学校ブログ
2年生・学年末テストに向けて
再来週27日(火)の学年末テストに向けて、昨日2年生がテストに向けた学習計画づくりに取り組みました。今年度最後の定期テストまであと11日。自分が使える時間の中で、どの教科の、どの内容を、どのように学習すると良いか、そして計画通りに集中して取り組めるか、いろいろな要素を考えて計画表に書き込んでいました。書いている最中に「机に向かうまでがなかなか大変だ~。」と、とある一人がつぶやいていました。仕事でも同じですが、最も難しいのは「取りかかること」です。逆にいえば、取りかかることさえできれば、あとは流れに乗って前に進むことができます。家の中にあるさまざまな誘惑に負けず、「まずはとりかかる」ことができるよう頑張ってほしいと思います。
新入生保護者説明会を行いました。
昨日2月14日の午後、令和6年度に入学する新入生の保護者向け説明会を行いました。ご多用のところ説明会にご参加いただき、ありがとうございました。
校長からはスライドを使って「中学校というところのイメージ」や「小学校とのちがいである進路決定」などについてお話しさせていただき、続いて学校の概要、入学式、校内外のきまり、給食費等について各担当から説明しました。その場でもお伝えしましたが、入学を迎えるにあたって不安なことがございましたら、どんなことでも構いませんので、本校(電話85-2122 担当は教頭)へお問い合わせください。
1年生総合で職業について発表しました。
先週9日(金)の1年生総合的な学習の時間で、以前から進めていた職業についての学習の学級内発表が行われました。何のために職業に就くのか、3つの班に分かれて調べ、自分の意見と他の意見をまとめて発表しました。生活のため、やりがいのため、地域貢献のため、頑張ったことが自分に返ってくる、などたくさんの意見が出ていました。発表を聞きながら、本校生徒を含めた中学生、高校生、大学生などの若者が将来の展望を持てるような社会を、われわれ大人が形作らなければならないとあらためて思った次第です。
各学年の授業の様子です。
昨日2月8日(木)の各学年の授業の様子を紹介します。
1年生は音楽で、卒業式へ向けて合唱「旅立ちの日に」を練習しました。ピアノの近くに集まり、女声、男声のパートの音取りや、ピアノに合わせて合唱など練習に励みました。
2年生は保健体育で、「事故防止を考える」という学習課題の授業でした。私が見に行った時は自転車の事故防止(ヘルメット着用、夜間のライト点灯)について考えていました。
3年生は国語で、入試の模擬テストに取り組みました。来週13日(火)には公立高校推薦入試、15日(木)には私立高校一般入試が迫ってきており、入試の実際に近い問題の解説を真剣に聞いていました。3年生は、特に明日からの3連休は体調管理を第一に考え、本番に備えてほしいと思います。
3年生の家庭科、最後の授業でした。
昨日の3年生美術に引き続き、同じく昨日、3年生の家庭科の授業もラストでした。3年生の家庭科では「もぐもぐくまたん」という、右端の写真のようなクマの形の手袋人形と、小さい魚・骨付き肉・おにぎりを作りました。クマの口が手を入れるところと別になっていて、口から魚・肉・おにぎりを入れるようになっています。3年生は、いろいろな縫い方を駆使して集中して取り組んでいました。最後の授業ということで、家庭科担当の三浦教諭と記念写真を撮りました。
3年生美術の篆刻(てんこく)が完成。
本ブログの12月6日でも紹介しました3年生美術の「篆刻(てんこく)」が、昨日完成しました。中学校生活最後の美術作品となりました。また、美術の授業も昨日で最後となりました。中学校を卒業すると、選択科目や専門的な学科などに進まない限り、美術作品をつくるということは無いかも知れません。(趣味を除く) 完成した篆刻を大事にしてほしいと思います。
今週の道徳授業の紹介
2月5日(月)の道徳の授業を紹介します。
1年道徳「緑のじゅうたん」
◯内容項目…真理の探究、創造
◯内容の概略
2014年5月に旧国立競技場のお別れセレモニーが行われた時、グラウンドキーパーだった鈴木憲美さんが表彰された。1965年に国立競技場のグラウンドキーパーになり、整備に没頭していた。1981年2月にイングランドのサッカークラブチームの監督から、芝が枯れて黄色くなっていると指摘され、さらに「日本のナショナルスタジアムの芝は枯れている」と世界中に報道された。
鈴木さんはあらゆる種類の芝の種を取り寄せ、課題を解決しようとした。そしてある時、夏芝の上に冬芝の種をまく「二毛作」という究極の挑戦を決断した。悔しい報道から8年目のこの決断で、とうとう冬の芝も緑にした。この方法は日本各地で受け継がれた。「自分の誇りは、冬でも滑らかな緑の芝になって、サッカーのパスの精度や走力が向上し、日本のチームの役に立てたことです。」と鈴木さんは語った。
◯教師の思い
自分の理想を求めるために、すべきことは何だろうか? 自分自身の生活と重ね合わせて、自分は目標に向かって頑張れているのかを気づかせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・あきらめないで、やりきる。苦手なものでも頑張って挑戦する。
・たくさんの経験を積む。自分には厳しく、周りには優しくする。
・周りの意見は気にせず、自分を貫き、強い意志をもつ。
2年道徳「足袋の季節」
◯内容項目…よりよく生きる喜び
◯内容の概略
1923年に私は、家の経済が非常に苦しいため、小学校を出てすぐに小樽のおばのところに行った。おばは小樽郵便局の給仕の仕事を世話してくれた。月給は安く、冬にはゴム長どころか足袋を買う余裕もなかった。
ある日、上役の言いつけで10銭玉を握って、おばあさんが売っていた大福餅を買いに行った。自分が渡したのは10銭玉だったが、おばあさんは「50銭玉だったね?」と聞いた。そのとき40銭あれば足袋が買えると思って「うん。」とうなずいてしまった。おばあさんはちらっと私を見て「踏ん張りなさいよ。」と言って私の手に10銭玉を4つ握らせてくれた。「あのおばあさんから金をかすめ取った」という自責の念と「踏ん張りなさいよ。」と励ましてくれたのだという甘い考えとが、日夜私を苦しめた。
試験に合格して札幌に配属され、月給をもらうと小樽局のおばあさんを訪ねたが、すでに死んでいた。ただむしょうに自分に腹が立った。以後20何種類の職を転々としても、「踏ん張りなさいよ。」の言葉に支えられてきた。後悔の念が深いが、おばあさんが私にくれた心を、今度は私が誰かに差し上げなければならないと思っている。
◯教師の思い
自分の生き方を考える
→今の自分にとって、将来の自分にとって、人として大事なことを考えるきっかけとなれば良い。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・(おばあさんが「私にくれた心」とは何かについて)社会に貢献する心、仕事を頑張ってこなそう とする心、自分を大切にする心、他人を思いやる心、頑張って生きようとする心、あきらめない心
3年道徳「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ジャパン」
◯内容項目…遵法精神、公徳心
◯内容の概略
アメリカの動物学者エドワード・シルベスター・モースが、1877年から2年間日本に滞在した時の記録出版から、当時の日本の人々についてのお話。モースが日本を訪れてまず驚いたのは開けっ放しの家屋の造りで通りから家の中の様子が丸見えだった。あるときモースが乗った人力車の引き手が、大量の木材を積んだ大八車を押すのを手伝い、大八車の男たちが何度もモースに頭を下げた。日本人は「あたりまえの心遣い」ができた。広島のある旅館に滞在した時、何日間か他の地を巡る際に余分な現金と金の懐中時計を旅館に預かってほしいと頼んだ。女性がお盆を一つ持ってきて「このお盆に載せてください。」といい、その盆を畳の上に置いて、そのまま部屋を出て行った。モースが不安になって尋ねると女性も旅館の主人も「ここに置いたままでいいのです。」と答えた。一週間後に同じ部屋に戻った時、お盆には現金と懐中時計が出かけた時のままの状態で置かれていた。モースの国では、ホテルの入り口にさまざまな注意書きや禁止事項が貼られ、石けんやタオルが盗まれないようにさまざまな手段がとられている。
モースが初めて日本を訪れてからおよそ140年が経つが、今の日本を訪れたら、どのようなメモやスケッチを残すだろう…。
◯教師の思い
・日本で受け継がれてきた日本人の特質(人格や行為など)を含む伝統について、考え方を広げたり深めさせたい。
・受け継がれた伝統を引き継ぎ、「日本」をよりよいものにしていこうとする気持ちを持たせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・(モースが魅力に感じた日本人と今の日本人を比べて)変わった点は、ずる賢い人が増えた、自己中心的で相手のことを考えない。変わらない点は、規則を守る、災害などで助け合う、電車などでの思いやりなど。
・(自分はどうしていきたいかについて)誰にでも気遣いをし優しくする、今までよりも相手のことを考える、世界で一番愛にあふれる国にしたい。
1年生まめまき(節分)の様子です。
先週2日(金)に1年生が、3日の節分にちなんで「まめまき」を行いました。鬼の面を自分たちで手作りし、鬼役とまめまき役に分かれて何回か「鬼は外、福は内」をやり、最後は「心の中の鬼退治!」プリントに鬼の名、特徴、退治方法を書き込むというスタイルでした。全員一生懸命取り組み、年中行事を楽しんでいました。皆さんのご家庭では、まめまきをやりましたか?
※ちなみに、節分に「恵方巻」を食べる習慣がここ20年くらいで広まってきています。校長(58歳)が若いころは恵方巻きの習慣はなく、今でも我が家では恵方巻は買いません。
各学年の授業の様子です
3学期が始まって3週間が経ちました。今週に入って少しずつ新型コロナの感染が見られるようになってきています。2月は入試が本格化するため、特に3年生は感染対策を徹底してほしいと思います。
今回は昨日の授業の様子を写真で紹介します。1年生は理科の授業で鉱物の種類(花こう岩、玄武岩、安山岩など)の学習、2年生は体育でバスケットボールをパスしながらシュートの練習、3年生は・・・行く前からクラスで「イエーイ!」と盛り上がっていて何事かと思ったら、国語の時間に床に丸く座って百人一首をやっていました。また最後の写真は、先週、1年生の龍信さんが「1999年って英語でなんて言うんだろう?」とALTのスティーブン先生に質問している様子です。スティーブン先生からは「質問してくれるのうれしいね。すごいくいいね。」とお褒めの言葉をいただきました。
玄関ホールに「がんばれ三年生!」
生徒会が企画し、1,2年生と教職員が協力して、卒業後の進路に向けた3年生へのメッセージが、玄関ホールに貼り出されました。一人ひとりが桜の花びらにメッセージを書き、全体が桜の木になるデザインです。再来週の15日には私立高校入試、3月5日は公立高校入試が控えています。玄関メッセージに背中を押してもらい、3年生が進路に向かって努力してくれることを願います。