2024年9月の記事一覧
恵祭の意見発表コンクールについて
27日(金)の恵祭の中で意見発表コンクールを行いました。各学年から学級予選で1名ずつ選ばれた代表3名が、当日にステージで自分の意見を発表しました。最優秀賞は3年の豊澤哲平さんでした。今回は豊澤さんの意見発表文「感謝を大切に」の全文を紹介します。感謝することの意義や大切さが、とても良く伝わる文章です。
「感謝を大切に」 3年 豊澤 哲平
感謝の気持ちは、私たちの生活において非常に大切な要素です。感謝することは、他人との関係を深め、私たち自身の心の健康を保つために不可欠です。私たちはしばしば、当たり前のことや身近な人々に対して感謝の気持ちを忘れがちですが、感謝の気持ちを持つことで得られる恩恵は計り知れないと思います。
まず、感謝の気持ちは人間関係を豊かにします。例えば、友達や家族が助けてくれたときに「ありがとう」と伝えることは、その関係を強化し、より深い信頼と絆を築く手助けになります。私自身も、友達に、感謝の気持ちを示さないと、相手は自分の努力が認められていないと感じ、関係が疎遠になることもあります。感謝の言葉や行動は、関係の潤滑油となり、相手に対して尊敬と配慮を示すものです。
さらに、感謝の気持ちは私たち自身の心の健康に良い影響を与えます。感謝することで、ポジティブな感情が生まれ、ストレスや不安を軽減する効果があります。日々の小さなことに感謝する習慣を持つことで、私たちは物事を前向きに捉えることができ、より幸福感を感じやすくなります。たとえば、朝の通勤時に美しい景色を見たり、友達と楽しい時間を過ごしたりすることに感謝することで、日常生活がより豊かに感じられます。
また、感謝の気持ちは社会全体にも良い影響を与えます。感謝を表すことで、社会的な絆が強まり、共感や助け合いの精神が育まれます。私たちが感謝の気持ちを持ち続けることで、他人にもその価値を伝え、より良い社会を築くことができると思います。
例えば私は学校生活では、図書の仕事で褒められたり、家では店の手伝いで、ありがとうと言われてすごく嬉しかったので、感謝は生きていく中で大切だと実感しました。
結論、感謝の気持ちは私たちの生活を豊かにし、人間関係を深め、心の健康を促進する重要な要素です。私たちは日々の中で感謝の気持ちを忘れず、周囲の人々に対しても感謝の意を示していくべきです。その結果、より充実した幸せな生活を送ることができると思いました。
第20回ECS(恵山中コミュニティ・スクール)恵祭(文化祭)を開催しました
本日、恵祭を開催し、生徒が日頃の学習の成果と数ヶ月間準備してきた発表を披露しました。ご多用の中、生徒の応援にお越しいただいたご来賓、保護者、地域の皆様に心より感謝申し上げます。皆様の温かいご声援のもと、生徒全員が練習の成果を十二分に発揮することができました。本当にありがとうございました。
恵祭の様子をプログラム順に簡単に紹介します。
①開会セレモニーでは生徒会3名が考えた、TV番組「情熱大陸」の構成をベースとして松本生徒会長、岩村副会長、校長が出演したビデオ(撮影は成田書記)を放映しました。内容がとても凝ったものでした。
②意見発表コンクールでは1年の小田さん、2年の成田さん、3年の豊澤さんが、それぞれ「僕たちにできること(環境問題)」、「今、できること(世界の教育、貧困等の問題)」、「感謝を大切に(感謝と人間関係、社会的な絆など)」と題して、自分の考えを堂々と述べてくれました。
③英語発表では3年の大瀧さん(函館市中学校英語暗唱大会出場)、曲戸さん、泉さんが「A Mother's Lullaby」を分担して、原稿を見ずに暗唱で発表しました。英語の発音で抑揚つけて感情のこもった発表でした。
④総合的な学習発表では、1年生は職業体験、2年生は宿泊研修、3年生は修学旅行の内容を、プレゼンのようにまとめ、聞き手にわかりやすく発表しました。
⑤音楽発表は、3年生が音楽の授業で取り組んだ「箏(琴)」で「さくら さくら」の演奏を披露してくれました。5回繰り返す中で、独奏、二重奏、合奏などを組み合わせて演奏しました。
⑥全校合唱はAIの「Story」を全員で歌いました。ソプラノ、アルト、男声の3部合唱で、体育館に響く歌声を披露してくれました。
⑦閉会セレモニーは表彰、校長挨拶の後、準備の様子をBGM付のスライドで映し、これまでの練習や準備の様子を振り返りました。
自分の出番だけでなく、放送や照明などの係活動、前日と当日の全員での準備と後片付けなど、文字通り「生徒が主体となった」恵祭を無事に終えることができました。来賓、保護者の皆様からもお褒めの言葉をいただきました。
第20回ECS(恵山中コミュニティ・スクール)恵祭(文化祭)へ向けて④(総練習)
明日の恵祭へ向けた最終調整としての総練習を、昨日の午前中に行いました。全校生徒29名全員が発表者と裏方の係を兼ねているため、発表の準備や後片付け、発表と発表の間の動きなども含めて、通しのリハーサルで様々なことを確認しました。明日は、ここ数ヶ月の準備の成果を、ぜひ保護者や地域の皆さんにご覧いただきたいと思っております。
第20回ECS(恵山中コミュニティ・スクール)恵祭(文化祭)へ向けて③(係打ち合わせ)
今週末に迫った恵祭へ向け、先週20日(金)に係打ち合わせを行いました。生徒会活動と同様に、恵祭でも全校生徒が各種発表と同時進行で係活動に取り組みます。20日の6時間目に全員が体育館に集まり、生徒会執行部、代議員、放送係、学習委員、保体委員に分かれ、下の写真にあるように、物品の準備やリハーサルを行いました。いつも感心することですが、生徒全員が自分の役割をしっかりこなす姿が毎回見られます。お互いに支え合って物事を進める「支持的風土」が身についている表れですね。
2年生国語で研究授業を行いました。+学校運営協議会を開催しました。
昨日9月19日(木)に2年生国語で髙橋教諭が研究授業を行いました。7月22日の1年生理科に続き第2弾です。ここ数時間の授業で新しく導入したCanva(キャンバ)というアプリを使い、夏休みの思い出を新聞にまとめてきました。昨日は個々で作成した新聞をPadlet(パドレット)というアプリに貼り付けて、クラスメイトの新聞を「コメント機能」で評価し合い、さらにグループで良いところと改善点について話し合い発表しました。それぞれの個性的な新聞について、的確なコメント、良いところ、改善点が出されていて感心しました。
また、昨夜、第2回目の学校運営協議会(ECS=恵山中学校コミュニティ・スクール)を開催し、地域や学校関係者の方々にお集まりいただきました。4月の1回目では今年度の学校経営方針についてご協議いただきましたが、昨日の2回目では9月までの前期の教育活動について、様々なご意見をいただきました。特に5月に実施された全国学力学習状況調査の結果と、7月に実施した生徒および保護者アンケートの結果から本校の現状などについて話し合いを行いました。また、学校運営協議会が主催する、10月3日の「恵山登山(恵山学)」について、登山の行程、ガイド、安全確保などの具体的な検討を行いました。第3回目は2月に学校評価などを含めた1年間の教育活動のまとめについて、ご協議いただく予定です。