2024年6月の記事一覧
各学年の総合的な学習の時間の様子です。
昨日11日(火)、全学年で総合的な学習の時間の授業が行われました。総合的な学習の時間は1年生は年間50時間、2・3年生は年間70時間あり、恵山中ではキャリア教育、防災教育(避難訓練)、恵山学などの内容について、年間計画に沿って授業を実施します。
1年生は7月9日(火)に実施予定の職場体験学習に向けての取組でした。今年度は恵山地区の3つの職場(つつじ保育園、うみまち食堂菜の花、東消防署日ノ浜出張所 ※敬称略)に受け入れていただくことになっています。1年生7名が3カ所の職場について、仕事のやりがいや大変だと思うことについて考えていました。
2年生は来週20日(木)~21日(金)に実施予定の宿泊研修へ向けての取組でした。函館市内で行う自主研修で訪問する予定の施設などについて、タブレットを使って調べていました。
3年生は進路についての学習でした。写真は過去のテストの点数を担任と確認している様子です。公立高校の入試で使われる「学力点(学力検査の点数)」と「学習点(成績の評定の合計、いわゆる内申点)」を判断するための相関表(下の写真)を使って、自分自身のランクを確認していました。公立高校入試については、生徒と保護者に向けた進路通信でも解説しています。(左のメニュー「学校からのお便り」の中の「進路通信」に載せています。)
第3回専門委員会と全校集会を行いました。
昨日10日(月)に全校生徒が生徒会執行部・代議員会・保体委員会・学習委員会に分かれて、5月1日の生徒総会から先週までの様々な活動について話し合いを行いました。生徒会活動は学習指導要領の中の特別活動に位置づけられ、本校では全校生徒がいずれかの委員会に所属して、全員体制で活動を行っています。今回の委員会では活動を始めて1か月間の反省事項や、今後に向けての確認について熱心に話し合いが行われました。私が勤務したこれまでの学校では、各委員会での話し合いで終わっていましたが、恵山中学校の生徒会活動の特徴は、各専門委員会での内容を全校集会で全員が共有する点です。自分が所属していない委員会の活動も知ることができるということで、まさに全校生徒による協働的な学びを行っているといえます。(全校生徒29名だからこそできるともいえますが・・・)
2年生家庭科+1年生昼休みの様子です。
先週5日(水)に、2年生家庭科で裁縫実習を行いました。「衣服の補修について学ぶ」という題材で、この日は下の左の写真にあります「まつり縫い」を実際にやっていました。布の表面に縫い目が出ないようにするため、全員、かなり慎重に糸と針を使って縫っていました。今回のまつり縫いの次はボタン付けを実習します。
下の右端の写真は1年生昼休みに、ALTのスティーブン先生が生徒と交流している(タブレットで◯ックマンに熱中している)様子です。「子供の頃、よくやっていたよ!」と楽しそうに交流していました。
学校にあるサラサドウダンが咲きました。
今日の4時間目に1年生の体育で長距離走の授業をやっていたので、写真を撮ろうとしたところ、校舎とグラウンドの間にある花木の中で1本だけあるサラサドウダンの花が咲いていました。恵山にもたくさん自生しているサラサドウダンについて調べてみました。
【サラサドウダンとは】北海道、近畿以東の本州及び四国に分布する落葉性のツツジ。深山の林縁に自生するが、5~7月に咲く花や秋の黄葉が美しく、庭木としても使われる。サラサドウダンという名は、花の模様を「更紗染め」に、葉柄や花柄の分岐の仕方を「灯台」に見立てたもの。
サラサドウダンは漢字で「更紗灯台」と書きます。本校の生徒会誌「燈臺(どうだん)」(下の右端の写真)は、恵山に根付くサラサドウダンと恵山灯台を由来としています。サラサドウダンの花言葉は「明るい未来」だそうです。本校の生徒の明るい未来を見据えて、美しい花を咲かせてくれています。
部活動地域移行についての情報提供
函館市では、昨年6月に「函館市学校部活動の地域連携・地域移行に関する協議会」が発足し、検討を進めています。このたび教育委員会から「函館市部活動地域移行通信」が届きましたので、お知らせします。推進イメージの図やQ&Aが掲載されていますので、ご覧ください。
通信はこちら→部活動地域移行通信_No.1.pdf
渡島教育局 義務教育指導監訪問について
年に1度、学校経営・運営のアドバイスのため、指導監が訪問することになっており、昨日、渡島教育局の五十嵐指導監と函館市教委の佐々木指導監が来校しました。校長、教頭からの説明と授業参観(5時間目の1年生保健体育、2年生英語、3年生家庭科)を行いました。それぞれの先生の熱心な授業の様子や、生徒が授業で積極的に発言している様子、体育で楽しそうにボール投げをしている様子、そして学校全体の和やかな雰囲気に対して、賞賛の言葉をいただきました。また、生徒と教職員にとってのウェルビーイング(多様な個人それぞれが幸せや生きがいを感じるとともに、幸せや豊かさを感じられる状態)向上などについて、さまざまなアドバイスをいただきました。
体育祭後の通常授業の様子です。
昨日まで紹介しました体育祭は、まさに恵山中学校の経営理念である「生徒一人ひとりを主役へ」を具体的に表した形で終えることができました。昨日と今日、生徒は体育祭の反省や作文で振り返りを行っています。また、玄関には大きな横断幕でテーマが掲げられ、サイネージ(電子看板)で保護者の皆様に撮影していただいた写真のスライドショーを映しています。
そして昨日から通常の日課で授業をする姿に戻っています。昨日の3年生技術の授業では、時計とタブレット端末を接続してプログラミングの学習をしていました。今日の2年生美術では、張り子づくりで新聞紙をたくさん重ねる作業を、1年生の総合的な学習の時間では、地域学習のオリエンテーションとして「恵山といえば何を思い浮かべますか」について、グーグルのジャムボードを使って発表していました。
第19回ECS体育祭(後半の部)
5月31日(金)に実施した体育祭の後半の部の紹介です。
休憩後の1つめの種目は運命走です。生徒会執行部が毎年内容を考えています。今年の運命走は①バスケットボールドリブルでスタートし、②1つめのカード(スタートへ戻る、そのまま走る、ボール運びをする、ピンポン球をハシで隣の器に入れる)のお題をこなし、③網をくぐり、④2つめのカード(出た番号の箱へ玉入れの球を2個入れる)のお題をこなし、⑤みのむし競争(大きな袋に両足を入れてジャンプして進む)、⑥3つめのカード(変装、スプーンでピンポン球運び、校長とじゃんけん等)をこなしてゴールするという内容です。カードのお題を一生懸命こなす姿が良かったです。
2つめはPTA種目「今夜はカレー」です。シートの上にあるジャガイモ、ニンジン、タマネギなどのカレーの具材を袋に入るだけ詰めてゴールを目指します。袋が破れると失格、3位まではカレールーがプレゼントされます。今年もたくさんの保護者の皆さんの参加をいただき、ありがとうございました。
次の五色綱引きは赤組と黄組がそれぞれ反対の位置からスタートし、5本の綱のうち3本を自分の陣地に引っ張ると勝ちです。1回戦は赤組の勝ち、2回戦は引き分け、その後両チームの代表がじゃんけんをして場所決めをし、3回戦は赤組がとり、結果は赤組の勝ちでした。昨年は一瞬で終わりましたが、今年は各チームが作戦を立て、見応えのある競技になりました。
最終種目は体育祭の花形・選抜リレーです。各チームから選ばれた4名ずつが迫力のあるリレー走を見せてくれました。この後、閉会式の準備をしている最中に、突然の激しい雨に見舞われました。急いで生徒を校舎内へ移動させ、保護者・地域の皆様にはお帰りいただきました。給食後に体育館で閉会式、表彰を行いました。最終結果は黄組の優勝、赤組の準優勝でした。全体を通して、生徒全員、競技も係活動も全力で取り組んでくれました。競技へ向けてがんばる姿勢、それを応援する姿勢はすばらしいものでした。文字通り「自他尊重」の精神が貫かれた体育祭となりました。
閉会式だけ残念でしたが、競技をすべて順調に実施でき、ご参観いただいた皆様にもたくさんの温かい応援・拍手をいただくことができました。あらためて、体育祭へのご理解、ご協力に対し、心より感謝申し上げます。