認知症サポーター養成講座を行いました。
昨日(23日)に、2年生を対象に認知症サポーター養成講座を実施しました。
函館市地域包括支援センター社協の保健師である高田さんを講師に、前半は認知症についての講話、後半は高齢者への理解としての体験を行いました。
前半の認知症についての講話では、認知症そのものについて、接し方、本人と家族の気持ち、支える仕組み、認知症サポーターとしてできることの5点についてわかりやすくお話しいただきました。
後半は2年生が二手に分かれて、車椅子の取り扱い体験と高齢者疑似体験を行いました。車椅子の取り扱い体験では、恵山地区のボランティアの5名の方が車椅子に乗り、社協の方の指導で生徒が細かくボランティアの方に声かけや配慮をしながら段差を超えたり、斜面を上り下りする時の操作のしかたを学びました。高齢者疑似体験では、視野が狭くなるゴーグルや4キロのおもり入りチョッキ、肘と膝の動きを制限するサポーターやおもりをつけ、杖をついて歩く体験をしました。
講座を修了したという証のオレンジリングを各自が受け取り、最後に2年生の大瀧さんから講師とボランティアの方々に「恵山地区では人口の半分が高齢者ということもあり、認知症についての理解が大切だということが分かりました。」とお礼を述べました。とても内容の充実した体験でした。