恵山火山噴火総合防災訓練で本校が避難所に
11月18日(火)に恵山を含む函館市では初となる火山噴火総合防災訓練が行われました。今回の訓練は北海道、渡島総合振興局、気象台、海上保安庁、陸上・海上自衛隊、警察、消防、そして函館市が参加する大規模なものでした。災害対策本部訓練、避難者陸上・海上輸送訓練など11の訓練が行われ、本校はその中の避難所開設・運営訓練に校舎を提供し全生徒と教職員が避難所運営スタッフとして参加しました。避難前の準備では、函館市災害対策課の職員と防災士の指導で段ボールベッドや簡易トイレの組立、マット・椅子・机・受付の設置などを全員で行いました。防災無線の避難放送で続々と地域住民が来校し、生徒は避難民の受付、誘導、物品配付、ベットやトイレの体験など運営スタッフとしてきびきびと動いてくれました。視察で来校した平出道議会議員からは「(生徒は事前に今日のための練習を一切していないと聞いて)自分たちで考えて動くことができていて、とても素晴らしい生徒たちですね。」とお褒めの言葉をいただきました。北海道危機対策課の職員によると、179年前(1846年)の11月18日に恵山が噴火して発生した泥流で麓の住民多数が犠牲になるできごとがあったそうで、その日にちなんで訓練を設定したとのことでした。訓練の模様を伝えた夕方のTVニュースではインタビューを受けた3年生の成田さん、二本柳さんの映像も流れていました。