学校ブログ
明日の体育祭へ向けて③
体育祭本番がいよいよ明日となりました。3年生が修学旅行から帰ってきた後の5月14日から2週間と2日という短い期間で、チームミーティングや係打合せ、種目や各種の練習を重ねてきました。今週はぐずついた天候が続いており、昨日の総練習も体育館で行いましたが、今日の昼前あたりからようやく日差しが差し込む天気になりました。グラウンドの状態もまずまずで、今日の3時間目の全体練習はグラウンドで行いました。このまま何とか明日の本番も実施できればと願っています。保護者・地域の皆様のご来校をお待ちしております。(写真は昨日の体育館での総練習の様子です。)
恵山つつじまつりへの協力について~パート3
5月26日(日)に行われた恵山つつじまつりステージイベントの日、本部テントに本校生徒が製作した「つつじの造花」を置いていただき、観光客に提供しました。下の写真の黄色で囲った部分です。60個の「つつじの造花」を置いたカゴの前の案内文には「函館子ども会議からの提案で、函館市立えさん小学校、恵山中学校の児童生徒さんたちが作った つつじの造花 です。「また恵山に来てほしい」というメッセージを込めました。一人一つずつお持ちください。」と書かれています。当日のステージイベントには3,000人の人出があったそうです。お陰様で、つつじの造花は開始後に瞬く間に観光客の皆さんが持って行ってくれて、すぐになくなったということでした。
修学旅行の作文紹介
本ブログにて修学旅行の様子をお知らせしましたが、先週の学級通信で、修学旅行の振り返りとして3年生が書いた作文が掲載されました。生徒の目線から、とてもわかりやすく修学旅行の様子をまとめてくれていますので、ここで紹介したいと思います。(文中の個人名等の部分を一部改訂しています。)
↓
私が修学旅行で印象に残ったことは三つあります。一つ目は、一日目の自主研修です。私の班は三人の班でした。最初にお昼ご飯を食べに、『白龍』というじゃじゃ麺屋に行きました。その後は、歴史を感じられる『もりおか歴史文化館』『岩手銀行赤レンガ館』『三ツ石神社』に行きました。三ツ石神社に行く前には、『藤原養蜂場』という体験場所にも行きました。養蜂場では、「蜂蜜がどのような工程で出来上がるのか」ということが、よくわかりました。蜂がたくさんいて、少し怖かったですが、良い体験になりました。
二つ目は、二日目に行った世界遺産・中尊寺です。中尊寺では金色堂の他にもいろいろな建造物を見てきました。金色堂は名前の通り全面金色で、とても綺麗でした。その後に資料館へ行き、金色堂のことなどについてたくさん学ぶことができました。資料館を見終わった後、もう少し上の方へ行き、お参りをしたり、お守りを買ったりしました。そして下の方へ下っていくとお土産屋があり、お土産を買うことができました。いろいろな物があり、何を買おうか迷いました。
三つ目は、三日目に行った小坂康楽館での舞台観劇です。観劇をする前は、「歌舞伎などの昔からある物をやるのかな」と思っていましたが、実際に観てみるといろいろなジャンルの舞台で、飽きることなく、最後まで楽しむことができ、とても面白かったです。その後、舞台に出ていた人たちと握手をさせてもらいました。近くで見ると身長が高く、手も大きくて少し驚きました。この三つのこと以外にも楽しかったことがたくさんありました。今回の修学旅行を通して学べたこともたくさんあり、これからの学校生活につなげていきたいと思います。
恵山つつじまつりへの協力について~パート2
本ブログの5月15日にも紹介しましたが、現在行われている恵山つつじまつりへの協力として取り組んでいる「つつじの造花」が完成し、恵山支所産業建設課の担当者へ渡してきました。1年生の美術の時間を中心に制作を行い、22日(木)には観光客へのメッセージを全校生徒が書いてくれました。本校生徒が作った30個と、えさん小児童が作った30個、計60個を26日(日)のステージイベント日に、まつり本部テントと道の駅なとわ・えさんに置き、訪れるお客さんに提供します。生徒のメッセージがお客さんに届いてくれることを願っています。
道徳の授業(5月20日実施)の紹介
20日(月)の道徳は、すべての学級で「友情」がテーマでした。様々なシチュエーションで「本当の友情」について全員が考えました。
1年A組、1・2年SAB組道徳「近くにいた友」
◯内容項目…B主として人との関わりに関すること-8友情、信頼
◯内容の概略
野球部に所属しているオサムはレギュラーになりたい一心で、誰よりも練習を頑張っていたが、ミスをすることもあった。ある日、家でスマホを見るとオサムがミスした写真がSNSにアップされていた。「そうだ、信也が新しスマホを買ったって言ってたな。僕をバカにしやがって!」次の日の朝練を休むとピッチャーの信也が「オサム。今日の朝練、どうしたんだよ。」と寄ってきたので「おまえだろ、写真を撮ったのは!」と胸ぐらをつかんだ。家に帰ると雄一が家に来て「事情を聞いた信也がみんなを集めて、『あんな写真を隠れて撮るなんてひきょうだ!』と言って練習に出ずに帰った」と言った。オサムは教室で胸ぐらをつかんだ時の信也の顔が思い浮かび、信也の家に自転車で向かった。
◯坂井教諭(1A担当)の思い、考えさせたいこと
・心から信頼できる友達がいることの喜びを考えてほしい。
○立花教諭(1・2SB担当)の思い、考えさせたいこと
・これまでの自分の友達との関わり方から、お互いに信頼できる友達でいるために意識すべきことを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・お互いに信頼できる友達になるには仲間だとおもう友達が大切だと思う。
・お互い信頼できる友だちになるには、毎日話して長く友達でいることが大切だと思う。
2年A組道徳「五月の風-ミカ-」
◯内容項目…B主として人との関わりに関すること-8友情、信頼
◯内容の概略
ミカは吹奏楽部のメンバーと、隣町の楽器店へ小物を買いに行く約束をして、学校ではカナも含めて駅前で待ち合わせる予定だった。昨晩、スマホのグループメッセージで直接楽器店へ行くことになったが、カナはスマホを持っていない。メンバーの一人が「めんどうだね。スマホを持ってない子は。もう、いいんじゃない。」と書き込んだので、ミカは迷ったが、結局カナには知らせなかった。夜にカナから電話があって、「どうしてみんな来なかったの?楽しみにしてたんだ。」と言われた。ミカは言葉に詰まり、しどろもどろに言い訳して電話を切った。「いいんじゃない。」て言われて私がわざとカナに伝えなかった。カナの信頼に応えていないと感じ、胸が締めつけられるようになって涙があふれた。
次の日、重い気分で学校に向かっていると、ぽんっとカナが肩をたたいた。「おはよう、ミカ。私、スマホを持ってなくてごめんね。ミカには迷惑かけちゃうけど、何かあったら、また教えてね。」ミカはカナの笑顔を見て「昨日はごめん。カナ…」と言い涙がこぼれた。「ミカ、何泣いてるの。友達だよ、私たち。」
◯髙木教諭(2A担当)の思い、考えさせたいこと
・本当の友達とは何か? その経験を通して感じたことを考えさせたい。
・相手にとって本当の友達になるためには、どんなことが大切だと思うのかを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・本当の友達はドタキャンしないし、嘘つかない。相談し合ったり思ったことをはっきり話せるのが友達だと思った。
・本当の友達はどういうものかしっかり学ぶことができた。信頼できる友達はいいなと実感できた。
3年A組、3年SA組道徳「違うんだよ、健司」
◯内容項目…B主として人との関わりに関すること-8友情、信頼
◯内容の概略
夏休み明けに健司が転校してきて、僕と耕平が入っている野球部に入り、家が近いので登下校が一緒でともに過ごす時間が長くなっていった。付き合ってみると、健司は何事にも積極的ではっきりとものを言う。掃除の時に耕平が、ほうきをバットにして振っていたら「早くしようや。」と注意してきた。1年後の7月に健司が「この頃の耕平、変じゃないか。」と話しかけてきた。耕平は部活も休むし授業中もよく居眠りをしている。健司は耕平に聞いてみたが、何も言わなかった。夏休みに健司が「耕平を誘って盆踊りがすごいG町へ行こう。」と誘ってきた。G町の健司のばあちゃんに三人とも大歓迎され、ばあちゃんの元気な友達2人と一緒に晩ご飯を食べた。食事の後、僕たちは庭に出た。耕平が「ばあちゃんたち、元気でいいなあ。」とぼそっとつぶやき、その後、耕平のおばあちゃんが最近物忘れがひどく、家を出て行って帰ってこられなくなるなど、とても心配だということを話してくれた。健司は「耕平、ごめん。話しにくいことだったのに、言え、言えって。俺はお節介だったんだ。」と言ったことに、耕平は「違うんだよ、健司。お節介なんかじゃないよ。なあ、そう思うだろう。」と言い、僕の方を見た。「そうだよ。お節介じゃないよ。健司が大事なことを教えてくれたと、僕は思っている。」
◯大和教諭(3A担当)の思い、考えさせたいこと
・友達の一言で「僕」の気持ちはどう変化していったのか考えさせ、自分を振り返ることで、本当の友情とは何かに気付いてほしい。
◯佐藤教諭(3SA担当)の思い、考えさせたいこと
・間違いだとわかっていても友達に同調する姿や、忠告してうとましく思われる姿は現実に良くある場面である。教材の共感し葛藤する場面を通して、本当の友情とは何かを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・自分の本心を話せる友人って大切だなと思いました。
・今回の授業を通して、本当の友情とは相手を大切に思っていたり、裏切らない、傷つけない、一緒にいて楽しい、信頼・信用している、お互いの個性を認め合ったりすることだと思った。