2024年12月の記事一覧
1年生の調理実習の様子です。
本HPの11月22日で2年生調理実習の様子を紹介しましたが、同じく災害食を作る1年生の調理実習が昨日行われました。作ったのは2年生と同じ「ポリ袋で炊きたてご飯」、「さば缶カレー」、「切干大根の和えもの」、「ポテチスープ」、「りんごの寒天ゼリー」の5品です。家庭科担当の菊地教諭の指導と、特別支援の南部谷教諭、立花教諭がサポートし、段取りよく手際よく調理を進めることができました。そして時間内で試食、片付けまできっちりと終えることができました。ただ、カレーに入っていた鯖とトマトが苦手なある生徒は、試食の際に必死にその2品をよけながら食べていたそうです。実際の災害の際は、たぶん好き嫌いをいっている場合ではないとは思いますが(笑)。
赤い羽根募金への募金の様子です。
本HPの左欄「お知らせ」にもあります通り、今週は生徒会執行部の呼びかけによる赤い羽根共同募金週間です。
赤い羽根共同募金とは・・・共同募金は、戦後間もない昭和22(1947)年に、市民が主体の民間運動として始まりました。当初、戦後復興の一助として、被災した福祉施設を中心に支援が行われ、その後、法律(現在の「社会福祉法」)に基づき、地域福祉の推進のために活用されてきました。社会の変化のなか、共同募金は、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を応援する、「じぶんの町を良くするしくみ。」として、取り組まれています。(赤い羽根共同募金HPより引用)
写真は、2日(月)の1年A組で生徒会執行部の小田さんの呼びかけ(左側の写真)に応じて、浜田さんが募金している(右側の写真)の様子です。明後日の6日(金)まで募金を行いますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
道徳の授業の紹介(12月2日実施)
昨日の道徳は、1年生が「旗」という題材で友情・信頼について、2年生が「ダショー・ニシオカ」、3年生が「本とペンで世界を変えよう」という題材で国際平和・国際貢献について考えました。
1年A組、12年SAB組「旗」
◯内容項目…B主として人との関わりに関すること-8友情、信頼
◯内容の概略
転校してきてまもなく交通事故にあい、1か月近く学校を休んでいる少女と同級生の友だちのお話。少女はある日ふと、どこかの商店が立てているらしいレモンいろの旗を見つけ、毎日、それをながめてさまざまな思いにふけっていた。ある日、友だちが少女の家に来て、クラスの旗を作るので縦15センチ、横15センチの小さいきれをもらいたいと言った。少女は窓の外を指さしてレモンいろの旗の話をした。友だちは「そういえば、あの旗…。」とつぶやいた。次の日、少女は赤いバラの花の縫いとりをした布を友だちに渡した。いよいよ明日から登校という日の朝、少女は窓を開けて思わず目をみはった。いつもの黄色い旗の代わりにひるがえっていたのは、まん中に赤いバラの布がある色とりどりのパッチワークの旗だった。次の日、少女はクラス全員の拍手に迎えられた。レモンいろの旗の商店の息子が同級生で、父親にクラス旗をかかげるようお願いしたことや、みんなで夢中になって旗を縫った話を聞いた。少女はこの町へ引っ越してきて良かったと、心から思った。
◯南部谷教諭(1A担当)が工夫したこと、考えさせたいこと
・工夫したことはICT活用(CANVA)とロールプレイで、ICTと対話のバランスに心がけた。相手の立場になって気持ちを考えること、人と励まし合えることの大切さについて考えさせたい。
○玉野教諭(12SAB担当)が工夫したこと、考えさせたいこと
・前回(同じクラスで)「家族とのつながり」について考え、今回は「友だちとのつながり」について考えさせた。友人と支え合うことで、自信をもつことができたり、楽しく学校へ通うことができたりするといった良さを考えさせたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・友達がいると1日が楽しくなる。
・友達が困っているとき不安なときに無理に助けるのではなくて、優しく接して助けたり寄り添ってあげたいなと思いました。
2年A組「ダショー・ニシオカ」
◯内容項目…C主として集団や社会との関わりに関すること-18国際理解、国際貢献
◯内容の概略
ブータンの農業指導に人生を捧げ、ブータンで「最高の人」を意味する称号「ダショー」を受けた西岡京冶さんのお話。高校教師だった西岡さんは1964年に農業指導でブータンへ赴任した。最初の勤務地のパロでは2年間の努力で軌道に乗ったが、次の焼き畑農業中心のシェムガンというへき地の開発は困難を極め、人々の反応は冷淡だった。西岡さんは小さな村々で「焼き畑を続けていても生活は良くならない。定住して水田を作り、家畜を飼い野菜を作れば暮らしは楽になる。私と一緒にやりませんか?」と話し合いをすること800回以上にのぼった。この努力の結果、シェムガンの人々は定住を選び、開発が一気に進んだ。ブータンで亡くなった西岡さんは国葬で弔われた。「彼は私たちと住み、私たちを助け、ともに生きてくれました。ダショー・ニシオカはブータンの人だったのです。」と参列していたパロの人はつぶやいた。
◯武内教諭(2A担当)が工夫したこと、考えさせたいこと
・国際協力において、一方的にやり方を押しつけるのではなく、相手の文化を理解しつつ、相互理解につなげることが大切だと気付くような投げかけや授業展開を工夫した。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・諦めずに頑張って受け入れてもらおうという姿勢や受け入れてもらえなくても逆にそっちの国を理解したり少しずつ歩み寄っていくことが大事だと思った。
・いろいろな世界の文化の事柄をよく知ることや、その国の大切にしていることもよく知ることが大切。
3年A組「本とペンで世界を変えよう」
◯内容項目…C主として集団や社会との関わりに関すること-18国際理解、国際貢献
◯内容の概略
2014年にノーベル平和賞を受賞したパキスタン出身のマララ・ユスフザイのお話。マララは父親が経営する女学校に通っていたが、9歳の頃に武装勢力が支配しはじめ、学校へ行けなくなった。11歳の時にイギリスの公共放送の依頼で現状をブログで発表したことが話題となり、2011年にパキスタン政府から国民平和賞を受賞し、のちに「マララ賞」と名付けられた。ところが2012年10月、マララは武装勢力に襲われ撃たれた。一時は命が危なかったが奇跡的に回復し、翌年7月に国際連合本部でのスピーチに招かれた。そこで有名な「(前略)本とペンを手に取り、全世界の無学、貧困、テロに立ち向かいましょう。それこそ私たちにとって最も強力な武器だからです。一人の子ども、一人の教師、一冊の本、そして一本のペンが、世界を変えられるのです。」というスピーチが行われた。このスピーチは世界中の人々の心を動かした。
◯髙橋教諭(3A担当)が工夫したこと、考えさせたいこと
・マララさんの国連本部のスピーチ動画を視聴し、世界平和に向けて自分に何ができるかを考えさせたい。
〇大和教諭(3SA担当)が工夫したこと、考えさせたいこと
・発問を3つに絞り、グーグルフォームで書きやすくした。マララという少女の思いや願いを知ることで、自分は、世界平和の第一歩として何ができるかを考えさせたかった。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・自分が小学生のときマララさんのような世界に影響を与える人がいたことと、何をしたか、自分たちは教育を受けれていることは当たり前ではないことに改めて気がついた。
・自分は世界平和の第一歩として、募金、ボランティアのゴミ拾いなどをしたい。
新人バドミントン大会の男子団体戦に出場しました。
昨日12月1日(日)に函館アリーナで行われた「第41回道南中学校新人バドミントン大会 団体戦」に本校のバドミントン部男子5名が出場しました。中学校の団体戦は2複1単のダブルス2つとシングルス1つで構成されていて、先に2勝した学校が勝利となります。第1ダブルス→シングルス→第2ダブルスという流れです。恵山中の対戦相手は巴中で、第1ダブルスは小田・𠮷崎ペア(左側の写真)、シングルスは岩村キャプテン(中央の写真)、第2ダブルスは井上・浜田ペア(右端の写真)というオーダーでした。校長は所用で残念ながら観戦できませんでしたが、試合を見た教頭のコメントです。→「1年生は4人ともダブルス初出場で惜敗しましたが、要所要所に息の合ったコンビプレーが見られました。シングルスの岩村さんは随所に力強いスマッシュを見せて果敢に攻め1セット目をとりましたが、1-2で惜敗しました。」
休日の大会参加にもかかわらず応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、大会に帯同してサポートや応援をしてくれた女子部員の皆さん、本当にありがとうございました。次回の大会へ向けて、今回の反省を活かして練習を頑張りましょう。