謝し、さらに体験ナースをとおして小さな命から、生きることの喜び、心の目で見た優しさ、命の尊さ、そして親の愛情を知ることができた。
◯教師の思い
自分の経験を振り返る中から、生命の尊さを感じたり、大切さを再認識させたい。一人ひとりの生命は、かけがえのないもので、よりよく生きていこうとする姿勢を考えてさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・新生児を抱っこした時、温かさやかわいさが伝わったという実体験があったこと。
・お母さんがつないでくれた大事な命だから、一生懸命生きなきゃいけないなと思いました。
3年道徳「電車の中で」
◯内容項目…思いやり、感謝
◯内容の概略
タケシは塾から帰る電車の中で、同じ塾で見かける女子二人が一人の年輩の男性に席を譲ったのを見で、先週の日曜日の出来事を思い出した。4人で遊びに行った帰りの電車で、ちょうど4人分のボックス席が空いていた。タケシが真っ先に座ったが、他の3人は座ろうとしない。ケンが「高齢者が来たら面倒じゃないか。立っているのが一番良いのさ。タケシもそうしなよ。」と言ったので、しぶしぶ席を立った。次の駅でボックス席に高齢の夫婦が向かい合わせに座ったが、なぜか通路に立っているタケシたちに丁寧にお辞儀をしてから座った。そして降りる時にタケシたちに向かって「ありがとうね。君たちが席を空けておいてくれたおかげで助かりましたよ。立派な若者もいるんだな、と感心しましたよ。」と言った。その後にケンがタケシに「タケシ、やっぱりよかっただろ。あの男の人、ちょっと勘違いしていたみたいだけど。」 タケシは(そうだろうか。)と思った。(あの勘違いした男性にタケシたちの心の中が見えたとしたら)と思い、思わず恥ずかしさが込み上げてきた。
◯教師の思い
相手を思いやることの難しさは、そこに“相手”があること。自分が心から思っていても伝わらないこともあれば、そう思っていなくても、相手から感謝されることもある。
相手の立場や場面を考えて行動することはもちろんだが、可能な限りコミュニケーションをとることや、場合によっては関係性を壊すことになっても向き合える勇気が必要だと言うことを考えさせたい。
◯「本当の思いやりとは」についての生徒の考え
・相手が罪になることや、他の人に迷惑をかけることだったらとめる。でも相手にとって良いと思うことはしっかりやる。
・客観的に見て、相手のためになっているという行動が本当の思いやりだと思う。
新生徒会長の立会演説会について
10月6日(金)に行われた後期生徒会役員選挙の立会演説会の際に、新生徒会長に選出された松本悠希さんが話した演説の内容を紹介します。(本人の了解を得ています。)
演説の中にある、恵山中学校の良さを活かせるような生徒会活動になることを期待しています。
「今回、生徒会長に立候補しました、2年松本悠希です。私は1年生の時から生徒会会計を務めさせていただきました。1年生の時は、2年生の先輩方に頼ってしまうなど、自分でも足りていないところを多く感じました。ですが、これからは2年生が主体となって、恵山中を引っ張っていかなければなりません。私は、この恵山中を誇りある学校にし、充実した学校生活を送れる学校を目指します。この学校は、他の学校より小さいですが、小さい学校だからとネガティブに考えるのではなく、小さい学校というのを特徴と捉え、自分たちの学校の良いところを全校で大切にしていきたいと思います。そして、この学校の良さは、全校生徒が関われることだと思います。この良さを活かせるように、これからの生徒会活動を、今まで以上に精一杯取り組んでいきたいと思いますので、投票よろしくお願いします。」
2年生レクリエーションの様子です。
本日の6時間目に、2年生が体育館でレクリエーションを行いました。グループに分かれて前半はドッジボール、後半はバスケットボールを楽しみました。バドミントンもやる予定だったようですが、ドッジボールとバスケットボールが盛り上がって時間がなくなってしまったとのことでした。男女混合で和気藹々、そして全員とても良い表情でした。
※2年生の中の1人が、やけに運動神経よく動けるなーと思ったら、担任のT教諭でした・・・。
函館市教育委員会より工藤指導監が来校しました。
午後1時30分から、本校の教育活動の視察のため、函館市教育委員会の工藤指導監が来校しました。
1年生の数学(玉野教諭)、2年生の保健体育(坂井教諭)、3年生の実力Bテストの様子をご覧いただきました。1年生は教室に入った時、方程式の授業での話し合いの場面でした。それぞれ意見や考えを出し合い、指名された生徒が課題について発表していました。2年生は体育館でマット運動(前転、倒立など)の練習中で、和気藹々とした雰囲気で練習に取り組む様子が見られました。3年生は進路に向けた3回の実力テストのうち、2回目のBテストに真剣に取り組んでいました。
工藤指導監からは、それぞれ課題を意識して自分の考え(1年数学)や自分なりの練習(2年体育)に取り組んでいて良いですねと感想をいただきました。
後期生徒会役員選挙を行いました。
先週10月6日(金)に、後期生徒会の役員を決める立会演説会と投票を行いました。恵祭が1週間延期になったため、選挙活動が満足にできず、時間のない中での準備でした。立会演説会では、演説に先立って選挙管理委員長の井上さんから選挙の意義などについての話があり、その後3人の立候補者から「どんな恵山中にしたいか」、「どんな活動に力を入れたいか」などについて、3人の責任者からは「立候補者の魅力」、「立候補者の企画力、実行力」などについて、それぞれ立派な演説がありました。
演説の後、函館市選挙管理委員会から借用した本物の記載台と投票箱を使って、一人ひとりが投票用紙に記入し投票を行いました。今回は対立候補のない信任投票でした。結果は3人の立候補者が無事に当選を果たしました。
来週18日に認証式を行った後、後期の第1回目の専門委員会を行う予定です。後期の生徒会活動が充実したものになるよう、会長の松本さん、副会長の岩村さん、書記の成田さんを中心に、選んだ全校生徒が一緒になって、新たな恵山中学校をつくるよう期待しています。
第19回ECS恵祭を実施しました。
9月29日から約一週間延期したECS恵祭を昨日行いました。今週に入って体調が回復した生徒も登校し、昨日の本番当日には、ようやく32名の全校生徒がそろいました。
夏休みの前から少しずつ準備を開始し、9月7日から特別日課で総合、音楽、放課後練習に取り組み、話し合いや試行錯誤を繰り返して各種の発表をつくってきました。
本番では、①生徒会と有志によるオープニングの寸劇から始まり、②各学年から2名ずつ選出された意見発表コンクール、③3年生3名による英語暗唱発表(A Mother's Lullaby)、④1年生職業体験発表、⑤2年生宿泊研修発表、⑥⑦3年生修学旅行発表(踊り有り)、⑧3年生「箏」発表、そして最後を飾る⑨⑩全校学校「栄光の架橋」、⑪閉会セレモニーで表彰・これまでの記録写真スライドショーと、すべてのプログラムをほぼ予定通り行うことができました。途中、パソコンの不具合で画面が出ないハプニングがありましたが、臨機応変の対応で乗り切っていました。
また、ステージでの発表以外では、放送、照明、幕開閉などの係活動も、打ち合わせ通りに進めることができました。⑫~⑯会場内には総合的な学習の時間で作成した壁新聞、技術作品、美術作品も展示されました。
※①~⑯は下の写真の番号です。
そして、来賓として函館市教育委員会、恵山支所、恵山教育事務所からお越しいただき、熱心に生徒の発表を観覧していただくとともに、観客席には保護者、地域の方に多数ご来場いただき、温かい拍手をたくさんいただきました。この場をお借りして、心からお礼申し上げます。
ゆかた着付け教室を実施しました。
7月19日に行った「箏」の授業と同じく、函館市のアウトリーチ事業の一環で、家庭科の時間に講師を招いて浴衣の着付け教室を全校生徒対象に行いました。
「和装専門教室セキグチ」さんから7名の講師が来校し、体育館で浴衣の歴史や浴衣の部分の名前、男女の違いなどについて説明を行った後、各学年の男女に分かれて講師の指導で全員が実際に浴衣の正しい着方を体験しました。講師の方々から丁寧に指導を受け、普段あまり着る機会のない浴衣の姿に歓声を上げていました。
ECS恵祭 当日のプログラムはこちら
プログラムは下のPDFでご覧いただけます。
ECS恵祭2日前 総練習を行いました。
本日の3~4時間目に恵祭の総練習(通し練習)を行いました。実際の発表内容を省いた形で、アナウンス、幕の開閉、照明、ステージの出入り、並び、始めと終わりの言葉などを流して行いました。生徒たちも明後日の本番をイメージして、動きを確認しながら練習に励んでいました。写真は①英語暗唱、②スポットライト、③2年生舞台裏、④2年生総合発表、⑤全校合唱の順です。
ECS恵祭 準備の様子 パート4
先週の欠席状況から、今日の週明けも心配していましたが、全員ではないですがまずまず体調が回復して出席生徒が増えてきました。ただ、この土日で体調を崩した生徒もいることから、引き続き感染予防に取り組んでほしいと思います。
明日の総練習、明後日の前日準備を経て、恵祭本番まであと3日となりました。5時間目の全校音楽では前半にパート練習、後半に体育館で全員の合唱練習を行いました。(下の写真をご覧下さい。)ここ2回の練習により先週に比べて合唱の出来が格段に向上しました。合唱だけでなく、学年の発表や意見発表、英語暗唱など、これまでの練習を基に自信を持ち、さらに良いものを目指して、あと2日間の練習と準備に取り組んでくれることに期待しています。
9月29日 1年生学年発表練習の様子
9月29日
係打ち合わせの様子
ECS恵祭 ポスターコンクール 結果発表
夏休みにポスターコンクールの絵を全員が描き、2学期に入って生徒と教職員の審査を行いました。
みごと最優秀賞に輝いたのは1年生の三上優音さん、優秀賞は3年生の二本栁波輝さん、2年生の泉結仁さんでした。
最優秀賞の三上さんの作品は、拡大印刷して校区内にポスターとして掲示します。また、プログラムの表紙にも作品が掲載されます。
最優秀賞 三上 優音さん
優秀賞 二本栁 波輝さん 優秀賞 泉 結仁さん
ECS恵祭 準備の様子 パート3
コロナによる出席停止や風邪の流行で少ない人数の中ですが、来週の恵祭へ向けて着々と準備を進めています。
写真は2年生、3年生の学年総合発表の練習風景です。体育館でスクリーンに画面を出して、通し練習などに取り組んでいます。
恵祭へのモチベーションを保ちつつ、授業に気持ちを切り替えて
ECS恵祭(文化祭)の延期を昨日お知らせしたところですが、生徒へは恵祭へのモチベーションを保つようメッセージを発信しています。本来ならば本日が総練習、明日は前日準備と進める予定でしたが、すべて教科の授業へ変更しています。せっかく準備を進めていたところに突然の延期で気持ちが切れないよう、雰囲気作りや声かけに努めています。また、時間割が変更になって入ってきた教科の授業についても、特に2・3年生は欠席生徒が多いために、なんとなく活気がない状態になりがちです。本日の授業を見る限りでは、少ないながらも集中して授業に取り組めているようです。
新型コロナや体調不良で休んでいる生徒、ご家庭には、いろいろとご心配をおかけしておりますが、まずは生徒本人とご家族の皆様の体調回復が大切ですので、しっかり休養してお大事にしていただければと思います。