学校ブログ
恵山地区文化祭へ出品した美術作品です。
10月28日(土)の恵山地区文化祭で会場に展示した美術作品が、現在、本校美術室前の廊下に展示されています。以前紹介した3年生「箏」の発表のブログで写真を載せましたが、観客の陰で見えにくかったため、あらためて写真で紹介します。1年生は「マイキャラクター」、2年生は「張り子」、3年生は「自画像」です。
バドミントン新人戦に1年生3名が出場しました。
11月18日(土)に函館アリーナで行われた「第40回道南中学校新人バドミントン大会」に、1年生の岩村さん、手代森さん、二本柳さんの3名が出場しました。6~7月に行われる中体連大会は函館市内の参加者ですが、今回の新人戦は函館市、渡島、檜山の全域から約250名が参加していました。3名とも日頃の練習の成果を発揮してくれましたが、惜敗しました。関係保護者の皆様には、当日の選手の送迎、応援をありがとうございました。
現在本校の部活動はバドミントン部だけとなり、中体連大会で3年生が引退後、夏に2年生1名が転校してからは1年生3名のみの活動となっています。少ない人数ですが、今回の大会の結果を反省として活かし、今後も練習に励んでほしいと思います。
避難訓練(地震)を実施しました。
11月15日(水)に地震を想定した避難訓練を実施しました。
今回は、よりリアルな避難のため、生徒へは予告せず、3時間目開始直前の休み時間に「抜き打ち」の形で行いました。生徒は落ち着いて行動できましたが、残念ながら緊迫感がなく、私語をしながら避難する様子だったため、いったん教室へ戻して反省点を確認の上、再度行いました。
本校は間近に恵山があり、海と陸が近い地域でもあるため、防災意識については他の地域よりもより確実に高める必要があります。教師側も避難訓練の意識付けについて反省し、今後の「もしも」に十分に備えていきたいと思います。
小中学校連携で、えさん小学校授業研究に本校職員が参加しました。
えさん小、恵山中の「小中連携」は平成24年度からスタートし、今年で12年目を数えます。小学校1校、中学校1校で同じ恵山地区の子どもたちが9年間の義務教育を過ごすにあたり、お互いに連携してさまざまな取組を行ってきています。
今年度は7月に全国学力学習状況調査に関わる合同研修会を行い、11月にお互いの学校を訪問し合って授業研究会を行っています。11月15日(水)には、えさん小学校を会場として、つつじ保育園、えさん小学校、恵山中学校の教職員が一堂に会し、「幼保小連携および小中連携」の一環として5年生算数の授業を参観しました。三角形の面積についての授業で、子どもたちはタブレットを駆使して考えたり発表するなど、とても良く頑張っていました。授業後は研究内容の説明とグループ協議を行いました。研究授業について協議することを通して、恵山地区の子どもたちの状況や課題について意見を交流しました。今後はそれぞれの園と学校で、今回の協議の成果を活かした教育活動を推進していきます。
2年生美術で「木彫スマホスタンド」づくりに取り組んでいます。
2年生美術では、15cm✕10cmの木の板でのスマホスタンドを制作中です。デザインは自分で使う場合は自分の好きなデザインを、誰かにプレゼントする場合は相手に合わせたデザインを考え、さまざまな技法を使って立体的なデザインを彫っていきます。
まだ始まって数時間目のため、タブレットでネット検索しながらデザインを考えていたり、彫る前に紙にデザインを描いていたり、実際に彫り始めていたりと、それぞれの段階での作業風景でした。「世界に一つだけのスマホスタンド」の完成が楽しみです。
授業参観、学級懇談、進路説明会を行いました。
11月10日(金)に授業参観、学級懇談(1,2年)、進路説明会(3年)を行いました。保護者の皆様には時節柄、何かとお忙しい中にもかかわらず、ご来校いただき、子どもたちの様子や学校の教育活動についてのご意見等を賜り、誠にありがとうございました。
1年生は数学、2年生は英語、3年生は保健体育の授業において、それぞれ子どもたちが学習課題に一生懸命取り組む姿をご覧いただきました。また、1・2年学級懇談では子どもたちの様子や学校での取組についての情報交流や意見交換が活発に行われました。3年生は今後3月までの進路決定に向けての説明会を行い、進路決定の心構えや手続き、スケジュール等について担任から説明がありました。
また、当日は昼休みの時間帯から図書室を保護者の皆様へも開放し、図書室の様子や本をご覧いただきました。
道徳の授業の紹介
11月6日(月)、7日(火)に行われた道徳の授業を紹介します。
1年道徳「あふれる愛」
◯内容項目…自然愛護
◯内容の概略
栃木県足利市の植物園「あしかがフラワーパーク」にある樹齢約150年、千平方メートルにおよぶ大きな藤の木を別の場所から移植することに関わった樹木医の塚本こなみさん。樹木医の資格制度を知って資格を取り、1994年に大藤の移植を依頼された。「常識を超えている。」と言われるなか、「大丈夫。この木はとっても元気。移植はきっと成功します。」と確信し、2年がかりの計画を進めた。いびつに変形している幹をギプスで固定するなどの工夫で1996年に移植し、2か月後に大藤は見事な花を咲かせ、藤棚も元の大きさを遙かに超えるまでになった。
塚本さんは子どもたちに「人は『自然を守ろう。』と言いますが、人間も自然の一部なのです。自然の恵みをもらって、私たちは生かしていただいている、そう思うのです。」とよく話している。樹木医としてたどり着いた自然への畏敬の思いを多くの人々に伝えていくことが自分の使命だと考えている。
◯教師の思い
大きな藤木を移植させた樹木医の塚本こなみさんの、自然に対する考えや思いを通し、自然の人間の在り方を考えさせたい。自然破壊が進む現在、自然と人間が共生するために自分たちができることを実践しようとする態度を育みたい。
◯教師の見取りと生徒の考え、感想
・導入部で「自然に囲まれている、自然を感じる」というイメージを膨らませる中で、恵山の山、海、植物、動物、魚などと地元の具体物を生徒が発表した。
・自然で採れた食糧や資源のおかげで生きていけるということ。
・(木の)声は聞こえないが聞こうとする大切さ。
・人間は自然のおかげで生きている。(良い関係)
2年道徳「初心」
◯内容項目…希望と勇気、克己と強い意志
◯内容の概略
2016年夏のリオデジャネイロオリンピックで柔道男子7階級すべてでメダルを獲得した井上康生監督のお話。「お父さん、僕は柔道をするために生まれてきたと思う。柔道で世界一になりたい。」と小さいころから柔道を始め、小・中・高・大と優勝を重ね日本一になった。ところが大学2年のある大会で初戦敗退。その後も結果が出ない日々が続く中、さらに突然、母が亡くなったとの知らせ。父から手渡された母からの手紙には「すべて初心に返って頑張ってください。」の一行。この母の言葉を胸に初心に返って練習で様々な方法と試し、2000年のシドニーオリンピックで金メダルを獲得した。
表彰台でメダルをかけられたあと、母の遺影を高々と掲げた。大切なことを教えてくれた母への恩返しだった。
◯教師の思い
「初心」に返るとは、どんな気持ちになることなのか、どんなことが大切なのだろうかということを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・最初の気持ちを忘れない。
・基本に返る。
・一度決めたことを最後までやり抜く。
3年道徳「風景開眼(ふうけい かいげん)」
◯内容項目…感動、畏敬の念
◯内容の概略
日本の画家、版画家、著述家、昭和を代表する日本画家の一人で、風景画の分野では国民的画家といわれる東山魁夷(1908年~1999年)のお話。昭和12、3年(30歳)ころ、八ヶ岳の美ノ森に1年のうち数十回行き、自然の心と溶け合っていたはずなのに作品はさえなかった。
終戦間近に軍隊に召集され、毎日爆弾を持って戦車に肉薄攻撃する練習をさせられていたある日、熊本市外の焼け跡の整理に行ったときの熊本城からの、肥後平野の彼方に阿蘇の裾野を望むひろびろとした眺めに、涙が落ちそうになるほど感動した。あの風景が輝いて見えたのは、私に絵を描く望みも、生きる望みもなくなり、私の心がこの上もなく純粋になっていたからである。私の心は締めつけられる思いであった。私が日本画家、風景画家を選んだのは、私自身の意思よりも、もっと大きなほかの力によって動かされており、生きているというよりも生かされているのである。
◯教師の思い
日常のあたり前にある自然の風景が、自分の命のはかなさに気づかせてくれることもあるという感情について考えさせたい。
◯「涙が落ちそうに感動したのはなぜか」についての生徒の考え(一部の抜粋です)
・戦争中で街の焼け跡ばかり見ていて、きれいな景色を見て感動した。
・死が身近になって生の姿が強く心に映った。
・生きる希望がなかったから。
恵山文化祭に3年生が出演しました。
10月28日(土)に函館市恵山コミュニティセンターで行われた「第19回恵山文化祭」に本校3年生が「箏」の演奏で出演しました。また展示として、書道作品、美術作品(1年生=マイキャラクター、2年生=張り子、3年生=自画像)、学校祭ポスターを出品しました。
ステージでは3年生が授業や恵祭の発表で取り組んだ「さくらさくら」を、息の合った箏の演奏で堂々と観客の前に披露してくれました。
学習サポート(1回目)を行いました。
10月27日の学校ブログで紹介しました学習サポートの1回目を11月1日(水)に行いました。事前の希望調査と人数調整を行い、国語、数学、社会、理科、英語の担当教員がいる教室へ分かれて、分からないところを質問したり自習に50分間取り組みました。授業中はなかなか質問できなくて理解できなかったところを学び直すチャンスです。この後2月21日まで計8回の学習サポートを行う予定です。
地域のボランティア清掃を行いました。
10月27日(金)に「地域に根ざした奉仕活動」の一環として、生徒会の呼びかけで参加したボランティア生徒による地域の清掃活動を行いました。
校舎周辺、校門前から元村恵山線(道道635号線)まで、校門前から柏野町会館までの3方面に分かれ、教職員と一緒に道路沿いのゴミ拾いを行いました。元村恵山線の恵山中入口から柏野町会館まで約1kmあり、校舎周辺も含めて距離にして往復約3.5kmにわたる区間を歩きながら、時々藪の中に入りながら奉仕活動に取り組みました。本校生徒は、今回の奉仕活動や行事などの準備、後片付けなど、いとわずに、むしろ楽しそうに良く働いてくれます。皆さんのおかげで、地域(道路周辺)がきれいになりました。ありがとうございました。