学校ブログ
2年生家庭科で研究授業を行いました。
昨日11月6日(水)に、2年生家庭科で菊地教諭が研究授業を行いました。内容は、災害への備えとしての非常食や災害食の大切さについて学ぶというものでした。実際に起こった東日本大震災などの時に、被災直後の食生活が困難だったことをもとに、いざというときのために保管しておく非常食と、日常的に消費して買い足すことを繰り返す災害食(ローリングストック法)について学習しました。授業の中では個人の意見をCanva(キャンバ)というアプリを使ってタブレットに入力し、全員で共有するICT活用の場面がありました。(右端の写真) 後半には実際に函館市で備蓄している非常食(サバイバルパン・下段中央の写真)を試食し、非常食について考えることができました。いざというときの食料を含めた備蓄について、これをご覧の皆さんも、今一度ご家庭の状況をご確認いただけると幸いです。
恵山文化祭に3年生が箏演奏で参加しました。(展示は全学年分)
先週11月2日(土)に行われた「第20回恵山文化祭・第5回恵山ふれあい福祉まつり」に、本校の3年生が箏の演奏で出演しました。当日は午後1時から芸能発表が始まり、つつじ保育園、えさん小学校に続く3番目の出演でした。本校の恵祭でも披露した、箏による「さくら さくら」の演奏を地域の皆さんにお聞き頂きました。大瀧さんが曲紹介をしたあと、箏の雅な音が会場に心地よく響きました。ステージ近くの観客の中には「さくら さくら」を口ずさんでいる方もいました。また、会場内には授業で取り組んだ美術や書道の作品も展示されていました。
生徒会主催ボランティア清掃を行いました。
昨日11月1日(金)の放課後に、生徒会主催による地域ボランティア清掃を行いました。生徒17名と教職員7名が3つのルート(下の写真)に分かれ、道端などに落ちているゴミを拾いました。多かったのはたばこの吸い殻や紙くずなど、燃やせるゴミでした。年に1回の取組ですが、生徒が主体となってキレイな地域作りに少しでも貢献できたらという思いで、今後も続けていきたいと思います。
テノール歌手・男山俊太郎さんを招いて音楽鑑賞会を行いました。
昨日10月31日(木)に、函館出身のテノール歌手・男山俊太郎さんを招いて音楽鑑賞会を行い、全校生徒と教職員が鑑賞しました。イタリアのカンツォーネ(1880年代末から1920年代に書かれ普及したイタリアの大衆歌曲)「カロ・ミオ・ベン」や「サンタ・ルチア」など4曲を、ノーマイクで体育館全体に響く素晴らしいテノールの声で披露していただきました。後半には恵祭の全校合唱で歌った「Story」を生徒と一緒に歌ってくれました。生徒会長の成田さんから普段の歌の練習方法や、喉の調子を持続する方法などについて質問があり、男山さんが実演を交えて丁寧に説明していました。※11月2日(土)に函館美術館で男山さんを含めた4人の若手演奏家のコンサートがあります→11月2日 函館美術館コンサート.pdf
道徳の授業の紹介(10月30日実施)
昨日の道徳は1,2年生が「思いやり」について、3年生が「自然愛護」についての内容でした。それぞれ内容と振り返りを紹介します。
1年A組「バスと赤ちゃん」
◯内容項目…B主として人との関わりに関すること-6思いやり、感謝
◯内容の概略
ギュウギュウ詰めのバスの中で、赤ちゃんの火のついたような鳴き声が聞こえた。停留所で泣いた赤ちゃんを抱いている若い女性が「降ります。」とお金を払おうとした。そのとき運転手が「目的地はここですか?」と聞くと「新宿までですが、子どもが泣くのでここで降ります。」と答えた。すると運転手はマイクで「皆さん!この若いお母さんは新宿まで行くのですが、赤ちゃんが泣いて、皆さんにご迷惑がかかるので、ここで降りると言っています。子どもは小さいときは泣きます。泣くのが仕事です。どうぞ皆さん、少しの時間、赤ちゃんとお母さんを一緒に乗せていってください。」といった。バスの乗客全員の拍手が返事となった。
◯菊地教諭(1A担当)の思い、考えさせたいこと
・「社会の思いやり」をテーマにした題材を通して、親切を周りの人につなげていく恩送りについて話し、中学生の自分にもできることがないか考えて行動することの大切さを伝えたい。
◯髙橋教諭(12SAB担当)の思い、考えさせたいこと
・困っている人がいたら、すぐに助けるといった「思いやり」のある行動をすることの大切さを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・思いやりは自分もいい気持ちになるし相手も良い気持ちになるし、親切は一人がすれば何人にも広がっていくんだよっていうことがわかりました。
2年A組「小さな工場の大きな仕事」
◯内容項目…B主として人との関わりに関すること-6思いやり、感謝
◯内容の概略
少女は毎日、大きなコンクールのために合唱部の練習が続き、帰りが遅かった。小さい町で、少女が帰る時間には商店も閉まっており人通りも少ない。ある日、少女がいつものように遅い夜道を急いでいると、小さなくだもの屋の店が開いていて、明々と灯がともっていた。その後もくだもの屋の明かりに守られながら、暗い夜道を帰った。コンクールが無事に終わり、少女はくだもの屋のことを忘れていた。その後、合唱部の友達が入院し、見舞いのくだものを買おうと、そのくだもの屋に入ろうとしたら、店の奥からコンクールの課題曲のハミングが聞こえた。そのおばさんが「毎日遅くまで大変ですねえ。毎晩いい声で歌って通っていたでしょう。若い娘さんが暗い夜道を帰るのは心細いと思って、せめて店の明かりだけでもつけて、歌の声が通り過ぎるのを合図に店をしめてたんですよ。」少女は深々と頭を下げた。くだものよりもなによりも、いちばんお見舞いになる土産話ができたと思った。
◯立花教諭(2A担当)の思い、考えさせたいこと
・日頃の生活の中で受けるさりげない思いやりに気付きながら、その善意や思いやりにどう返していくとよいか、どのような気持ちや行動が必要かを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・思いやりに気付くことは大切で、またそれにどう行動するかで相手の気持も自分の気持も良くなることがわかった。
3年A組「『川端(かばた)』のある暮らし」
○内容項目…D主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること-20自然愛護
○内容の概略
山に降った雨や雪解け水が伏流水となってコンコンと湧き出る滋賀県高島市新旭町の針江地区では各家で井戸を掘り、水路を張り巡らせた「川端(かばた)」と呼ばれる水場のインフラを整備してきた。年間を通じて約13度に保たれている水の利用は、環境にも優しい。これに関心を寄せた写真家の今森光彦さんが川端のことを紹介すると、瞬く間に評判が広がりテレビ番組も紹介された。そして全国からたくさんの人々が見学に訪れるようになった。地元の住民は「針江生水(はりえしょうず)の郷(さと)委員会」を立ち上げ、ボランティアでガイドをする活動を開始した。自ら受け入れ態勢を整えたおかげで、地元の人々側が故郷についていろいろ知るようになり、住民の意識も大きく変わった。
◯髙木教諭(3A担当)の思い、考えさせたいこと
・自然と共生する心構えや「自分たちが自然と共生していくためには、どんな心構えが必要だろうか」というテーマで、自然保護や環境保全について考えさせたい。恵山にも古くからある自然をどう大切にしていくかも考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・人間が自然と共生していくには、自然を破壊しないように環境保全に努めることが大切だとわかった。