学校ブログ
1A道徳の授業の紹介(9月9日実施)
今週の道徳は、時間割の都合で9日(月)~11日(水)にかけて行われています。昨日9日(月)は1年A組で授業がありました。郷土芸能に関わる内容で、題材にある郷土芸能のビデオを見たり、恵山地区の神社祭で行われている松前神楽と関連付けて、郷土の伝統について考えました。
9月9日(月)
1年A組「震災を乗り越えて-復活した郷土芸能-」
◯内容項目…C主として集団や社会との関わりに関すること-16郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度
◯内容の概略
岩手県宮古市津軽石地区の津軽石中学校で、30年以上続いていた「法(のり)の脇鹿踊(わきししおど)り」などの郷土芸能発表が、東日本大震災で途切れていた。2012年に生徒会長が郷土芸能発表の復活させたいと動き出した。ただし演奏や踊りに欠かせない鹿頭(ししがしら)や衣装を一から作らなければならず、とても苦労した。それでも伝統を受け継ぐため、生徒は心を一つにして保存会の協力を得ながら制作や練習に取り組んだ。そして発表本番は多くの地域の人たちが見守る中、大成功に終わった。震災を乗り越え、手作りで受け継がれる郷土芸能。そこには保存会や地域の人々、そして津軽石中学校の生徒たちの情熱があった。
◯大和教諭(1A担当)の思い、考えさせたいこと
・地域に根ざしている郷土芸能は、誰が守っていくのかを考えさせたい。恵山には松前神楽が受け継がれているが、自分たちの関わりを見直させたい。
◯生徒の考え、感想(一部の抜粋です)
・伝統芸能を大事にして、1年できなかったら復活させる心がとてもいいなと思いました。
・自分の地域の郷土芸能をこれからも大切にしたい。