学校ブログ
修学旅行2日目です。
本日の2日目は10:30頃から猊鼻渓舟下りでした。全員で一艘の舟に乗り、楽しいお話しと竿一本で船頭さんがあやつる舟で、ゆったりとした時間を過ごしました。上流でいったん舟を降り、川向こうのくぼみに「運玉」(3個100円)を投げ入れるチャレンジに、全員が挑戦しました。
猊鼻渓の後は中尊寺へ行き、昼食を食べて、中尊寺金色堂などをガイドさんの説明を聴きながら拝観しました。ここではお守りやお土産を買いました。
その後は近くの毛越寺で、広大な平安•鎌倉時代の寺跡と庭園、宝物殿を見学しました。
17:00過ぎに雫石プリンスホテルに入り、夕食はバイキングでした。何回もおかわりして、たくさん食べました。夕食後はレクリエーション(風船バレーと風船リレーしりとり)で盛り上がりました。
修学旅行1日目の様子です。
今日9日(木)から2泊3日の修学旅行が始まりました。
1日目の今日は7:45に恵山中をバスで出発し、9:35新函館北斗駅発の「はやぶさ18号」で盛岡に着き、12:20から昼食を含めた自主研修を行いました。天気が晴れのわりには風が少し冷たい中でしたが、全員無事に自主研修から戻り、先ほど入館式を行って部屋に入りました。大きめのホテルで、生徒の部屋は16階です。この後18:20に夕食、夕食後に入浴(大浴場がないので部屋風呂)と自由時間、22:00消灯です。
※自主研修の写真は旅行終了後に紹介します。
※スマホで作成しているため、見えにくい点があるかもしれませんが、ご容赦ください。
避難訓練(火災)を行いました。
昨日7日(火)の6時間目に、火災発生を想定した避難訓練を行いました。雨天だったため体育館への避難となりましたが、避難開始から体育館に避難し、点呼や校内に残っている生徒がいないかの確認などすべてが完了するまで1分46秒でした。目標である2分以内をクリアする結果でした。避難訓練は生徒を避難させるだけでなく、現場の確認、初期消火、通報、避難誘導など、生徒の命を預かる教職員の動きも含めた訓練です。よりリアルな訓練になるよう、次のような手順で実施しました。
(1)非常ベルの鳴動→(2)火災報知器の表示を確認して職員が消火器をもって現場へ行く、現場確認中の緊急放送→(3)火災報知器に接続する電話で火災場所を職員室へ通報、学校から119番通報、初期消火→(3)初期消火ができず、避難の要請→(4)職員室から緊急放送で避難指示→(5)指示された場所へ避難行動、職員による検索(各階とトイレ等に残っている生徒がいないかの確認)→(6)避難場所での点呼、避難した人数・欠席人数を管理職へ報告→(7)検索の結果を管理職へ報告
この他に、本来は自動で作動する防火扉を、今回は手動で閉め、より実際に近い形にしました。雨天でなければ、さらに消火器による消火体験も予定していました。
訓練には数年ぶりに日ノ浜消防署の消防士3名に訓練の様子を見ていただきました。下の写真は消防士の伊勢さん(東光中学校の卒業生だそうです)のお話の様子です。生徒全員が素早く整然と避難できたことについて、お褒めの言葉をいただきました。避難訓練は年2回を予定しており、次回は秋に地震を想定した訓練を、予告しない抜き打ちの形で実施する予定です。
道徳の授業(5月1日実施)の紹介
先週1日(水)に全学級で行われた道徳の授業を紹介します。
1年A組、1・2年SB組道徳「『愛情貯金』をはじめませんか」
◯内容項目…B主として人との関わりに関すること-7礼儀
◯内容の概略
毎日新聞東京本社・客員編集委員でコラムニストの近藤勝重さん作の「あいさつ」に関するお話。あいさつは、互いに存在を確認したことを示す基本の動作であり、ある若い子が「あいさつのあと、もう一言、たとえば着ている服が『それ、ステキね』とほめられたりすると、スキンシップの貯金もできるんです。『愛情貯金』ですよね。心があたたまる量のようなものなんです。」と言っていた。あいさつに苦手意識を持っている人もいるが、思い切ってすっと笑顔をつくってすっと声を出すことを2,3度やればできるようになったりする。それでもうまくできないという人は、朝起きたら鏡の前で「さあ、今日も楽しくいってみよう。」といって、まずは自分に笑顔であいさつすると、おのずと力がわき、自分を変えうる力になると思う。
◯大和教諭(1A担当)の思い、考えさせたいこと
・「あいさつで大切にしたいこと」ということを、実際に友達同士であいさつをしてみる(演じる)ことを通して考えさせたい。
◯立花教諭(1・2SB担当)の思い、考えさせたいこと
・あいさつの持つ力や、親しみのあるあいさつとはどのようなものかを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・これからあいさつするときは笑顔であいさつをすることを心がけたいです。
・あいさつすることで印象が変わったり、こういう人なんだなと思ったりすることが分かりました。
2年A組道徳「最後のパートナー」
◯内容項目…D主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること-19生命の尊さ
◯内容の概略
高齢になった盲導犬を引き取る引退犬ボランティアの西田さんのお話。「あなた(引き取った盲導犬)がつくった床のしみは拭いても拭いても消えず、あなたがいた場所はぽっかり空いたまま」と思い、こんなにつらいことはやめたいとも思っていた。初めて自部物の盲導犬を見た日、中学生くらいの少女の「私も盲導犬がほしい」と言う声が聞こえた。その少女の言葉はずっと私の中に残っていた。また盲導犬の使用者の松尾さんからお礼の手紙が届いた。私たちの行為が松尾さんにとって安心して盲導犬と過ごせたことで、盲導犬の死がつらいだけで終わったのではないということがわかり、やめたいと迷っていた私を決心へと導いてくれた。引退犬たちは忘れていた「近くにある幸福」を思い出させてくれ、犬とともに暮らす喜びを与えてくれている。もう引退犬たちのいない生活は考えられなくなっている。
◯南部谷教諭(2A担当)の思い、考えさせたいこと
・生命がかけがえのないものであること理解し、自他の生命を尊重するこことを育て、周りの人と支え合って生きることに感謝する心情を養いたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・(犬などが)いつか死ぬかわからないからいつでも親切に大切にしたいと思った。
・盲導犬はすごいと思った。お互い支え合って生きているということがわかった 。
3年A組、3年SA組道徳「昔と今を結ぶ糸」
◯内容項目…C主として集団や社会との関わりに関すること-17我が国の伝統と文化の尊重、国を愛する態度
◯内容の概略
K中学校3年生の僕(孝)は来月の修学旅行に向けて班会議で奈良のコース決めをしている。班長の悠斗が「新薬師寺の十二神将像に行かないか」と提案し、僕は「いいんじゃない」とやる気のない返事をした。そんな僕に悠斗が「なんのために修学旅行に行くんだよ。ちゃんとした目的をもって行かなきゃ意味ないだろう。」と責め立てた。他の生徒も「正直、私はあまり興味ないです。仏像ってマネキンみたいで…。」とつぶやき、数人がうなづいた。担任の鈴木先生は「そうでしょうか。仏像がいつ作られたのか調べてみてください。マネキンと違って仏像の背中には『歴史』という大きな時の流れがありますよ。修学旅行は昔と今とを結ぶ『歴史』という糸を実感できる機会です。もう一度自分たちのコースについてしっかりと考えてください。」と話した。僕は先生が話してくれた「昔と今を結ぶ」という言葉が妙に心に残っていた。
悠斗が「じゃあ新薬師寺をコースに入れるけど、誰か明日までに調べてきてくれないか。」と言ったことに、僕はとっさに「じゃあ僕が調べてくるよ。」と返事をした。家で調べてみると、奈良時代の人が造った像が千二百年以上もの年月を経て自分の目の前に現れる不思議さに感動を覚えた。十二神将を見てみたい。昔と今を結ぶ歴史の糸を実感したいと思った。
◯菊地教諭(3A担当)の思い、考えさせたいこと
・修学旅行を目の前に控える生徒に、自分ごととして文化や歴史への興味・関心を認識してもらい、あらためて自身も未来へと歴史をつなぐ一員であることを考えさせたい。
◯佐藤教諭(3SA担当)の思い、考えさせたいこと
・日本人としての自覚を深め、受け継がれてきた歴史や伝統文化の素晴らしさを理解させたい。またこの教材を通して、修学旅行を体験する意味を再考させ、自国の歴史や文化への関心を高める契機としたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・自分たちも来週(5/9から)修学旅行に行くため、今回の授業で学んだことのように歴史について調べれたら良いと思いました。
・自分たちの国の文化や伝統を尊重していこうと思いました。
生徒総会へ向けての取り組み(パート3)
昨日30日(木)の昼休みと放課後に生徒総会のリハーサルが行われました。下の写真は昼休みの様子で、提案側の生徒会執行部と3人の委員長のリハーサルの様子です。放課後には各学級からの質問者も参加し、全体の流れについて確認を行いました。実社会でも構成員全員が参加する形での◯◯総会が行われ、その中で物事を決定する場面があります。選挙や総会など民主主義の根幹について、学校でも実際に取り組む中で社会人としての基礎を学んでいきます。