学校ブログ
渡島教育局 義務教育指導監訪問について
年に1度、学校経営・運営のアドバイスのため、指導監が訪問することになっており、昨日、渡島教育局の五十嵐指導監と函館市教委の佐々木指導監が来校しました。校長、教頭からの説明と授業参観(5時間目の1年生保健体育、2年生英語、3年生家庭科)を行いました。それぞれの先生の熱心な授業の様子や、生徒が授業で積極的に発言している様子、体育で楽しそうにボール投げをしている様子、そして学校全体の和やかな雰囲気に対して、賞賛の言葉をいただきました。また、生徒と教職員にとってのウェルビーイング(多様な個人それぞれが幸せや生きがいを感じるとともに、幸せや豊かさを感じられる状態)向上などについて、さまざまなアドバイスをいただきました。
体育祭後の通常授業の様子です。
昨日まで紹介しました体育祭は、まさに恵山中学校の経営理念である「生徒一人ひとりを主役へ」を具体的に表した形で終えることができました。昨日と今日、生徒は体育祭の反省や作文で振り返りを行っています。また、玄関には大きな横断幕でテーマが掲げられ、サイネージ(電子看板)で保護者の皆様に撮影していただいた写真のスライドショーを映しています。
そして昨日から通常の日課で授業をする姿に戻っています。昨日の3年生技術の授業では、時計とタブレット端末を接続してプログラミングの学習をしていました。今日の2年生美術では、張り子づくりで新聞紙をたくさん重ねる作業を、1年生の総合的な学習の時間では、地域学習のオリエンテーションとして「恵山といえば何を思い浮かべますか」について、グーグルのジャムボードを使って発表していました。
第19回ECS体育祭(後半の部)
5月31日(金)に実施した体育祭の後半の部の紹介です。
休憩後の1つめの種目は運命走です。生徒会執行部が毎年内容を考えています。今年の運命走は①バスケットボールドリブルでスタートし、②1つめのカード(スタートへ戻る、そのまま走る、ボール運びをする、ピンポン球をハシで隣の器に入れる)のお題をこなし、③網をくぐり、④2つめのカード(出た番号の箱へ玉入れの球を2個入れる)のお題をこなし、⑤みのむし競争(大きな袋に両足を入れてジャンプして進む)、⑥3つめのカード(変装、スプーンでピンポン球運び、校長とじゃんけん等)をこなしてゴールするという内容です。カードのお題を一生懸命こなす姿が良かったです。
2つめはPTA種目「今夜はカレー」です。シートの上にあるジャガイモ、ニンジン、タマネギなどのカレーの具材を袋に入るだけ詰めてゴールを目指します。袋が破れると失格、3位まではカレールーがプレゼントされます。今年もたくさんの保護者の皆さんの参加をいただき、ありがとうございました。
次の五色綱引きは赤組と黄組がそれぞれ反対の位置からスタートし、5本の綱のうち3本を自分の陣地に引っ張ると勝ちです。1回戦は赤組の勝ち、2回戦は引き分け、その後両チームの代表がじゃんけんをして場所決めをし、3回戦は赤組がとり、結果は赤組の勝ちでした。昨年は一瞬で終わりましたが、今年は各チームが作戦を立て、見応えのある競技になりました。
最終種目は体育祭の花形・選抜リレーです。各チームから選ばれた4名ずつが迫力のあるリレー走を見せてくれました。この後、閉会式の準備をしている最中に、突然の激しい雨に見舞われました。急いで生徒を校舎内へ移動させ、保護者・地域の皆様にはお帰りいただきました。給食後に体育館で閉会式、表彰を行いました。最終結果は黄組の優勝、赤組の準優勝でした。全体を通して、生徒全員、競技も係活動も全力で取り組んでくれました。競技へ向けてがんばる姿勢、それを応援する姿勢はすばらしいものでした。文字通り「自他尊重」の精神が貫かれた体育祭となりました。
閉会式だけ残念でしたが、競技をすべて順調に実施でき、ご参観いただいた皆様にもたくさんの温かい応援・拍手をいただくことができました。あらためて、体育祭へのご理解、ご協力に対し、心より感謝申し上げます。
第19回ECS体育祭(前半の部)
本日5月31日(金)、予定どおり第19回ECS(恵山中コミュニティ・スクール)体育祭を実施することができました。ご多用の中、生徒の応援に駆けつけてくださったご来賓、保護者、地域の皆様に心より感謝申し上げます。2週間あまりの短い準備期間ではありましたが、皆様の温かいご声援のもと、生徒全員が練習の成果を十二分に発揮することができました。本当にありがとうございました。
本日は早朝に雨が降ったようですが、グラウンドにちょうど良い湿り気となり、天候も曇りで暑くないまずまずのコンディションでした。ただし、途中からだんだんと東風に変わり、気温も上がらず、グラウンドでご覧いただいていた皆様には寒い思いをさせてしまいました。そして、すべての競技が終了した直後・・・については来週の(後半の部)で紹介します。
8時50分に赤組、黄組のそれぞれのリーダーの意気込みと全員の「オーッ」というかけ声で入場行進が始まりました。開会式では生徒会長の松本さんの挨拶、泉さんと二本栁さんが選手宣誓をし、その後、準備体操を兼ねたラジオ体操を行いました。最初の競技は100m走で、女子→男子の順で3~4人の組ごとに、全員が記録更新を目指して走りました。次は全員リレーです。赤組、黄組をさらに2組ずつに分け、計4チームで全員がバトンをリレーしました。練習回数が少ない中でしたが、どの組もスムーズにバトンをリレーすることができていました。
※この後、休憩を取りました。休憩後の後半の部は、来週紹介します。
明日の体育祭へ向けて③
体育祭本番がいよいよ明日となりました。3年生が修学旅行から帰ってきた後の5月14日から2週間と2日という短い期間で、チームミーティングや係打合せ、種目や各種の練習を重ねてきました。今週はぐずついた天候が続いており、昨日の総練習も体育館で行いましたが、今日の昼前あたりからようやく日差しが差し込む天気になりました。グラウンドの状態もまずまずで、今日の3時間目の全体練習はグラウンドで行いました。このまま何とか明日の本番も実施できればと願っています。保護者・地域の皆様のご来校をお待ちしております。(写真は昨日の体育館での総練習の様子です。)
恵山つつじまつりへの協力について~パート3
5月26日(日)に行われた恵山つつじまつりステージイベントの日、本部テントに本校生徒が製作した「つつじの造花」を置いていただき、観光客に提供しました。下の写真の黄色で囲った部分です。60個の「つつじの造花」を置いたカゴの前の案内文には「函館子ども会議からの提案で、函館市立えさん小学校、恵山中学校の児童生徒さんたちが作った つつじの造花 です。「また恵山に来てほしい」というメッセージを込めました。一人一つずつお持ちください。」と書かれています。当日のステージイベントには3,000人の人出があったそうです。お陰様で、つつじの造花は開始後に瞬く間に観光客の皆さんが持って行ってくれて、すぐになくなったということでした。
修学旅行の作文紹介
本ブログにて修学旅行の様子をお知らせしましたが、先週の学級通信で、修学旅行の振り返りとして3年生が書いた作文が掲載されました。生徒の目線から、とてもわかりやすく修学旅行の様子をまとめてくれていますので、ここで紹介したいと思います。(文中の個人名等の部分を一部改訂しています。)
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私が修学旅行で印象に残ったことは三つあります。一つ目は、一日目の自主研修です。私の班は三人の班でした。最初にお昼ご飯を食べに、『白龍』というじゃじゃ麺屋に行きました。その後は、歴史を感じられる『もりおか歴史文化館』『岩手銀行赤レンガ館』『三ツ石神社』に行きました。三ツ石神社に行く前には、『藤原養蜂場』という体験場所にも行きました。養蜂場では、「蜂蜜がどのような工程で出来上がるのか」ということが、よくわかりました。蜂がたくさんいて、少し怖かったですが、良い体験になりました。
二つ目は、二日目に行った世界遺産・中尊寺です。中尊寺では金色堂の他にもいろいろな建造物を見てきました。金色堂は名前の通り全面金色で、とても綺麗でした。その後に資料館へ行き、金色堂のことなどについてたくさん学ぶことができました。資料館を見終わった後、もう少し上の方へ行き、お参りをしたり、お守りを買ったりしました。そして下の方へ下っていくとお土産屋があり、お土産を買うことができました。いろいろな物があり、何を買おうか迷いました。
三つ目は、三日目に行った小坂康楽館での舞台観劇です。観劇をする前は、「歌舞伎などの昔からある物をやるのかな」と思っていましたが、実際に観てみるといろいろなジャンルの舞台で、飽きることなく、最後まで楽しむことができ、とても面白かったです。その後、舞台に出ていた人たちと握手をさせてもらいました。近くで見ると身長が高く、手も大きくて少し驚きました。この三つのこと以外にも楽しかったことがたくさんありました。今回の修学旅行を通して学べたこともたくさんあり、これからの学校生活につなげていきたいと思います。
恵山つつじまつりへの協力について~パート2
本ブログの5月15日にも紹介しましたが、現在行われている恵山つつじまつりへの協力として取り組んでいる「つつじの造花」が完成し、恵山支所産業建設課の担当者へ渡してきました。1年生の美術の時間を中心に制作を行い、22日(木)には観光客へのメッセージを全校生徒が書いてくれました。本校生徒が作った30個と、えさん小児童が作った30個、計60個を26日(日)のステージイベント日に、まつり本部テントと道の駅なとわ・えさんに置き、訪れるお客さんに提供します。生徒のメッセージがお客さんに届いてくれることを願っています。
道徳の授業(5月20日実施)の紹介
20日(月)の道徳は、すべての学級で「友情」がテーマでした。様々なシチュエーションで「本当の友情」について全員が考えました。
1年A組、1・2年SAB組道徳「近くにいた友」
◯内容項目…B主として人との関わりに関すること-8友情、信頼
◯内容の概略
野球部に所属しているオサムはレギュラーになりたい一心で、誰よりも練習を頑張っていたが、ミスをすることもあった。ある日、家でスマホを見るとオサムがミスした写真がSNSにアップされていた。「そうだ、信也が新しスマホを買ったって言ってたな。僕をバカにしやがって!」次の日の朝練を休むとピッチャーの信也が「オサム。今日の朝練、どうしたんだよ。」と寄ってきたので「おまえだろ、写真を撮ったのは!」と胸ぐらをつかんだ。家に帰ると雄一が家に来て「事情を聞いた信也がみんなを集めて、『あんな写真を隠れて撮るなんてひきょうだ!』と言って練習に出ずに帰った」と言った。オサムは教室で胸ぐらをつかんだ時の信也の顔が思い浮かび、信也の家に自転車で向かった。
◯坂井教諭(1A担当)の思い、考えさせたいこと
・心から信頼できる友達がいることの喜びを考えてほしい。
○立花教諭(1・2SB担当)の思い、考えさせたいこと
・これまでの自分の友達との関わり方から、お互いに信頼できる友達でいるために意識すべきことを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・お互いに信頼できる友達になるには仲間だとおもう友達が大切だと思う。
・お互い信頼できる友だちになるには、毎日話して長く友達でいることが大切だと思う。
2年A組道徳「五月の風-ミカ-」
◯内容項目…B主として人との関わりに関すること-8友情、信頼
◯内容の概略
ミカは吹奏楽部のメンバーと、隣町の楽器店へ小物を買いに行く約束をして、学校ではカナも含めて駅前で待ち合わせる予定だった。昨晩、スマホのグループメッセージで直接楽器店へ行くことになったが、カナはスマホを持っていない。メンバーの一人が「めんどうだね。スマホを持ってない子は。もう、いいんじゃない。」と書き込んだので、ミカは迷ったが、結局カナには知らせなかった。夜にカナから電話があって、「どうしてみんな来なかったの?楽しみにしてたんだ。」と言われた。ミカは言葉に詰まり、しどろもどろに言い訳して電話を切った。「いいんじゃない。」て言われて私がわざとカナに伝えなかった。カナの信頼に応えていないと感じ、胸が締めつけられるようになって涙があふれた。
次の日、重い気分で学校に向かっていると、ぽんっとカナが肩をたたいた。「おはよう、ミカ。私、スマホを持ってなくてごめんね。ミカには迷惑かけちゃうけど、何かあったら、また教えてね。」ミカはカナの笑顔を見て「昨日はごめん。カナ…」と言い涙がこぼれた。「ミカ、何泣いてるの。友達だよ、私たち。」
◯髙木教諭(2A担当)の思い、考えさせたいこと
・本当の友達とは何か? その経験を通して感じたことを考えさせたい。
・相手にとって本当の友達になるためには、どんなことが大切だと思うのかを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・本当の友達はドタキャンしないし、嘘つかない。相談し合ったり思ったことをはっきり話せるのが友達だと思った。
・本当の友達はどういうものかしっかり学ぶことができた。信頼できる友達はいいなと実感できた。
3年A組、3年SA組道徳「違うんだよ、健司」
◯内容項目…B主として人との関わりに関すること-8友情、信頼
◯内容の概略
夏休み明けに健司が転校してきて、僕と耕平が入っている野球部に入り、家が近いので登下校が一緒でともに過ごす時間が長くなっていった。付き合ってみると、健司は何事にも積極的ではっきりとものを言う。掃除の時に耕平が、ほうきをバットにして振っていたら「早くしようや。」と注意してきた。1年後の7月に健司が「この頃の耕平、変じゃないか。」と話しかけてきた。耕平は部活も休むし授業中もよく居眠りをしている。健司は耕平に聞いてみたが、何も言わなかった。夏休みに健司が「耕平を誘って盆踊りがすごいG町へ行こう。」と誘ってきた。G町の健司のばあちゃんに三人とも大歓迎され、ばあちゃんの元気な友達2人と一緒に晩ご飯を食べた。食事の後、僕たちは庭に出た。耕平が「ばあちゃんたち、元気でいいなあ。」とぼそっとつぶやき、その後、耕平のおばあちゃんが最近物忘れがひどく、家を出て行って帰ってこられなくなるなど、とても心配だということを話してくれた。健司は「耕平、ごめん。話しにくいことだったのに、言え、言えって。俺はお節介だったんだ。」と言ったことに、耕平は「違うんだよ、健司。お節介なんかじゃないよ。なあ、そう思うだろう。」と言い、僕の方を見た。「そうだよ。お節介じゃないよ。健司が大事なことを教えてくれたと、僕は思っている。」
◯大和教諭(3A担当)の思い、考えさせたいこと
・友達の一言で「僕」の気持ちはどう変化していったのか考えさせ、自分を振り返ることで、本当の友情とは何かに気付いてほしい。
◯佐藤教諭(3SA担当)の思い、考えさせたいこと
・間違いだとわかっていても友達に同調する姿や、忠告してうとましく思われる姿は現実に良くある場面である。教材の共感し葛藤する場面を通して、本当の友情とは何かを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・自分の本心を話せる友人って大切だなと思いました。
・今回の授業を通して、本当の友情とは相手を大切に思っていたり、裏切らない、傷つけない、一緒にいて楽しい、信頼・信用している、お互いの個性を認め合ったりすることだと思った。
体育祭へ向けて②
体育祭まであと10日となり、今週からはチームごとにグラウンドでの練習がスタートしました。チームリーダーを中心にリレーの出走場所の確認や、実際にタイムを計って順番を決めたり、五色綱引きはチーム内で実際に試してみるなど、本番を意識した練習に取り組んでいます。写真は左から、今日の練習でリレーの順番確認、100mのタイム計測、五色綱引き練習の様子です。
体育祭へ向けて①
今月31日(金)に実施予定の体育祭に向けての取組がスタートしました。保健体育ではグラウンドでスターティングブロックを使ったスタート練習が始まりました。昨日は1回目のチームミーティングを行い、赤組と黄組に分かれてチームリーダー、副リーダー、種目リーダー、チーム目標などについて話し合いました。そして今日の2回目のチームミーティングでは、後半の時間で「五色綱引き」の練習を行いました。本番まで2週間、いろいろな話し合いや練習を重ねて、当日に最高のパフォーマンスを発揮できるよう、頑張ってほしいと思います。
恵山つつじまつりへの協力について
5月18日(土)~6月2日(日)におこなわれる恵山つつじまつりに、本校生徒が「つつじ造花づくり」で協力することとなりました。以前は本校生徒が観光案内ボランティアとして、祭りに訪れたお客さんにツツジの説明をするという協力活動を行っていたと聞きました。新型コロナ流行の関係で協力活動が途切れていましたが、今年度はえさん小と合同でツツジの造花(下の写真にある、カードを開くとツツジが満開に咲いているように見える立体のもの)をつくり、道の駅なとわえさんに置いて、訪れたお客さんに持って帰ってもらうという形で協力することとなりました。昨日の美術の時間に1年生が造花づくりに取り組んでくれました。
修学旅行解団式を行いました。
5月9日(木)~11日(土)の修学旅行本番が無事に終わり、今日の解団式をもってすべての日程が終了しました。解団式では学年代表と各委員会の代表からのお話があり、共通して「ルールを守り、ケガもなく良い修学旅行だった。この後のまとめにもしっかり取り組む。」といった内容でした。今日の解団式を含めた「~式」の態度も立派でした。修学旅行は計画どおりに行動し、無事に帰ってくることが最大の目標ですので、それに向けてがんばった3年生全員の成果が現れた結果だったと思っています。あらためて、保護者の皆様のご支援に、心より感謝申し上げます。
修学旅行3日目、帰着日です。
修学旅行も最終日となりました。今日も晴天に恵まれ、気温も3日間で一番高くなりました。
今朝は6:00に起床し、6:30に一般ツアー客で激混みの中、全員がしっかりバイキング朝食を食べました。7:45に退館式でホテルスタッフにお礼を述べた後、バスに乗って秋田県小坂町の康楽館へ向かいました。入館前に記念写真をとり、明治43年につくられた重要文化財のレトロな芝居小屋で「レビュー」(イメージは宝塚歌劇団のような歌と踊りのショー)を観劇しました。
観劇後にバスで秋田県鹿角市の道の駅「あんとらあ」へ行き、昼食(八幡平ポークの陶板焼き定食)を食べました。昼食後、バスで盛岡へ行き、新幹線に乗って帰路につきました。(いま青函トンネル内でこれを書いています。)
新函館北斗駅からは迎えのスクールバスで恵山に帰ります。
何よりも全員が体調を崩すことなく、全ての行程が予定通りに進み、数々の体験や経験を積んだことが最大の収穫です。来週から修学旅行のまとめが始まります。秋の恵祭(文化祭)の発表に向けて、見てきたこと、感じたことをしっかりまとめてほしいと思います。
最後になりますが、旅行の準備や送迎など、保護者の皆様にはさまざまなご支援をいただきましたことを、この場を借りて心からお礼申し上げます。
修学旅行2日目です。
本日の2日目は10:30頃から猊鼻渓舟下りでした。全員で一艘の舟に乗り、楽しいお話しと竿一本で船頭さんがあやつる舟で、ゆったりとした時間を過ごしました。上流でいったん舟を降り、川向こうのくぼみに「運玉」(3個100円)を投げ入れるチャレンジに、全員が挑戦しました。
猊鼻渓の後は中尊寺へ行き、昼食を食べて、中尊寺金色堂などをガイドさんの説明を聴きながら拝観しました。ここではお守りやお土産を買いました。
その後は近くの毛越寺で、広大な平安•鎌倉時代の寺跡と庭園、宝物殿を見学しました。
17:00過ぎに雫石プリンスホテルに入り、夕食はバイキングでした。何回もおかわりして、たくさん食べました。夕食後はレクリエーション(風船バレーと風船リレーしりとり)で盛り上がりました。
修学旅行1日目の様子です。
今日9日(木)から2泊3日の修学旅行が始まりました。
1日目の今日は7:45に恵山中をバスで出発し、9:35新函館北斗駅発の「はやぶさ18号」で盛岡に着き、12:20から昼食を含めた自主研修を行いました。天気が晴れのわりには風が少し冷たい中でしたが、全員無事に自主研修から戻り、先ほど入館式を行って部屋に入りました。大きめのホテルで、生徒の部屋は16階です。この後18:20に夕食、夕食後に入浴(大浴場がないので部屋風呂)と自由時間、22:00消灯です。
※自主研修の写真は旅行終了後に紹介します。
※スマホで作成しているため、見えにくい点があるかもしれませんが、ご容赦ください。
避難訓練(火災)を行いました。
昨日7日(火)の6時間目に、火災発生を想定した避難訓練を行いました。雨天だったため体育館への避難となりましたが、避難開始から体育館に避難し、点呼や校内に残っている生徒がいないかの確認などすべてが完了するまで1分46秒でした。目標である2分以内をクリアする結果でした。避難訓練は生徒を避難させるだけでなく、現場の確認、初期消火、通報、避難誘導など、生徒の命を預かる教職員の動きも含めた訓練です。よりリアルな訓練になるよう、次のような手順で実施しました。
(1)非常ベルの鳴動→(2)火災報知器の表示を確認して職員が消火器をもって現場へ行く、現場確認中の緊急放送→(3)火災報知器に接続する電話で火災場所を職員室へ通報、学校から119番通報、初期消火→(3)初期消火ができず、避難の要請→(4)職員室から緊急放送で避難指示→(5)指示された場所へ避難行動、職員による検索(各階とトイレ等に残っている生徒がいないかの確認)→(6)避難場所での点呼、避難した人数・欠席人数を管理職へ報告→(7)検索の結果を管理職へ報告
この他に、本来は自動で作動する防火扉を、今回は手動で閉め、より実際に近い形にしました。雨天でなければ、さらに消火器による消火体験も予定していました。
訓練には数年ぶりに日ノ浜消防署の消防士3名に訓練の様子を見ていただきました。下の写真は消防士の伊勢さん(東光中学校の卒業生だそうです)のお話の様子です。生徒全員が素早く整然と避難できたことについて、お褒めの言葉をいただきました。避難訓練は年2回を予定しており、次回は秋に地震を想定した訓練を、予告しない抜き打ちの形で実施する予定です。
道徳の授業(5月1日実施)の紹介
先週1日(水)に全学級で行われた道徳の授業を紹介します。
1年A組、1・2年SB組道徳「『愛情貯金』をはじめませんか」
◯内容項目…B主として人との関わりに関すること-7礼儀
◯内容の概略
毎日新聞東京本社・客員編集委員でコラムニストの近藤勝重さん作の「あいさつ」に関するお話。あいさつは、互いに存在を確認したことを示す基本の動作であり、ある若い子が「あいさつのあと、もう一言、たとえば着ている服が『それ、ステキね』とほめられたりすると、スキンシップの貯金もできるんです。『愛情貯金』ですよね。心があたたまる量のようなものなんです。」と言っていた。あいさつに苦手意識を持っている人もいるが、思い切ってすっと笑顔をつくってすっと声を出すことを2,3度やればできるようになったりする。それでもうまくできないという人は、朝起きたら鏡の前で「さあ、今日も楽しくいってみよう。」といって、まずは自分に笑顔であいさつすると、おのずと力がわき、自分を変えうる力になると思う。
◯大和教諭(1A担当)の思い、考えさせたいこと
・「あいさつで大切にしたいこと」ということを、実際に友達同士であいさつをしてみる(演じる)ことを通して考えさせたい。
◯立花教諭(1・2SB担当)の思い、考えさせたいこと
・あいさつの持つ力や、親しみのあるあいさつとはどのようなものかを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・これからあいさつするときは笑顔であいさつをすることを心がけたいです。
・あいさつすることで印象が変わったり、こういう人なんだなと思ったりすることが分かりました。
2年A組道徳「最後のパートナー」
◯内容項目…D主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること-19生命の尊さ
◯内容の概略
高齢になった盲導犬を引き取る引退犬ボランティアの西田さんのお話。「あなた(引き取った盲導犬)がつくった床のしみは拭いても拭いても消えず、あなたがいた場所はぽっかり空いたまま」と思い、こんなにつらいことはやめたいとも思っていた。初めて自部物の盲導犬を見た日、中学生くらいの少女の「私も盲導犬がほしい」と言う声が聞こえた。その少女の言葉はずっと私の中に残っていた。また盲導犬の使用者の松尾さんからお礼の手紙が届いた。私たちの行為が松尾さんにとって安心して盲導犬と過ごせたことで、盲導犬の死がつらいだけで終わったのではないということがわかり、やめたいと迷っていた私を決心へと導いてくれた。引退犬たちは忘れていた「近くにある幸福」を思い出させてくれ、犬とともに暮らす喜びを与えてくれている。もう引退犬たちのいない生活は考えられなくなっている。
◯南部谷教諭(2A担当)の思い、考えさせたいこと
・生命がかけがえのないものであること理解し、自他の生命を尊重するこことを育て、周りの人と支え合って生きることに感謝する心情を養いたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・(犬などが)いつか死ぬかわからないからいつでも親切に大切にしたいと思った。
・盲導犬はすごいと思った。お互い支え合って生きているということがわかった 。
3年A組、3年SA組道徳「昔と今を結ぶ糸」
◯内容項目…C主として集団や社会との関わりに関すること-17我が国の伝統と文化の尊重、国を愛する態度
◯内容の概略
K中学校3年生の僕(孝)は来月の修学旅行に向けて班会議で奈良のコース決めをしている。班長の悠斗が「新薬師寺の十二神将像に行かないか」と提案し、僕は「いいんじゃない」とやる気のない返事をした。そんな僕に悠斗が「なんのために修学旅行に行くんだよ。ちゃんとした目的をもって行かなきゃ意味ないだろう。」と責め立てた。他の生徒も「正直、私はあまり興味ないです。仏像ってマネキンみたいで…。」とつぶやき、数人がうなづいた。担任の鈴木先生は「そうでしょうか。仏像がいつ作られたのか調べてみてください。マネキンと違って仏像の背中には『歴史』という大きな時の流れがありますよ。修学旅行は昔と今とを結ぶ『歴史』という糸を実感できる機会です。もう一度自分たちのコースについてしっかりと考えてください。」と話した。僕は先生が話してくれた「昔と今を結ぶ」という言葉が妙に心に残っていた。
悠斗が「じゃあ新薬師寺をコースに入れるけど、誰か明日までに調べてきてくれないか。」と言ったことに、僕はとっさに「じゃあ僕が調べてくるよ。」と返事をした。家で調べてみると、奈良時代の人が造った像が千二百年以上もの年月を経て自分の目の前に現れる不思議さに感動を覚えた。十二神将を見てみたい。昔と今を結ぶ歴史の糸を実感したいと思った。
◯菊地教諭(3A担当)の思い、考えさせたいこと
・修学旅行を目の前に控える生徒に、自分ごととして文化や歴史への興味・関心を認識してもらい、あらためて自身も未来へと歴史をつなぐ一員であることを考えさせたい。
◯佐藤教諭(3SA担当)の思い、考えさせたいこと
・日本人としての自覚を深め、受け継がれてきた歴史や伝統文化の素晴らしさを理解させたい。またこの教材を通して、修学旅行を体験する意味を再考させ、自国の歴史や文化への関心を高める契機としたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・自分たちも来週(5/9から)修学旅行に行くため、今回の授業で学んだことのように歴史について調べれたら良いと思いました。
・自分たちの国の文化や伝統を尊重していこうと思いました。
生徒総会へ向けての取り組み(パート3)
昨日30日(木)の昼休みと放課後に生徒総会のリハーサルが行われました。下の写真は昼休みの様子で、提案側の生徒会執行部と3人の委員長のリハーサルの様子です。放課後には各学級からの質問者も参加し、全体の流れについて確認を行いました。実社会でも構成員全員が参加する形での◯◯総会が行われ、その中で物事を決定する場面があります。選挙や総会など民主主義の根幹について、学校でも実際に取り組む中で社会人としての基礎を学んでいきます。
第1回恵山中学校ECS会議(学校運営協議会)を行いました。
先週25日(木)に今年度第1回目のECS(恵山中学校コミュニティ・スクール)会議を開催しました。函館市では平成28年度から市立学校にコミュニティ・スクール(学校運営協議会)を設置しています。(函館市立学校の学校運営協議会に関する規則はこちら→函館市立学校の学校運営協議会に関する規則.pdf) この規則の第2条にある「保護者,地域住⺠等の学校運営への参画,支援および協⼒を促進することにより,学校と保護者,地域住⺠等との間の信頼関係を深め,学校運営の改善や児童生徒の健全育成に取り組むものとする。」という目的に沿って本校でも設置し、委員の皆様に学校運営についてのご意見をいただく場としています。
年度の1回目は「学校長の学校運営基本方針の承認」を中心に進めることとしており、25日の会議でご承認をいただきました。また、今年度のECSの組織と運営についてもご確認いただきました。(実施要項、委員名、グランドデザインについてはこちら→ECS実施要項、委員、グランドデザイン.pdf)
意見交換の中では、地元の切実な声として、生徒数減少への心配と中学校卒業後の高校への通学が不便(バス便数、バス代やバス時刻等)なことについてのご意見をいただきました。本校だけでは難しい問題でもあるため、関係機関へ地元の声としてあげていきたいと思います。
また、恵山教育事務所の木戸所長から「恵山文化祭(11月2日予定)」と「認知症サポーターズ養成講座」への協力依頼がありました。毎年学校としても参加・受け入れしている行事ですので、今年も協力していきたいと考えております。
※会議の写真を撮り忘れました。写真なしの文面だけの紹介となり、申し訳ありません。