学校ブログ

2A・12SAB道徳の授業の紹介(9月11日実施)

 今週の道徳3日目(9月11日)の紹介です。2年生はインターネットに関わること、S組は9日(月)の1年生と同じ郷土芸校についての題材です。

2年A組道徳「ネット将棋」
◯内容項目…A主として自分自身に関すること-2自主、自律、自由と責任
◯内容の概略
 毎週金曜日の昼休みに僕は将棋を楽しんでいて、ある日、僕より弱いと思っていた敏和と対戦したが不利な状況に追い詰められた。敏和がネット将棋を始めたことを聞いた僕は帰宅後に試してみた。勝てそうだと思った相手に申し込んだが、あっという間に壊滅的な状態になり、黙ってログアウトした。その後も弱そうな相手と対局して勝ったが面白くなく、技量が上の相手には勝てなく、どっちにしてもいきなりログアウトした。週明けの月曜日、敏和が「ネット将棋で見えない相手に『お願いします。』で始まって、勝負がついたところで『負けました。』て言い、終わりには『ありがとうございました。』と挨拶するんだ。目には見えない相手とどう向き合うかで、自分が試されている気がしてきて、きちんと挨拶できるようになったよ。」と話していた。
◯菊地教諭(2A担当)の思い、考えさせたいこと
・インターネット上の目に見えない相手であっても、自分の言動に責任をもつことの重要性に気付かせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・ネットでも現実でも誰とか関係なく一言いってからログアウトするのがいいと思う。責任をもって行動することがたいせつだと思った。
・ネット将棋を読んでみて学んだことは、悔しいときでもすぐ外に気持ちを出すのは良くないと思った。

9月11日 2A道徳①9月11日 2A道徳② 

 

 

 

 

 

 

1年SAB組「震災を乗り越えて-復活した郷土芸能-」
◯内容項目…C主として集団や社会との関わりに関すること-16郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度
◯内容の概略
※9月9日(月)1A道徳と同じです。
◯南部谷教諭(1SAB担当)の思い、考えさせたいこと
・題材を通して郷土によって育まれてきた伝統と文化のよさを理解し、郷土への誇りや愛情を持ち、郷土に対して主体的に関わろうとする気持ちをもたせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・いか踊りが楽しかったです。(3人とも同じ感想でした。)
※郷土である函館の港祭りがコロナ禍で中止になり、その後復活したことから、題材と関連付けて、授業の中で実際に「いか踊り」を踊りました。

9月11日 12SAB道徳①9月11日 12SAB道徳② 

3A・3SA道徳の授業の紹介(9月10日実施)

 今週の道徳2日目(9月10日)の紹介です。2クラス共に「命の大切さ」という同じ題材でした。第27回全国中学生人権作文コンテストを受賞した実話に基づくお話です。

3年A組、3年SA組道徳「命の大切さ」
◯内容項目…C主として集団や社会との関わりに関すること-11公正、公平、社会正義
◯内容の概略
 僕は中学1年の時に病気で長期入院した時、同じ部屋で高校1年のK君と仲良くなり、何でも話せる仲になった。ある時、K君に地下の売店に誘われたが、僕は人にジロジロ見られるのが嫌だった。病棟の患者は守られているが病棟から一歩外に出たらそうではない。「皆同じ人間なのだから恥じる事ないよ。」とK君は僕に言いたかったのだと思った。僕が退院した後もK君の入院生活は続いていた。ある時検査で病院に行ってK君と会ったが、彼は車イスに乗って別人のように姿が変わっていた。でも眼はキラキラと輝いていた。その後K君は天国に旅立ってしまったが、命の重さ・決して諦めず頑張る強さ・そして偏見や好奇心で人を見てはいけない事を忘れはしない。
◯須藤教諭(3A担当)の思い、考えさせたいこと
・頭では理解したつもりでいても、気づかない間に他人を偏見の目で見たり、差別したりしてしまっていること、個々の人たちが日常の中でそういう自分を戒めるべきことを考えさせたい。
◯髙木教諭(3SA担当)の思い、考えさせたいこと
・「命の大切さ」について考えると共に、そのことに気づくきっかけや経験がないか聞き、その中で誰に対しても公平に接していくことが、大人になっていくにつれて大切なことだということを一緒に考えたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・命の大事さを知った。
・絶対に病気や障害がある人は馬鹿にしてはならない。人を見た目で判断してはいけないと思った。 

9月10日 3A道徳①9月10日 3A道徳②9月10日 3SA道徳①

 

 

 

 

 

9月10日 3SA道徳② 

1A道徳の授業の紹介(9月9日実施)

 今週の道徳は、時間割の都合で9日(月)~11日(水)にかけて行われています。昨日9日(月)は1年A組で授業がありました。郷土芸能に関わる内容で、題材にある郷土芸能のビデオを見たり、恵山地区の神社祭で行われている松前神楽と関連付けて、郷土の伝統について考えました。

9月9日(月)
1年A組「震災を乗り越えて-復活した郷土芸能-」
◯内容項目…C主として集団や社会との関わりに関すること-16郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度
◯内容の概略
 岩手県宮古市津軽石地区の津軽石中学校で、30年以上続いていた「法(のり)の脇鹿踊(わきししおど)り」などの郷土芸能発表が、東日本大震災で途切れていた。2012年に生徒会長が郷土芸能発表の復活させたいと動き出した。ただし演奏や踊りに欠かせない鹿頭(ししがしら)や衣装を一から作らなければならず、とても苦労した。それでも伝統を受け継ぐため、生徒は心を一つにして保存会の協力を得ながら制作や練習に取り組んだ。そして発表本番は多くの地域の人たちが見守る中、大成功に終わった。震災を乗り越え、手作りで受け継がれる郷土芸能。そこには保存会や地域の人々、そして津軽石中学校の生徒たちの情熱があった。
◯大和教諭(1A担当)の思い、考えさせたいこと
・地域に根ざしている郷土芸能は、誰が守っていくのかを考えさせたい。恵山には松前神楽が受け継がれているが、自分たちの関わりを見直させたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・伝統芸能を大事にして、1年できなかったら復活させる心がとてもいいなと思いました。
・自分の地域の郷土芸能をこれからも大切にしたい。

9月9日 1A道徳①9月9日 1A道徳② 

第20回ECS(恵山中コミュニティ・スクール)恵祭(文化祭)へ向けて②(合唱練習)

 先週9月6日(金)に、全校音楽の授業で恵祭の合唱曲練習に取り組みました。今年の合唱曲はAI(アイ=日系アメリカ人のシンガーソングライター)の「Story(ストーリー)」です。6日は、まず体育館に全員が集まって、体をほぐして発声練習をして(下の写真)、その後、3つのパートに分かれて練習しました。教職員もそれぞれのパートに配置し、パートリーダーと連携しながら練習を進めました。

9月6日 全校音楽①9月6日 全校音楽②9月6日 全校音楽パート練習(ソプラノ)

 

 

 

 

 

 

9月6日 全校音楽パート練習(アルト)9月6日 全校音楽パート練習(男声) 

暑い中ですが、授業に集中して取り組んでいます+6年前はブラックアウトでした

 今週も気温が高い日が続きました。今年導入されたスポットクーラーを一日中動かしていますが、特に2階の教室は25度を下回らない状態です。学校では引き続き水分補給や休憩など熱中症対策に取り組んでいます。そんな中ですが生徒は授業に集中して取り組んでくれています。下の写真は1年生(1A、1S)の英語、2年生音楽(恵祭の合唱曲練習)、3年生保体(バレーボール)の様子です。来週11日(水)には3年生の実力Aテストが控えています。明日からの土日も、計画的に準備に取り組んでほしいと思います。

9月5日 1A英語9月5日 1S英語9月5日 2年音楽①

 

 

 

 

 

 

9月5日 2年音楽②9月5日 3年保体①9月5日 3年保体②

 

 

 

 

 

 

 余談ですが 6年前の今日9月6日の早朝に胆振東部地震が発生し、北海道全域が停電する「ブラックアウト」が数日続きました。学校も臨時休校となりました。電気のない不便な状態の生活を強いられました。あの頃を思い出し、今日をきっかけに災害への備えを再確認してはいかがでしょうか。下の写真は本日の下校時間の玄関電子掲示板です。

9月6日 玄関電子掲示板