学校ブログ

恵祭の意見発表コンクールについて

 27日(金)の恵祭の中で意見発表コンクールを行いました。各学年から学級予選で1名ずつ選ばれた代表3名が、当日にステージで自分の意見を発表しました。最優秀賞は3年の豊澤哲平さんでした。今回は豊澤さんの意見発表文「感謝を大切に」の全文を紹介します。感謝することの意義や大切さが、とても良く伝わる文章です。

「感謝を大切に」 3年 豊澤 哲平 

 感謝の気持ちは、私たちの生活において非常に大切な要素です。感謝することは、他人との関係を深め、私たち自身の心の健康を保つために不可欠です。私たちはしばしば、当たり前のことや身近な人々に対して感謝の気持ちを忘れがちですが、感謝の気持ちを持つことで得られる恩恵は計り知れないと思います。   

 まず、感謝の気持ちは人間関係を豊かにします。例えば、友達や家族が助けてくれたときに「ありがとう」と伝えることは、その関係を強化し、より深い信頼と絆を築く手助けになります。私自身も、友達に、感謝の気持ちを示さないと、相手は自分の努力が認められていないと感じ、関係が疎遠になることもあります。感謝の言葉や行動は、関係の潤滑油となり、相手に対して尊敬と配慮を示すものです。

 さらに、感謝の気持ちは私たち自身の心の健康に良い影響を与えます。感謝することで、ポジティブな感情が生まれ、ストレスや不安を軽減する効果があります。日々の小さなことに感謝する習慣を持つことで、私たちは物事を前向きに捉えることができ、より幸福感を感じやすくなります。たとえば、朝の通勤時に美しい景色を見たり、友達と楽しい時間を過ごしたりすることに感謝することで、日常生活がより豊かに感じられます。

 また、感謝の気持ちは社会全体にも良い影響を与えます。感謝を表すことで、社会的な絆が強まり、共感や助け合いの精神が育まれます。私たちが感謝の気持ちを持ち続けることで、他人にもその価値を伝え、より良い社会を築くことができると思います。

 例えば私は学校生活では、図書の仕事で褒められたり、家では店の手伝いで、ありがとうと言われてすごく嬉しかったので、感謝は生きていく中で大切だと実感しました。

 結論、感謝の気持ちは私たちの生活を豊かにし、人間関係を深め、心の健康を促進する重要な要素です。私たちは日々の中で感謝の気持ちを忘れず、周囲の人々に対しても感謝の意を示していくべきです。その結果、より充実した幸せな生活を送ることができると思いました。

第20回ECS(恵山中コミュニティ・スクール)恵祭(文化祭)を開催しました

 本日、恵祭を開催し、生徒が日頃の学習の成果と数ヶ月間準備してきた発表を披露しました。ご多用の中、生徒の応援にお越しいただいたご来賓、保護者、地域の皆様に心より感謝申し上げます。皆様の温かいご声援のもと、生徒全員が練習の成果を十二分に発揮することができました。本当にありがとうございました。

恵祭の様子をプログラム順に簡単に紹介します。

①開会セレモニーでは生徒会3名が考えた、TV番組「情熱大陸」の構成をベースとして松本生徒会長、岩村副会長、校長が出演したビデオ(撮影は成田書記)を放映しました。内容がとても凝ったものでした。

②意見発表コンクールでは1年の小田さん、2年の成田さん、3年の豊澤さんが、それぞれ「僕たちにできること(環境問題)」、「今、できること(世界の教育、貧困等の問題)」、「感謝を大切に(感謝と人間関係、社会的な絆など)」と題して、自分の考えを堂々と述べてくれました。

③英語発表では3年の大瀧さん(函館市中学校英語暗唱大会出場)、曲戸さん、泉さんが「A Mother's Lullaby」を分担して、原稿を見ずに暗唱で発表しました。英語の発音で抑揚つけて感情のこもった発表でした。

④総合的な学習発表では、1年生は職業体験、2年生は宿泊研修、3年生は修学旅行の内容を、プレゼンのようにまとめ、聞き手にわかりやすく発表しました。

⑤音楽発表は、3年生が音楽の授業で取り組んだ「箏(琴)」で「さくら さくら」の演奏を披露してくれました。5回繰り返す中で、独奏、二重奏、合奏などを組み合わせて演奏しました。

⑥全校合唱はAIの「Story」を全員で歌いました。ソプラノ、アルト、男声の3部合唱で、体育館に響く歌声を披露してくれました。

⑦閉会セレモニーは表彰、校長挨拶の後、準備の様子をBGM付のスライドで映し、これまでの練習や準備の様子を振り返りました。

 自分の出番だけでなく、放送や照明などの係活動、前日と当日の全員での準備と後片付けなど、文字通り「生徒が主体となった」恵祭を無事に終えることができました。来賓、保護者の皆様からもお褒めの言葉をいただきました。

9月27日 ECS恵祭(開会セレモニー①)9月27日 ECS恵祭(開会セレモニー生徒会長挨拶)9月27日 ECS恵祭(意見発表コンクール①)

 

 

 

 

 

 

9月27日 ECS恵祭(意見発表コンクール②)9月27日 ECS恵祭(意見発表コンクール③)9月27日 ECS恵祭(英語発表)

 

 

 

 

 

 

9月27日 ECS恵祭(1年総合発表)9月27日 ECS恵祭(2年総合発表)9月27日 ECS恵祭(3年総合発表)

 

 

 

 

 

 

9月27日 ECS恵祭(3年音楽発表)9月27日 ECS恵祭(全校合唱前の声出し)9月27日 ECS恵祭(全校合唱) 

 

第20回ECS(恵山中コミュニティ・スクール)恵祭(文化祭)へ向けて④(総練習)

 明日の恵祭へ向けた最終調整としての総練習を、昨日の午前中に行いました。全校生徒29名全員が発表者と裏方の係を兼ねているため、発表の準備や後片付け、発表と発表の間の動きなども含めて、通しのリハーサルで様々なことを確認しました。明日は、ここ数ヶ月の準備の成果を、ぜひ保護者や地域の皆さんにご覧いただきたいと思っております。

9月25日 恵祭総練習①9月25日 恵祭総練習②9月25日 恵祭総練習③

 

 

 

 

 

 

9月25日 恵祭総練習④9月25日 恵祭総練習⑤9月25日 恵祭総練習⑥ 

第20回ECS(恵山中コミュニティ・スクール)恵祭(文化祭)へ向けて③(係打ち合わせ)

 今週末に迫った恵祭へ向け、先週20日(金)に係打ち合わせを行いました。生徒会活動と同様に、恵祭でも全校生徒が各種発表と同時進行で係活動に取り組みます。20日の6時間目に全員が体育館に集まり、生徒会執行部、代議員、放送係、学習委員、保体委員に分かれ、下の写真にあるように、物品の準備やリハーサルを行いました。いつも感心することですが、生徒全員が自分の役割をしっかりこなす姿が毎回見られます。お互いに支え合って物事を進める「支持的風土」が身についている表れですね。

9月24日 恵祭係打合せ①9月24日 恵祭係打合せ②9月24日 恵祭係打合せ③ 

2年生国語で研究授業を行いました。+学校運営協議会を開催しました。

 昨日9月19日(木)に2年生国語で髙橋教諭が研究授業を行いました。7月22日の1年生理科に続き第2弾です。ここ数時間の授業で新しく導入したCanva(キャンバ)というアプリを使い、夏休みの思い出を新聞にまとめてきました。昨日は個々で作成した新聞をPadlet(パドレット)というアプリに貼り付けて、クラスメイトの新聞を「コメント機能」で評価し合い、さらにグループで良いところと改善点について話し合い発表しました。それぞれの個性的な新聞について、的確なコメント、良いところ、改善点が出されていて感心しました。

9月19日 2年国語交流授業①9月19日 2年国語交流授業② 9月19日 2年国語交流授業③

 

 

 

 

 

 また、昨夜、第2回目の学校運営協議会(ECS=恵山中学校コミュニティ・スクール)を開催し、地域や学校関係者の方々にお集まりいただきました。4月の1回目では今年度の学校経営方針についてご協議いただきましたが、昨日の2回目では9月までの前期の教育活動について、様々なご意見をいただきました。特に5月に実施された全国学力学習状況調査の結果と、7月に実施した生徒および保護者アンケートの結果から本校の現状などについて話し合いを行いました。また、学校運営協議会が主催する、10月3日の「恵山登山(恵山学)」について、登山の行程、ガイド、安全確保などの具体的な検討を行いました。第3回目は2月に学校評価などを含めた1年間の教育活動のまとめについて、ご協議いただく予定です。

9月19日 学校運営協議会①9月19日 学校運営協議会② 

講師をお招きし教職員の校内研修を行いました。

 9月18日(水)、本校教職員による自主的な校内研修に、函館市ICTサポータープランナーである熊谷光洋氏をお招きし、講演を行いました。熊谷氏は市内の小学校の校長を歴任され、退職後は深堀町にICT活用教室(学習塾)クレバーキッズの経営と、函館市ICTサポーターのまとめ役をされています。現役の教諭時代からICTを授業などに取り入れており、一人一台端末の活用についても、市内の各小中学校で様々な実践や提案を積み重ねておられます。教師による一斉授業から脱却し、ICTを活用した個別最適な学びと協働的な学び、そしていろいろな学校で実践が始められている「子供が主体となって進める自由進度学習」をどのように推進するか、などについて実態や課題を本校教員にわかりやすくお話しいただきました。今回の講演を元に、子供たちが主体となった授業づくりを、今後も推進していきたいと思います。

9月18日 校内研修①9月18日 校内研修② 

12日(木)世界遺産3周年お祝い献立と今日の十五夜メニューの紹介

 毎日の給食は、ただの昼食ではなく、学校生活に彩りを添え、栄養と活力をもたらす大切な食育の時間です。本校の給食は椴法華中学校の調理場で、棒手(ぼうて)栄養教諭と調理員さんたちによって作られています。栄養バランスはもちろん、季節や行事に合わせた献立や函館市の地場産物の活用、「和食の日」など、さまざまな工夫がなされています。ちょうど先週12日(木)は「世界遺産3周年お祝い献立」として縄文時代から食べられていたと考えられる栗ご飯、鮭、昆布を使った特別メニューでした。(1枚目の写真。ミニたい焼きは“めでたい”!) そして今日は中秋の名月にちなんだ「十五夜メニュー」として、いも団子汁と十五夜クレープが提供されました。(2枚目の写真。ハンバーグはウサギの形!) 下の給食中の写真は今日の十五夜メニューをいただく生徒の様子です。

※今月末に発行される給食だよりで「世界遺産3周年お祝い献立」についての詳しい解説が掲載されますので、ぜひお読みください。

9月12日 世界遺産4周年お祝い献立十五夜メニュー 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月17日 1年給食9月17日 2年給食9月17日 3年給食

新ALTゲイズ先生あいさつ文の日本語訳です。

 9月13日(金)にアップしたゲイズ先生のあいさつ文について、日本語訳を下につけましたので、お読みください。

(原文)Hello! My name is Gaze Abasanta,your new ALT! You can call me,"GAZE". I am from Cebu,Philippines! Banana country! Let's enjoy English class! Nice to meet you all! Thank you!

(日本語訳)こんにちは!私はゲイズ・アバサンタ、新しいALTです!「ゲイズ」と呼んでください。フィリピンのセブ島から来ました!バナナの国です!一緒に英語の授業を楽しみましょう!皆さん、はじめまして!よろしくお願いします!

 ちなみにフィリピンのセブ島は世界的に有名なリゾートの島です。地図と写真でご確認ください。

セブ島地図セブ島 ビーチリゾート 

新しいALTを迎えて

 2学期からALT(Assistant Language Teacher、外国語指導助手)が、Stephen Mayhead(スティーブン・メイヘッド )先生から変更になりました。(委託業者の変更です) 新しいALTはAbasanta Gazelem(アバサンタ・ゲイゼレム)先生(呼び方は「ゲイズ先生」)です。昨日が初日でした。朝に体育館で生徒へ着任の挨拶をしてもらい、さっそく各学年の英語の授業に入りました。下の写真の通り、とっても明るく元気な先生です。日本に来て日が浅いため、日本語は片言しか話せませんが、これから生徒と授業を中心に、たくさん触れあいを深めていってほしいと思います。次回は10月17日に来校予定です。下の英文はゲイズ先生に書いてもらった自己紹介です。今日は英文だけ掲載しますので、これをご覧になっている皆さん、頑張って読み取ってみてください。

Hello! My name is Gaze Abasanta,your new ALT!  You can call me,"GAZE". I am from Cebu,Philippines! Banana country! Let's enjoy English class! Nice to meet you all! Thank you!

9月12日 ALT(ゲイズ先生)9月12日 ALT紹介9月12日 1年英語

 

 

 

 

 

9月12日 2年英語9月12日 3年英語 

 

 

 

 

 

 

2A・12SAB道徳の授業の紹介(9月11日実施)

 今週の道徳3日目(9月11日)の紹介です。2年生はインターネットに関わること、S組は9日(月)の1年生と同じ郷土芸校についての題材です。

2年A組道徳「ネット将棋」
◯内容項目…A主として自分自身に関すること-2自主、自律、自由と責任
◯内容の概略
 毎週金曜日の昼休みに僕は将棋を楽しんでいて、ある日、僕より弱いと思っていた敏和と対戦したが不利な状況に追い詰められた。敏和がネット将棋を始めたことを聞いた僕は帰宅後に試してみた。勝てそうだと思った相手に申し込んだが、あっという間に壊滅的な状態になり、黙ってログアウトした。その後も弱そうな相手と対局して勝ったが面白くなく、技量が上の相手には勝てなく、どっちにしてもいきなりログアウトした。週明けの月曜日、敏和が「ネット将棋で見えない相手に『お願いします。』で始まって、勝負がついたところで『負けました。』て言い、終わりには『ありがとうございました。』と挨拶するんだ。目には見えない相手とどう向き合うかで、自分が試されている気がしてきて、きちんと挨拶できるようになったよ。」と話していた。
◯菊地教諭(2A担当)の思い、考えさせたいこと
・インターネット上の目に見えない相手であっても、自分の言動に責任をもつことの重要性に気付かせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・ネットでも現実でも誰とか関係なく一言いってからログアウトするのがいいと思う。責任をもって行動することがたいせつだと思った。
・ネット将棋を読んでみて学んだことは、悔しいときでもすぐ外に気持ちを出すのは良くないと思った。

9月11日 2A道徳①9月11日 2A道徳② 

 

 

 

 

 

 

1年SAB組「震災を乗り越えて-復活した郷土芸能-」
◯内容項目…C主として集団や社会との関わりに関すること-16郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度
◯内容の概略
※9月9日(月)1A道徳と同じです。
◯南部谷教諭(1SAB担当)の思い、考えさせたいこと
・題材を通して郷土によって育まれてきた伝統と文化のよさを理解し、郷土への誇りや愛情を持ち、郷土に対して主体的に関わろうとする気持ちをもたせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・いか踊りが楽しかったです。(3人とも同じ感想でした。)
※郷土である函館の港祭りがコロナ禍で中止になり、その後復活したことから、題材と関連付けて、授業の中で実際に「いか踊り」を踊りました。

9月11日 12SAB道徳①9月11日 12SAB道徳②