学校ブログ
1年生技術の授業(木材加工)の様子です
1年生の技術では、現在、木材加工に取り組んでいます。1枚の長方形の板材から切り出して、本立てやCDラックなど7種類の中から個々で1つを選んで製作します。
今の時代、子どもが家で釘を打ったり、のこぎりで木を切る等の経験は、ほとんど無いのではないでしょうか。もしかしたら大人も・・・。
今日の授業を見た限り、さしがね(L字形の金属製の定規)をしっかり木材に当てたり、危なげなく釘打ちする様子でしたので、きちんと道具の使い方や注意点を理解して作業している様子でした。
1年生国語の授業と学校司書とのコラボ
1年生国語の授業で本のポップづくりに取り組んでいます。場所を図書室に移し、学校司書の三吉さんのアドバイスのもと、自分がおすすめしたい本について、相手にわかりやすい内容でポップを作り、今日、授業の中で発表していました。本の内容をしっかり理解し、ポップに表現してくれました。
←実際に作ったポップ(一部)です。
←こちらは、今の2年生が昨年度作った”帯”です。
生徒自ら作る決まりについて
昨日は函館市生徒会協議会の取り組みを紹介しました。今回は本校の決まり作りについて紹介します。
本校では昼休みに生徒が体育館を使用しています。あまり広くないため、学年ごとに優先使用の曜日の割り当てを行っています。また、スペースの半分ずつをバドミントンスペース・バレースペースとしています。
以上の決まりは、通常であれば生徒指導部の教職員が担当して生徒へ周知することが多いですが、本校では各学級の代表で組織する代議員会で決めています。
4月は上記の形で始めましたが、実態としてバレーをする生徒がおらず、部活動がある関係でバドミントンをする生徒がほとんどでした。2年生からバレースペースでバスケットができないかとの要望が上がり、「各学級で意見集約→代議員会で検討→バスケットで使用が認められる」という手順で、5月中旬からバスケットの使用ができるようになりました。このように決まりを生徒が自分たちの手で作るという形は、今後ますます重要になります。恵山中学校でも生徒を主語として様々な活動を進めていきたいと思います。
4月の体育館の様子 今月の体育館の様子
校外における生活心得について話し合う活動を行いました
きのう(6月6日)の学活で、「校外における生活心得」について話し合い活動が行われました。
近年、全国各地で「ブラック校則の見直し」という話題をニュースでよく目にします。昔は校則で学校を安定させる考え方でしたが、今は校則を生徒が議論する時代に変わりつつあります。函館市の生徒会協議会でもこのような考え方に沿って、昨年度から「校外における生活心得」について討議しています。昨年度はアンケートをとり、それについて各校の生徒会の代表がいくつかのブロックに分かれて話し合いを行いました。
今回は次の3つについて生徒会協議会から提示されたことを受けて話し合いました。
①外泊は禁止である
②外出時間は午前6時以降とする。
③ゲームコーナーやゲームセンター、複合型娯楽施設(ラウンドワン等)などの出入りは 保護者同伴である。
①~③が無かったらどうなるのか、どのような危険性があるかという観点で話し合いました。このあと意見をまとめて、生徒会代表がブロック会議で本校の意見として発表し、交流を行います。
全員が真剣に考え、意見を発表していました。本校で出された意見の一部を紹介します。
①「外泊は禁止」がなかったら
・好き勝手してしまう ・いじめが行われるかも
②「外出時間」がなかったら
・釣りに行って海に落ちる ・周りに人がいなく、助けを求められない
③「保護者同伴」がなかったら
・カツアゲされる ・白熱してお金をつかってしまう
道徳の授業についての紹介です
現在の中学校の道徳科は,平成31年からスタートしました。それまでも時間割の中に道徳の位置づけはありましたが、この年からは「特別の教科である道徳=道徳科」となり、「教科」として明確になりました。
中学校の道徳では「自主、自律、自由と責任」や「生命の尊さ」など22の道徳的諸価値(内容項目)について扱うことになっています。教科書も支給されています。
恵山中学校では、学級担任だけでなく、学年の枠を超えて様々な先生が道徳科を担当しています。学級担任をスタートとして7週で7人の先生が担当するサイクルで授業を行っています。
→年間計画はこちら→2023 道徳年間指導計画.pdf
6月5日(月)の道徳は、ちょうど7週が終わって次のサイクルの1時間目(学級担任)が担当しました。どの授業も題材について考え、議論することができていました。
【1年生】
「ふれあい直売所」という題材で、無人の野菜直売所を経営している「私」が、妹に「別の無人直売所でお金を入れずに持ち帰る不正があったから、早いうちにやめたら」と言われ、もやもやした気持ちになり・・・という内容です。『遵法精神、公徳心』について考える授業でした。
【2年生】
「名乗り出なかった友」という題材で、同じ学校の友達三人が地域のお年寄りを助けたのを見た「僕」が、後日、全校集会で校長先生からその話を聞き、名乗り出なかった友達の思いやりのある行動に対して熱いものが胸にこみ上げてきて・・・という内容です。『思いやり、感謝』について考える授業でした。
【3年生】
「エリカ-奇跡のいのち」という題材で、1944年生まれの生後2~3か月のユダヤ人である「わたし」が、強制収容所に向かう列車に家族と乗っていて、母が「わたし」を生かすために列車の窓から外へ放り投げ、拾ってくれた人に「エリカ」と名付けられて育てられ、21歳で結婚し子をもうけることができて・・・という内容です。『生命の尊さ』について考える授業でした。